村山仁志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
反則!反則反則反則!! 外で読んじゃったじゃん! 泣きそうじゃん!!
勝手な個人的配分予想としては、村山さんがいつもの軽妙な語り口で、自分の職場をモデルにして新人アナウンサーの奮闘を描いて、まぁ最後にちょっとほろりがあるかな?くらいのつもりだったのです。
が!
泣く泣く泣く。もうダメ。全話泣かせるってどーゆーつもりよ!
あ、村山仁志氏は、長崎放送のアナウンサー、この春までやってた『きかせられないラジオ』のパーソナリティだった人です。きかラジロスが大変よw
まだPodcastで聴けるんじゃないかな。ときどき聴いてます。
これ、ドラマにならないかなぁ。そして続編希望。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ舞台を観に行くにあたって原作本も読みました。
読みやすくて心が温まるファンタジー小説。
大人よりも10代とかフレッシュな人に薦めたいかもしれないです。自分は捻くれたAM深夜ラジオリスナーなので「FMって深夜でもこんなに番組が明るいの?!」と変に斜めに読んでしまいました(笑)
作者が現役のラジオアナウンサーなのでラジオ局事情がリアルで面白かった。良い意味でも悪い意味でも”良い話”すぎるかなあと少し思いました。
ちなみに、博品館劇場にて舞台『午前0時のラジオ局』を観劇しましたが、原作の雰囲気がそのまま舞台になったようなハートフルな作品でした。続編の小説も舞台化されるようなので楽しみです。 -
Posted by ブクログ
あの世のリスナーも聴いている
午前0時のラジオ局
大好きなシリーズの新作が出ました!
佐賀新聞に連載していたから
「SAGA」で佐賀支局の物語なのね。
恋人を亡くしたショックから少し立ち直り
就活に頑張っている大学生・昇太は
ある夜、駅前のラジオブースで
突然オンエアを始めた少女DJ・アンジェと
ディレクター陽一にラジオブースへ引き込まれ
ゲスト出演することになるのだが…。
昇太とアンジェの話を中心に
他にもこのイレギュラーな真夜中ラジオに
関わる視聴者の心を癒す短編集。
昇太は知らないけれど
シリーズ読者のこちらは
陽一がこの世の人ではないことも
お便りがあの世から届いていることも
知っ -
Posted by ブクログ
あの世のリスナーも聴いている
午前0時のラジオ局、第2弾です。
幽霊ディレクター・陽一と
シャイな少女・佳澄のふたりとの
深夜ラジオにも慣れてきた優。
最近は街で声をかけられたりも。
信号待ちの交差点で手を振ってくれた
涼しげな夏の制服姿の少女。
しかし、次に出逢ったときには
「人殺し」と睨みつけてきた。
いったいどういうことなのか?
他には、自分が死んでしまったことに
気がついていない片想い少女と
あこがれの先輩とのお話や
ラジオ局に残っていた「怨念」との
苦しく哀しい闘いなど。
あ、美少年の小さい侍の話も
ほんわか可愛かった!
幽霊と「周波数が合う」って
舞台がラジオ局だけに言い得て -
Posted by ブクログ
ラジオ局に配属された
新人アナウンサーの鴨川優は
いきなり深夜帯の新番組担当になり
妙に陽気なディレクター・陽一と
マイクの前では饒舌になる
シャイな少女・佳澄のふたりとともに
準備をすすめてきた。
そして本番当日、不思議な出来事が
彼らの身に降りかかり…。
ほっこり〜(*´∀`*)
実はこのラジオ局〝スポット〟に建っていて
番組を聞いた〝あの世〟のリスナーが
お便りを送ってくれる。
それをもとに物語が展開していく
連続短編集です。
それに何より実は
陽一自身もラジオ局の地縛霊なの。
もともと本当に働いてたんだけど
訳あってずっと番組を作り続けてる。
めっちゃ実体感のある幽霊で
局内から出 -
Posted by ブクログ
ネタバレ去年買ってはいたものの、クリスマス時期に読みたかったので温めていた本。
赤いマフラーの少女の正体、というより、彼女の母親に関わる謎が、こちらの予想より一ひねりあって驚かされた。
不器用な家族の愛を感じた作品。
アナウンサーさんが書かれている話なので、先輩たちの助言や仕事ぶりにリアルさと説得力があった。
これからアナウンサーを目指す人にはありがたい情報だったと思う。
特に努力型の門脇アナは非常に参考になるはず。
努力に努力を重ねて「魔法の声」を手にした人だから。
本編で顔ぼこぼこにされていたけど。
顔出しアナウンサーさんなのにいいのだろうか。
相手がヤのつく自由業の方たちだったから、致し方ない -
購入済み
やっぱりスピンオフだった
読み始めて直ぐに あれれ?
って感じで見覚えのある登場人物の名前がチラホラ。
「午前0時のラジオ局」シリーズ?のスピンオフだと解って、そこで作品の評価が確定してしまった。
内容に付いては「聴かせられませ〜ん」Voice:村山仁志
て事で。