村山仁志のレビュー一覧

  • 星空のオンエア 午前0時のラジオ局

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    夜回り先生とデザイナー志望のオネエな少年や、佳澄の中にいる、いつの間にか皆と一緒に遊んでいる誰も知らない子が、ラジオを挟みつつ語られる。ラジオの応酬が軽くて今更だけれど乗り切れなかったから、優と佳澄が海に行ったりの各話にほっとした。イルミネーションの綺麗な家の顔だけの幽霊や、ダークな死神が新鮮。

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    2018年10月09日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    確執のある姉妹の姉や、死んだことに気付いていない受験生の女の子、結核で幽閉されたまま亡くなったハーフの女の子等の幽霊たちや、洋二郎ラジオ局長が出会う小さな侍、幽霊Dの陽一が生前に外国行きを勧めた世界的ギタリストの内蔵助のエピソード、先走って企画を立て怒られるけれど悪いとは語られない桂の若さが印象的。

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    2018年10月09日
  • 午前0時のラジオ局

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    新米アナウンサーの優と持ち前の度胸で生まれ変わったような佳澄の、変化が強要されずありのままで受け入れられる様子が優しくてほっとした。怖くない心霊模様にもほっこりする。「俺」だったり「ぼく」だったりマジとかも言っちゃう優の等身大さが微笑ましい。応酬の軽さも読んでいる時は気にならず引き込まれた。

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    2018年10月09日
  • 午前0時のラジオ局

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    ネタバレ

    優しい優しい話。
    ラジオ局で起きる出来事や、アナウンサーの成長物語みたいな話かと思ってたら、それはそうなんだけど幽霊やら心霊現象やらが絡んできたのにびっくりした。
    ラジオ、たしかに昔は聞いてたけど今は聞いてないなぁ。たまには聞いてみるか。

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    2017年11月01日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    幽霊の拠り所でもあるラジオ局に集う心優しき人々の織りなす癒しの物語.連作短編6話.何か未練があってこの世をさまよっている幽霊達が納得してあの世に行くところは,なかなかほろりとさせられる.

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    2017年07月08日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    白砂の村山仁志は村山早紀の弟.僕の友達の知人.で読んでみた.主人公は駆け出しのアナウンサーで深夜ラジオのDJをやっている.このプロデューサーはイケメンの地縛霊で番組にはあの世からのお便りも届く.そんなリスナーの悩みを解決していく.

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    2017年07月06日
  • 午前0時のラジオ局

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    少し前までは職場で毎日ラジオ聞いていました。職場が変わっても時々お休みの日に聞いたり。それまでラジオって全然聞いたことなかったんですが、災害の時などは頼みの綱ですよね。そんなラジオの番組を作っている人たちのお話。作者さんが現役アナウンサーとあったので、ただの実話に基づいたお話〜と思って予想外なこと書いてある。陽一さんあれなのに...ツッコミどころはありますがストーリーは面白かったです。ルナちゃんのお話にはほろり。翻訳機いいなぁ。
    h29.4.6

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    2017年04月06日
  • アゲイン~私と死神の300日~

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    タイトルと内容がアンマッチなのは別にして、面白い一冊でした。一番驚いたのは物語のとこではなく、あとがきで著者が作家村山早紀の弟だと披露したとこ。才能って遺伝するんですね。
    あらすじ(背表紙より)
    もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!?彼女がまさにそうだった。どうやら自分は、元OLの幽霊らしい。しかも、冷酷無比の美しい死神から、魂が消えるまで残り300日だと宣告される。何もわからないまま消滅したくない!仕事、家族、恋人―人生を取り戻す孤独な旅が始まった!やがて、その強い思いは奇蹟を生み出す。胸が締め付けられる、感動のファンタジック・ミステリー!

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    2015年12月19日
  • アゲイン~私と死神の300日~

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    お気に入りの作家さん。

    いつものシリーズではないけれど、買ってみました。


    職業柄、ヒトの生死が関わる話は「娯楽」にはなりえない。
    テレビも映画も本も、生死が話の本筋に関わると急激に興味がなくなる。

    私は本に、娯楽を求めています。
    なので、評価は辛口です。


    それでも、このお話は、優しさが溢れる良いお話だった、と思います。

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    2015年12月01日
  • 星空のオンエア 午前0時のラジオ局

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    幽霊からFAXの届く不思議なラジオ番組を描くシリーズ3作目。MCの二人が少しずつ変化していくのが楽しめる一冊。今後どう変化していくのか、そしてラジオ局含めどうなっていくのか、今後が楽しみです。

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    2015年07月12日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    このシリーズの前作での伏線の張り方からして、本作が寧ろこのシリーズでのメインなのだろうと思った。
    幽霊が見えるファンタジー系小説だけど、今回の方が前作より本シリーズの特徴を強く打ち出してきて、恋愛色強めでホラー色も少し強くなっている。別にホラーと言うほど怖くはないけど。
    恋愛色が強くなってきたのと、ライトな文体と登場人物の年代から若い人向けなので、そういうのが合うのかどうかがこのシリーズを読むポイントだろう。

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    2015年05月31日
  • 午前0時のラジオ局

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    地方ラジオ局の深夜帯番組のMCを任された主人公とオーディションで抜擢された新人女子MCが織りなす、ラジオ局お仕事+恋愛+幽霊ファンタジーのライト系小説。
    最近幽霊が見える系のファンタジーシリーズ多いなーと。
    これもシリーズ化していて次巻もあるし、さらにその次もプランがあるらしい事を2巻目のあとがきで触れている。
    とりあえずライトにサクッと読めますが、このシリーズの次巻の方が面白いと思う。この巻だけだと少し物足りないかな…

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    2015年05月31日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    【収録作品】第一話 夏服の少女/第二話 恋する気持ち/第三話 リアル・ロック・ブルース/第四話 小さい侍/第五話 水曜日の古井戸さん/第六話 妄執

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    2015年05月01日
  • 午前0時のラジオ局

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    【収録作品】第一話 洋館ラジオ局/第二話 最後の一球/第三話 月夜の夢/第四話 プレイボール/第五話 光のフルート/第六話 いつまでも君に/エピローグ

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    2015年03月03日
  • 夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局

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    寝る前に、少しだけ読もう…と思ったら読み切ってしまった(^_^;)

    今回は、幽霊色が強めで、怖いのダメな私には、ちょい辛かった。

    が、相変わらず陽一さんは良いキャラしてるし、優さんはお人好しだし、佳澄ちゃんも可愛いかった。


    ついついGのほうの陽一さんと優さんが映像と音声で動いてしまって度々混乱する脳内を、物語の方へ方向修正するのは、このお話の私が読んだ時の少し楽しい所。

    あとがきで次回作をほのめかしていらっしゃるので、きっとまたあると信じて疑いませんが、次回は幽霊色が軽ーくPOPな感じであると良いなぁと思う怖がり読者です。

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    2015年01月16日
  • 午前0時のラジオ局

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    ネタバレ

    ああ…そうなのか!~地方局の鴨川優アナは新米でラジオ局勤務を命じられた。昼のワイド枠では先輩女性アナウンサーのあおいが人気だ。午前0時からの深夜枠を割り当てられ,アシスタントのオーディションでは,蓮池洋一Dにより引っ込み思案の中卒パン工場勤務の18歳・佳純が選ばれた。第1回,スタジオの電気が消え,天井から光り輝くファックス用紙が落ちてきた。それは浮遊霊だと名乗り,終わって疲れて帰る軽自動車に乗り込んできた男の正体は,甲子園を逃した試合に投げていた優の親友で海で溺れ死んだ男だった。幽霊だと正体を明かすD洋一はデンスケで犬の声を録音してこいと命じる。心当たりのある佳純は公園でレトリバーの声を録って

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    2014年12月12日