村山仁志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルと内容がアンマッチなのは別にして、面白い一冊でした。一番驚いたのは物語のとこではなく、あとがきで著者が作家村山早紀の弟だと披露したとこ。才能って遺伝するんですね。
あらすじ(背表紙より)
もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!?彼女がまさにそうだった。どうやら自分は、元OLの幽霊らしい。しかも、冷酷無比の美しい死神から、魂が消えるまで残り300日だと宣告される。何もわからないまま消滅したくない!仕事、家族、恋人―人生を取り戻す孤独な旅が始まった!やがて、その強い思いは奇蹟を生み出す。胸が締め付けられる、感動のファンタジック・ミステリー! -
Posted by ブクログ
ネタバレああ…そうなのか!~地方局の鴨川優アナは新米でラジオ局勤務を命じられた。昼のワイド枠では先輩女性アナウンサーのあおいが人気だ。午前0時からの深夜枠を割り当てられ,アシスタントのオーディションでは,蓮池洋一Dにより引っ込み思案の中卒パン工場勤務の18歳・佳純が選ばれた。第1回,スタジオの電気が消え,天井から光り輝くファックス用紙が落ちてきた。それは浮遊霊だと名乗り,終わって疲れて帰る軽自動車に乗り込んできた男の正体は,甲子園を逃した試合に投げていた優の親友で海で溺れ死んだ男だった。幽霊だと正体を明かすD洋一はデンスケで犬の声を録音してこいと命じる。心当たりのある佳純は公園でレトリバーの声を録って