村山仁志のレビュー一覧

  • 午前0時のラジオ局

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    テレビだと耳障りに感じるときがあるけれど、ラジオだとそれが少ない
    おまけに情報量は多いのに、テレビより聞きそびれることが少ない気もする(ぼーっとしてれば聞きそびれるのは変わらないけどw
    “聞くこと”に特化して、そのための工夫がされているからだと思う
    その分、人にやさしい気もする

    今日と明日の境目の時に始まるラジオの声は、夜のしじまにしみわたり、世界にやさしい奇跡をおこす

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    2014年09月29日
  • 午前0時のラジオ局

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    反則!反則反則反則!! 外で読んじゃったじゃん! 泣きそうじゃん!!
    勝手な個人的配分予想としては、村山さんがいつもの軽妙な語り口で、自分の職場をモデルにして新人アナウンサーの奮闘を描いて、まぁ最後にちょっとほろりがあるかな?くらいのつもりだったのです。
    が!
    泣く泣く泣く。もうダメ。全話泣かせるってどーゆーつもりよ!
    あ、村山仁志氏は、長崎放送のアナウンサー、この春までやってた『きかせられないラジオ』のパーソナリティだった人です。きかラジロスが大変よw
    まだPodcastで聴けるんじゃないかな。ときどき聴いてます。
    これ、ドラマにならないかなぁ。そして続編希望。

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    2014年09月26日
  • 午前0時のラジオ局

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    はじめて見る作家さん。たまたま手にとった本。


    最後は少し無理矢理感があったけど、良いテンポで面白いお話。
    何より、
    主人公の名前が優
    サブメインキャラの名前が陽一
    …って所でツボにはまりましたw

    続編出ないかなー?
    その後も興味あるなー。

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    2014年07月13日
  • 午前0時のラジオ局 満月のSAGA

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    ネタバレ

    【収録作品】
    プロローグ
    第一章 怪談ラジオ局
    第二章 突然の生放送
    第三章 真夜中に鳴く
    第四章 陽一とアンジェリカ
    第五章 八月十五日
    第六章 帰らざる日々
    第七章 進みゆく明日
    エピローグ

    恋人が亡くなった後生き延びた青年の後悔と再生。

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    2025年05月20日
  • 星空のオンエア 午前0時のラジオ局

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    途中の描写は結構怖かったけれど、徐々に陽一や佳澄の背景が見えてきて一気に読んでしまう。
    かなり色々な背景があるので、舞台前にちゃんと一通り予習するという判断は正しかったかな。いよいよ次は舞台の原作!

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    2025年05月18日
  • 事件記者・星乃さやかの涙

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    【収録作品】
    プロローグ
    第一章 電話の声
    第二章 暁の魔王
    第三章 蝶の軌跡
    エピローグ

    「午前三時のラジオ局」シリーズのスピンオフ。幽霊はなし。
    振り込め詐欺のような話、連続放火事件、そして全体を貫く大麻事件。

    真相は想像が付くが、大家の澄子、女子高生の茜のキャラが楽しい。

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    2025年04月25日
  • 午前0時のラジオ局 満月のSAGA

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    来月から博品館劇場で上演される舞台版を観劇する予定があるので読みました。1作目の古い洋館のようなラジオ局から、舞台は佐賀の駅前にある新しいラジオ局に変わっていましたが、今作も心があたたまるファンタジー小説でした。特攻隊の少年や事故で亡くなってしまった恋人の話などを読み、今生きているということを大切にしたいなあとあらためて思いました。10代くらいの若者に薦めたいかも。もうちょっと詳しく知りたい描写(蓮池陽一さんまわり)もあったので、シリーズの読んでない作品も読みたいです。

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    2025年04月22日
  • 午前0時のラジオ局

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    ネタバレ

    舞台を観に行くにあたって原作本も読みました。
    読みやすくて心が温まるファンタジー小説。

    大人よりも10代とかフレッシュな人に薦めたいかもしれないです。自分は捻くれたAM深夜ラジオリスナーなので「FMって深夜でもこんなに番組が明るいの?!」と変に斜めに読んでしまいました(笑)

    作者が現役のラジオアナウンサーなのでラジオ局事情がリアルで面白かった。良い意味でも悪い意味でも”良い話”すぎるかなあと少し思いました。

    ちなみに、博品館劇場にて舞台『午前0時のラジオ局』を観劇しましたが、原作の雰囲気がそのまま舞台になったようなハートフルな作品でした。続編の小説も舞台化されるようなので楽しみです。

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    2025年04月18日
  • 事件記者・星乃さやかの涙

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    あの世のリスナーも聴いている
    午前0時のラジオ局のシリーズ
    スピンオフ小説です。

    たしか本編にちょこっと顔を出してた
    報道記者さんだったと思うけど…。
    まぁ、これ単体で楽しめるようには
    できてますしね。

    社会人になってすぐ
    恋人を失くしている星乃さやかは
    ある日、振り込め詐欺を防いだことから
    数珠つなぎのように
    連続放火事件や大麻事件に関わることになる。
    記者として追い求めた真実の先には
    死んだ恋人の影が。

    星乃さんのキャラ造形に
    ちょっと二面性があってとまどうけど
    物語は、やっぱり私好みでした!

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    2025年04月08日
  • 午前0時のラジオ局 満月のSAGA

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    あの世のリスナーも聴いている
    午前0時のラジオ局
    大好きなシリーズの新作が出ました!
    佐賀新聞に連載していたから
    「SAGA」で佐賀支局の物語なのね。

    恋人を亡くしたショックから少し立ち直り
    就活に頑張っている大学生・昇太は
    ある夜、駅前のラジオブースで
    突然オンエアを始めた少女DJ・アンジェと
    ディレクター陽一にラジオブースへ引き込まれ
    ゲスト出演することになるのだが…。

    昇太とアンジェの話を中心に
    他にもこのイレギュラーな真夜中ラジオに
    関わる視聴者の心を癒す短編集。
    昇太は知らないけれど
    シリーズ読者のこちらは
    陽一がこの世の人ではないことも
    お便りがあの世から届いていることも
    知っ

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    2025年04月08日
  • 星空のオンエア 午前0時のラジオ局

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    あの世のリスナーも聴いている
    午前0時のラジオ局、第3弾。

    今回は優の先輩が憑依されちゃったり
    佳澄の過去が垣間見えたりと
    不穏な空気が漂いますが
    このふたりのことを大好きな
    たくさんの周りの人(と人外の方々)が
    陰に日向に力を貸してくれます。

    ひょんなことから読み始めたけど
    いつも読後感がふんわり温かい
    良いシリーズに出会えました。
    これで刊行に追いついちゃったから
    ちょっと残念〜。

    長崎放送で2015年の12月
    本当に特別版をオンエアしたそうです。
    聴いてみたい…。

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    2025年04月08日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    あの世のリスナーも聴いている
    午前0時のラジオ局、第2弾です。

    幽霊ディレクター・陽一と
    シャイな少女・佳澄のふたりとの
    深夜ラジオにも慣れてきた優。
    最近は街で声をかけられたりも。
    信号待ちの交差点で手を振ってくれた
    涼しげな夏の制服姿の少女。
    しかし、次に出逢ったときには
    「人殺し」と睨みつけてきた。
    いったいどういうことなのか?

    他には、自分が死んでしまったことに
    気がついていない片想い少女と
    あこがれの先輩とのお話や
    ラジオ局に残っていた「怨念」との
    苦しく哀しい闘いなど。
    あ、美少年の小さい侍の話も
    ほんわか可愛かった!

    幽霊と「周波数が合う」って
    舞台がラジオ局だけに言い得て

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    2025年04月08日
  • 午前0時のラジオ局

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    ラジオ局に配属された
    新人アナウンサーの鴨川優は
    いきなり深夜帯の新番組担当になり
    妙に陽気なディレクター・陽一と
    マイクの前では饒舌になる
    シャイな少女・佳澄のふたりとともに
    準備をすすめてきた。
    そして本番当日、不思議な出来事が
    彼らの身に降りかかり…。

    ほっこり〜(*´∀`*)
    実はこのラジオ局〝スポット〟に建っていて
    番組を聞いた〝あの世〟のリスナーが
    お便りを送ってくれる。
    それをもとに物語が展開していく
    連続短編集です。

    それに何より実は
    陽一自身もラジオ局の地縛霊なの。
    もともと本当に働いてたんだけど
    訳あってずっと番組を作り続けてる。
    めっちゃ実体感のある幽霊で
    局内から出

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    2025年04月08日
  • 星空のオンエア 午前0時のラジオ局

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    2023年50冊目。
    第一話は幽霊の色がまったくなく、アレ?と思っていたらやっぱり幽霊はしっかりと出てきた。そうだよね。
    ラジオとタイトルになければ手に取らなかった。なぜならば怖い話が苦手だから。
    甘酸っぱい恋の話だったのにがっつり幽霊にもっていかれる。今までに経験したことがない読書体験が出来た一冊。

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    2023年11月05日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    2023年49冊目。
    今回はラジオ局のお仕事話より幽霊話が濃厚で…ラストはなかなかの恐怖だった。
    陽一はこの先どうなるのか?怖かったけど続編が早く読みたい一冊。

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    2023年11月03日
  • 午前0時のラジオ局

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    ネタバレ

    推しがこちらを原作にした舞台をすることになり、存在を知った作品

    久々にラノベ(厳密にいうとラノベじゃない)的な小説で、さくさく読めた
    いろいろとまだ伏線(佳澄の正体、優と佳澄とあおいの関係、陽一の目的2などなど)があるので続くのも納得

    どんな舞台だったのか気になる

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    2023年08月03日
  • 魔法の声 ~長崎東山手放送局浪漫~

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    ネタバレ

    去年買ってはいたものの、クリスマス時期に読みたかったので温めていた本。
    赤いマフラーの少女の正体、というより、彼女の母親に関わる謎が、こちらの予想より一ひねりあって驚かされた。
    不器用な家族の愛を感じた作品。

    アナウンサーさんが書かれている話なので、先輩たちの助言や仕事ぶりにリアルさと説得力があった。
    これからアナウンサーを目指す人にはありがたい情報だったと思う。
    特に努力型の門脇アナは非常に参考になるはず。
    努力に努力を重ねて「魔法の声」を手にした人だから。
    本編で顔ぼこぼこにされていたけど。
    顔出しアナウンサーさんなのにいいのだろうか。
    相手がヤのつく自由業の方たちだったから、致し方ない

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    2021年12月28日
  • アゲイン~私と死神の300日~

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    全体的になんとなく流れは見えた…
    最初は良かったけど長かったのと、終始死神の設定が薄いような…小説の題名にもなってるし、もっとなんか怒涛の駆け引き的なものがあるのかと思ったら300日始まってあっという間に後数日…ってなってびっくり。
    感動シーンも泣かせようとしてるのが感じられて逆に泣けない感じに。
    ハッピーエンドにしたいがために最後の最後でそうなるんだ…?という感じ。
    なんか全体的に惜しい感じに…でも続きがすごい気になった文の書き方だったから1日で一気読み!

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    2021年07月26日
  • 魔法の声 ~長崎東山手放送局浪漫~

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    冒頭の書き出しには興味をそそられ、設定は面白いと思った。
    主要登場人物も魅力的。
    しかし後半の展開は、それらの設定やキャラを生かし切れていないように感じた。
    タイトルも、そこが主題なのかな?とちょっと疑問符。
    各キャラが登場する続編やスピンオフが読んでみたいです。

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    2021年03月24日
  • 事件記者・星乃さやかの涙

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    やっぱりスピンオフだった

    読み始めて直ぐに あれれ? 
    って感じで見覚えのある登場人物の名前がチラホラ。
    「午前0時のラジオ局」シリーズ?のスピンオフだと解って、そこで作品の評価が確定してしまった。
    内容に付いては「聴かせられませ〜ん」Voice:村山仁志 
    て事で。

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    2020年10月26日