【感想・ネタバレ】午前0時のラジオ局 満月のSAGAのレビュー

あらすじ

2025年4~5月、東京・佐賀で舞台化決定! ある真夜中、亡き恋人との思い出を引きずる佐賀大生・昇太の目の前で、とっくに放送時間を終えたはずの駅前ラジオ局に明かりが灯る。鮮やかな青い髪のパーソナリティがガラスの奥から放った「今夜のゲストは、キミだっ!」のひと声に導かれ、昇太は「霊界ファックス」が届く不思議なラジオに、演者として参加することに――。ラジオが起こす優しい奇跡を現役アナウンサーが描く人気シリーズ、舞台は佐賀へ。文庫オリジナル。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中盤、終盤からの展開が予想していたものとは違い、とても驚かされました。特に印象に残っているのは花音ちゃんが言っていた「生き物は生きるために産まれる、なのに自殺というのは自分を殺すという罪深いことなんだ」というセリフ(意訳)です。主人公は神風特攻隊の少年(おじいさん)や花音の説得によって生きていく覚悟をするのですが、なぜ自分たちが生きなければならないのか、という漠然とした問に対しての部分的な答えなのではないかなと思いました。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

想像していなかったラスト。舞台版はオリジナルの設定とも書いてあったけどどうなるだろう…絶対泣くとは思うw

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2025年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
プロローグ
第一章 怪談ラジオ局
第二章 突然の生放送
第三章 真夜中に鳴く
第四章 陽一とアンジェリカ
第五章 八月十五日
第六章 帰らざる日々
第七章 進みゆく明日
エピローグ

恋人が亡くなった後生き延びた青年の後悔と再生。

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2025年05月20日

Posted by ブクログ

来月から博品館劇場で上演される舞台版を観劇する予定があるので読みました。1作目の古い洋館のようなラジオ局から、舞台は佐賀の駅前にある新しいラジオ局に変わっていましたが、今作も心があたたまるファンタジー小説でした。特攻隊の少年や事故で亡くなってしまった恋人の話などを読み、今生きているということを大切にしたいなあとあらためて思いました。10代くらいの若者に薦めたいかも。もうちょっと詳しく知りたい描写(蓮池陽一さんまわり)もあったので、シリーズの読んでない作品も読みたいです。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

あの世のリスナーも聴いている
午前0時のラジオ局
大好きなシリーズの新作が出ました!
佐賀新聞に連載していたから
「SAGA」で佐賀支局の物語なのね。

恋人を亡くしたショックから少し立ち直り
就活に頑張っている大学生・昇太は
ある夜、駅前のラジオブースで
突然オンエアを始めた少女DJ・アンジェと
ディレクター陽一にラジオブースへ引き込まれ
ゲスト出演することになるのだが…。

昇太とアンジェの話を中心に
他にもこのイレギュラーな真夜中ラジオに
関わる視聴者の心を癒す短編集。
昇太は知らないけれど
シリーズ読者のこちらは
陽一がこの世の人ではないことも
お便りがあの世から届いていることも
知っているわけなので
どこかで恋人からリクエストが届くかなぁと
期待しながら読みました。
そんな直球ではなかったけども
…良かった(*´∀`*)

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2025年04月08日

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