はあちゅうのレビュー一覧
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エッセイの中でも触れられているけど、この人の根底には強烈なコンプレックスがある。それが文章の端々から感じ取れる。
それに負けてなるものかと、負のエネルギーを燃やして強烈に前に進む姿は逞しくもあり、同時にどこか危うさもある。
その危うさを、人はカッコつけて隠そうとしがちだけど、ここまで包み隠さず、飾らず、媚びずに公に出しちゃうところがすごい。この人は強い。そういうところを隠さず出せるから、共感を呼ぶし、その共感が彼女を前へと進めるんだろうなぁ。
とくっそ生意気にはあちゅうさんについて考察してみたけど、今の自分を猛省せざるを得ない言葉の連続で、改めて人生を考える契機になりました。読後の感想は、「 -
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高校までは、ネガティブ思考でコンプレックスのかたまりだった著者は、大学から始めたブログにより、大学デビューを果たし、カリスマ女子大生ブロガーとして活躍。その後、大企業に就職するも2年半ほどでベンチャー企業に転職、現在はフリーランスの物書きとして活躍する、はあちゅうさんの自己啓発&エッセイ本。
SNS等によって、人の世界観はどんどん広くなり、自分以外の人の日常も覗き見ることが多い時代となり、どんなジャンルでもグローバル化が当たり前になった。
だけど、個人で世界を見据えた大きな目標をたてたり、世界をより良い方向に動かしていくことは、一握りの人にしかできないことで、なかなか行動することも難しい。 -
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多分、古市憲寿の本で筆者の名前を知った。はあちゅうって、誰だよ?
そのあとで本書を本屋で見つけたので買ってみた。
ちきりんさんと同じ匂いを感じる。
一流企業からのインターネットを使った発信力で知名度を広げ、作家としても生きていけるマルチタレントな女性。
Twitterは炎上するし、批判も絶えない。
ちょっとネット検索してみると、すぐに批判的な記事が見つかった。
が、筆者が言うように、批判してるのも”本当にどうでもいい下らない連中”なんだろうなと思う。
本書では彼女がどのようにして今の立場を築いてきたかが書かれている。
目的を明確にした戦略と努力。
ただ、筆者ががむ -
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パッケージとタイトル買いしたというのがきっかけ。
自分のあるべき姿は何なのか?
何を大切にして何をすればいいのか?
といったことをしっかり考えて挑戦して、
その都度方向性を修正していくことが
自分らしい仕事の仕方にたどり着けると感じた。
仕事が大変、楽しくないと嘆いているだけで、
実際には行動出来ない人は非常に多いと思うので、
この本を参考にしながら少しずつでもいいから、
前に進む人が増えるといいなと思った。
【参考になったこと】
・人付き合いは、相手と一緒にいて楽しそうか否かで
決めてしまってよい。
楽しい=お互いにとってメリットがある
ということなので、お互いの相乗効果が期待出 -
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7年ぶりのはあちゅう本。
すごいガッツが伝わってくる本だった。
たまたまブログがヒットして売れた、ってイメージを持たれているのかもしれないけれど、その波を起こしたうえ10年間乗り続けるってすごいこと。明確な意志を持って行動している人なんだと思った。
女性の書く自己啓発本には珍しく、とにかく上昇志向を見せつけられ続けるので、かなりやる気が煽られます。
いちばん印象に残ったのは、「身の丈に合わない目標を立てる」というくだり。ちょうど今の私の仕事の状況と重なっていました。無能感に苛まれることも多いけど、できることだけやっていても進歩はないと改めて思った次第。