村山仁志のレビュー一覧
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2023年49冊目。
今回はラジオ局のお仕事話より幽霊話が濃厚で…ラストはなかなかの恐怖だった。
陽一はこの先どうなるのか?怖かったけど続編が早く読みたい一冊。Posted by ブクログ -
去年買ってはいたものの、クリスマス時期に読みたかったので温めていた本。
赤いマフラーの少女の正体、というより、彼女の母親に関わる謎が、こちらの予想より一ひねりあって驚かされた。
不器用な家族の愛を感じた作品。
アナウンサーさんが書かれている話なので、先輩たちの助言や仕事ぶりにリアルさと説得力があっ...続きを読むPosted by ブクログ -
全体的になんとなく流れは見えた…
最初は良かったけど長かったのと、終始死神の設定が薄いような…小説の題名にもなってるし、もっとなんか怒涛の駆け引き的なものがあるのかと思ったら300日始まってあっという間に後数日…ってなってびっくり。
感動シーンも泣かせようとしてるのが感じられて逆に泣けない感じに。
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冒頭の書き出しには興味をそそられ、設定は面白いと思った。
主要登場人物も魅力的。
しかし後半の展開は、それらの設定やキャラを生かし切れていないように感じた。
タイトルも、そこが主題なのかな?とちょっと疑問符。
各キャラが登場する続編やスピンオフが読んでみたいです。Posted by ブクログ -
読み始めて直ぐに あれれ?
って感じで見覚えのある登場人物の名前がチラホラ。
「午前0時のラジオ局」シリーズ?のスピンオフだと解って、そこで作品の評価が確定してしまった。
内容に付いては「聴かせられませ〜ん」Voice:村山仁志
て事で。 -
確執のある姉妹の姉や、死んだことに気付いていない受験生の女の子、結核で幽閉されたまま亡くなったハーフの女の子等の幽霊たちや、洋二郎ラジオ局長が出会う小さな侍、幽霊Dの陽一が生前に外国行きを勧めた世界的ギタリストの内蔵助のエピソード、先走って企画を立て怒られるけれど悪いとは語られない桂の若さが印象的。Posted by ブクログ
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夜回り先生とデザイナー志望のオネエな少年や、佳澄の中にいる、いつの間にか皆と一緒に遊んでいる誰も知らない子が、ラジオを挟みつつ語られる。ラジオの応酬が軽くて今更だけれど乗り切れなかったから、優と佳澄が海に行ったりの各話にほっとした。イルミネーションの綺麗な家の顔だけの幽霊や、ダークな死神が新鮮。Posted by ブクログ
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幽霊の拠り所でもあるラジオ局に集う心優しき人々の織りなす癒しの物語.連作短編6話.何か未練があってこの世をさまよっている幽霊達が納得してあの世に行くところは,なかなかほろりとさせられる.Posted by ブクログ
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白砂の村山仁志は村山早紀の弟.僕の友達の知人.で読んでみた.主人公は駆け出しのアナウンサーで深夜ラジオのDJをやっている.このプロデューサーはイケメンの地縛霊で番組にはあの世からのお便りも届く.そんなリスナーの悩みを解決していく.Posted by ブクログ
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タイトルと内容がアンマッチなのは別にして、面白い一冊でした。一番驚いたのは物語のとこではなく、あとがきで著者が作家村山早紀の弟だと披露したとこ。才能って遺伝するんですね。
あらすじ(背表紙より)
もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!?彼女がまさにそうだった。どうやら...続きを読むPosted by ブクログ -
お気に入りの作家さん。
いつものシリーズではないけれど、買ってみました。
職業柄、ヒトの生死が関わる話は「娯楽」にはなりえない。
テレビも映画も本も、生死が話の本筋に関わると急激に興味がなくなる。
私は本に、娯楽を求めています。
なので、評価は辛口です。
それでも、このお話は、優しさが溢...続きを読むPosted by ブクログ -
幽霊からFAXの届く不思議なラジオ番組を描くシリーズ3作目。MCの二人が少しずつ変化していくのが楽しめる一冊。今後どう変化していくのか、そしてラジオ局含めどうなっていくのか、今後が楽しみです。Posted by ブクログ
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このシリーズの前作での伏線の張り方からして、本作が寧ろこのシリーズでのメインなのだろうと思った。
幽霊が見えるファンタジー系小説だけど、今回の方が前作より本シリーズの特徴を強く打ち出してきて、恋愛色強めでホラー色も少し強くなっている。別にホラーと言うほど怖くはないけど。
恋愛色が強くなってきたのと、...続きを読むPosted by ブクログ -
【収録作品】第一話 夏服の少女/第二話 恋する気持ち/第三話 リアル・ロック・ブルース/第四話 小さい侍/第五話 水曜日の古井戸さん/第六話 妄執Posted by ブクログ