三上ナナエのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
気遣いとは自分の気持ちではなく、相手の気持ちを想像すること
①気遣いとは相手の気持ちを想像し、不安にさせないこと
・相手を知るために、ひとまず声をかけ、必要とされているか判断する
・相手の知りたいことから、順に伝える
・早めに声をかけることで、相手の気持ちを想像する手がかりを早めにつかむ
②相談と結果報告はセット
・漏れてはいけない連絡と伝えた方が良い連絡がある。伝えた方が良い連絡を伝えることが気遣い
・結果報告までやって相談は完了する
③気持ちがあっても届かなければないと同じ
・自分の心のブロックになっていることに気づき、あえて言う
「迷惑になるかもしれませんが」「邪魔かもしれませんが -
Posted by ブクログ
・「なにか気になることはありますか?」と聞いてみる
・誰か人と話しにくい時は、紙に書き思い込みフィルターがかかってないかチェックする
・〜ですよね?という問いかけは答えやすい
・「良かったね」より「うれしいね」「ワクワクするね」など相手になった感覚で話を聞く。相手を評価するような感覚を捨てる。
・「かわいそう」「よく我慢したね」ではなく「つらかったんだね」「ずっと耐えていたんだね」
・どんな時でも自分から声をかける。自分から挨拶して失うものは無い。
・話しかける時はサインを出して相手に準備をさせる。
・無理に盛り上げようとせず、ニュートラルに落ち着いて向き合うと良い。STARTは6割くらい。
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Posted by ブクログ
著者は元CAのマナー講師。相手や周囲に気持ちよく、また自分自身にも気持ちいい気遣いのコツが場面や状況別に取り上げられ、具体的な対応方法が分かりやすく示されている。
女性の著者ではあるが、女性用のものだけでなく、男性向けのコツも述べられている。ただ、やはり性別や性格・キャラクターにより実際の対応方法は多少異なると感じられ、自分だったら内容とは少し違った対応をするかなと感じる部分もあった。
よかれと思う行動も実は自己満足や自分を認めてのアピール表現の可能性があることの思い至りを大切にしながらも、だから消極的になるのではなく、いかに相手に気持ちよく受け取ってもらえるか確認した上で行動したいと感じた。