あらすじ
アナウンサーのあおいがラーメン屋からの帰りに出会ったかつての恩師の秘密とは? アシスタントの佳澄が、相棒の優に大胆な行動を取ってしまった事情とは? そしてディレクターの陽一の前に突然現れた「死神」の真の目的とは? 午前0時からの番組を担当するラジオ局の新米アナウンサー・鴨川優の周りで起こる不思議な騒動を、現役アナウンサーが心温まる筆致で描く人気シリーズ第三弾。
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Posted by ブクログ
あおいさんの出会った恩師は幽霊だったのか。陽一に対してと同様気が付かないあおいさんはある意味幸せだな。佳澄ちゃんが出会った少女って座敷童てこと?で、それ以来佳澄ちゃんの中に存在してるのか。秘めた力が凄い。優が様々な奇跡現象を引き起こしている人だったのね。で、この巻以降続巻が無いみたいだけど、続きは書かないのかな。色々な謎は残したまま。
Posted by ブクログ
あ、この人、あちら側の人かな、と思うのが当たるw
幽霊話もおとぎ話も渾然一体と“人”の話なのかな、とも思う
怖い話は勘弁だけど、しみじみできる人情話はいい
彼の存在が奇跡で、それにまつわる事柄が奇跡だとするならば、物語に出会えてその世界を味わえるのも奇跡だ
Posted by ブクログ
優さんっっ…
陽一さんっっ…
ってなってしまう、シリーズ3作目。
2作目より好き❤️
元々濃い登場人物たちが、さらに掘り下げられていい具合になってきましたねー。
優さんに恋しそうですw
Posted by ブクログ
途中の描写は結構怖かったけれど、徐々に陽一や佳澄の背景が見えてきて一気に読んでしまう。
かなり色々な背景があるので、舞台前にちゃんと一通り予習するという判断は正しかったかな。いよいよ次は舞台の原作!
Posted by ブクログ
あの世のリスナーも聴いている
午前0時のラジオ局、第3弾。
今回は優の先輩が憑依されちゃったり
佳澄の過去が垣間見えたりと
不穏な空気が漂いますが
このふたりのことを大好きな
たくさんの周りの人(と人外の方々)が
陰に日向に力を貸してくれます。
ひょんなことから読み始めたけど
いつも読後感がふんわり温かい
良いシリーズに出会えました。
これで刊行に追いついちゃったから
ちょっと残念〜。
長崎放送で2015年の12月
本当に特別版をオンエアしたそうです。
聴いてみたい…。
Posted by ブクログ
2023年50冊目。
第一話は幽霊の色がまったくなく、アレ?と思っていたらやっぱり幽霊はしっかりと出てきた。そうだよね。
ラジオとタイトルになければ手に取らなかった。なぜならば怖い話が苦手だから。
甘酸っぱい恋の話だったのにがっつり幽霊にもっていかれる。今までに経験したことがない読書体験が出来た一冊。
Posted by ブクログ
夜回り先生とデザイナー志望のオネエな少年や、佳澄の中にいる、いつの間にか皆と一緒に遊んでいる誰も知らない子が、ラジオを挟みつつ語られる。ラジオの応酬が軽くて今更だけれど乗り切れなかったから、優と佳澄が海に行ったりの各話にほっとした。イルミネーションの綺麗な家の顔だけの幽霊や、ダークな死神が新鮮。