斉藤隆央のレビュー一覧

  • フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

    Posted by ブクログ

    「人類にとってあらゆる疑問の中の疑問、他の全ての背後にあってどれよりも興味深い問題は、自然において人はどんな地位を占めているのか、そして宇宙に対して人はどんな関わりを持っているのかを明らかにする事。」トマス・ハクスリー



    脳は大人でも1,400グラム弱しかない。体重の2%に過ぎないのに、体全体のエネルギーの20%も消費し、(新生児では65%)遺伝子の80%は脳のコード。頭蓋の中には1,000億のニューロンがある。



    脳の後部と中央部(脳幹や小脳、大脳基底核)は、ほぼ爬虫類の脳と同じ。「爬虫類脳」は脳の中で最も古い部分で、平衡感覚や呼吸、消化、心臓の鼓動、血圧といった基本的な動物の機能を

    0
    2015年03月22日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

    Posted by ブクログ

    難解。(特に後半)
    物理学者や数学者・・・その不屈の理屈っぽさと厳格な証明者が自分には手の届かない存在であり、さながら哲学者に近い存在であるという感覚が強くなった。

    0
    2013年11月14日
  • 2100年の科学ライフ

    Posted by ブクログ

    自分達がどれだけエキサイティングで重要な時代に生きているか、思い出させてくれる。
    現在の延長線上にある未来がこれだけ面白そうなら、ほぼ確実に現れる、想像もしないブレイクスルーによって、どんな飛躍がもたらされるか。
    我々の世代の役目は、後の世代がそれが出来るように地球を持たせること、なのかもしれない。
    結果、出てくる材料は意外とありきたりだが、面白く読ませる筆者の力量。
    学生時代にこれを読んでいたら、書かれているどこかの業界に飛び込んでいっただろう。

    0
    2013年10月28日
  • 2100年の科学ライフ

    Posted by ブクログ

    2012年に出版されたこの本では、旧来の宇宙文明論に加えてインターネットやソーシャルメディアも加えて書き直したものである。

    SFと言えば荒唐無稽と思っていたが、百年後の未来を常に考えて次の一歩を踏み出すためには、ありそうな未来、あるべき未来の姿は政治家と共に我々市民も考えるべきなのだろう。

    近視眼的な療法ばかりでは滅びに向かうだけだ。

    0
    2013年08月17日
  • 2100年の科学ライフ

    Posted by ブクログ

    2100年の世界には実現されているであろう科学技術について、現在の研究内容を元に想定し、まとめた一冊。
    夢のある内容です。

    0
    2013年05月17日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局、「現在不可能なことは既知の物理法則に反しているのだが、われわれの知る物理法則は変わるかもしれない」。

    0
    2013年04月21日
  • 2100年の科学ライフ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・科学は知識の組織化、知恵は生の組織化。―イマヌエル・カント

    専門なだけあり、核融合技術についての付近が一番深く感じた。

    0
    2013年01月22日
  • 2100年の科学ライフ

    Posted by ブクログ

    今から100年後の科学技術はどこまで進歩しているか、という壮大な夢を語る書物。前書きでレオナルドダビンチは彼の死後400年を経て実現した空飛ぶ機械、即ち飛行機やヘリコプターを予言し設計図まで描いていた、1860年台の小説家ヴェルヌは百年後のガラス張りの摩天楼、エアコン、テレビ、インタネットのようなものまで通信技術の発展を予言していたとあり、いかにも本書にもそうした荒唐無稽なほどの未来技術が語られるのかなと期待したのだが。

    残念ながら著者が2100年の科学として取り上げたものは人工知能、ロボット等既存技術の延長線にあるものばかりで、今から100年(正確には90年だが)もの時を経ているわりに技術

    0
    2012年10月23日
  • 宇宙から恐怖がやってくる! 地球滅亡9つのシナリオ

    Posted by ブクログ

    人類が地球に、そして宇宙を構成する一員である以上、地球や太陽系、銀河系、宇宙の運命に身をゆだねるほかない。しかし、それはそれこそ天文学的時間で見ればの話で、最終章で著者が語っているように当面、自分が生きている間には小惑星が地球に衝突することも、エイリアンが侵略してくることも無さそうである。
    おもしろい話なのだが、本当の意味でのSF(サイエンスフィクション)なので理解しながら読むのに苦労した。

    0
    2015年12月08日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

    Posted by ブクログ

    ひも理論を中心とした科学的読み物。
    でもこの本はそこでは終わらない。この宇宙が無くなる時に我々人類の末裔たちがもっと安定した宇宙にお引っ越しができるか!?!?というちょっと今の段階ではトンデモ科学になってしまいそうなところまで踏み込んでいる。
    現代の宇宙論を知りたい人はもちろん、SF世界の現実化について興味のある方は面白いと思います。

    0
    2010年03月31日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

    Posted by ブクログ

    SFの世界に出てくるようなテクノロジーがどのような技術によって実現されるか、またどれくらい時間が経てば現実のものとなるかを考える本。

    量子力学の基礎知識(と言っても「スピン」の概念とか本当に基礎中の基礎だが)を既に仕入れていたからか分からないが、何かの知識が足りなくて言ってることが分からないことはなく、読みやすかった。図はもうちょっとあってもよかったかなー。 だが例によって訳がいまいち。「なぜこの方程式は解けないか?」と同じ訳者だった(斉藤 隆央)。今度からこの人が訳したものは避けて原作を買おう。

    2009-03-15 thru 2009-03-24

    0
    2009年10月04日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

    Posted by ブクログ

    ちょっと表面ばかりの話題が多い。内容のカバーする範囲を考えるとそれも分かるけれど、ちょっと物足りない。

    0
    2009年10月07日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

    Posted by ブクログ

    「不可能」は厳密に3つに区分できる。
    レベル?=既知の物理法則に反していない。百年後には実現しそう。ロボット、物体の可視化。
    レベル?=既知の物理学として確立していないが否定もされていない。実現には数千年以上かかる。タイムマシン、ワームホールの通過。
    レベル?=既知の物理法則に反する。どう転じても実現しない。(根本法則が変われば別。)予知能力、永久機関。

    0
    2009年10月04日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

    Posted by ブクログ

    すごい世界とかいいようがない。
    物理学の話のはずなのに、ファンタジーの世界にいるみたいな内容。
    とても読みやすかった。

    0
    2009年10月04日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

    Posted by ブクログ

    読み中。はじめ優れた科学ジャーナリストによる著かと思ったくらい平易でありながら構成力がしっかりしている。まるで優れた科学ドキュメンタリー作品を見るような感覚ただ、後半はちょっとクセのある単語が増えてくるせいで油断すると一気にわからなくなるな。いまのところ星4.5相当。次はリサ・ランドールの本にチャレンジ予定。

    0
    2009年10月04日