ジョージ・フリードマンのレビュー一覧
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いまアメリカで起きているトランプ・反トランプの対立を巨視的にとらえることができる。要はトランプ1人やその支持者だけ見ていてもことの本質を見失うのだろう。国の成り立ちからして独自の経緯があり、理念先行なのはそうなのだが、プラグマティズムも兼ね持つ。そのアメリカがいま転換点にあり、しばらくこの混沌と世界...続きを読むPosted by ブクログ
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アメリカ人 アメリカという国のことを知る上で役に立つ本だと思います。
アメリカの成り立ちインディアンたちに対する分析 意見とか
アメリカという国は人類史上最大最強最凶最悪の軍事国家だとしか思えません。
倫理とか道徳とか人道とか善とか正義とかそういうこと以前に力づくでそうやって軍事的戦争的なことばか...続きを読むPosted by ブクログ -
本書でインタビューされてる人たちの著書を是非読んでみたいと思いました。
プロローグー人類の未来は明るいかー
いまこそ現実を直視せよ
我々はいま「近代の終わり」という歴史的結節点を迎えているのではないかという思いにとらわれた。近代を一貫して特徴をづけてきたグローバリゼーション、その元になっていた理性...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカは帝国を築く経済的動機は存在しない…これはダウトだな。GDPに貿易の占める他国より割合が高くないのは、キャピタルゲインを重視しているからで、単なる商売による利益などはいつだって帝国には必要ないのだよ。まぁそれはともかく、2つのサイクルが重なる今後十年の大転換期での焦点をテクノクラシーと大学と...続きを読むPosted by ブクログ
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地政学で21世紀の100年を予測するという、たいへんにスリリングな本である。もちろん、神でない身には未来を正確に予測することなどできはしない。しかし、手持ちの学問的知識を動員すれば、アプローチできないでもないということを鮮やかに見せてくれた。Posted by ブクログ
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『今のEUを見ていると、父の言葉を思い出す。EUとはまさに「何もなかったことにしてしまう」ための機関だからだ。もちろん、皆、過去に何があったかは知っているし、その過去に嫌悪感を抱いていないわけではない。
過去に起きたこと、見聞きしてきたことはすべて踏まえた上で、長らく存在してきた悪魔をヨーロッパか...続きを読むPosted by ブクログ -
地政学の考え方は地理と歴史がその国の将来の戦略を方向付けるというものだが、まさしく理論ずくめでストーリーがつながっていくさまは爽快。特にルターの考えのところ、個人による聖書の解釈から、宗教に対する自然科学の興りに繋がり、大航海時代背景もあいまってとついにはヨーロッパに世界を征服する力と思想をもたらし...続きを読むPosted by ブクログ
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新100年予測と言うタイトルはミスリーディングだが、ヨーロッパの歴史を紐解いて、同地域の現在そして近い将来の行く末について深い考察を与えている。現代ヨーロッパを知るにはもってこいの一冊。Posted by ブクログ
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「人間が戦争をするのは、愚かだからでも、過去に学んでいないからでもない。戦争がいかに悲惨なものかは誰もが知っており、したいと望む人間はいない。戦争をするのはその必要に迫られるからだ。戦争をするよう現実に強制されるのである。ヨーロッパ人はもちろん人間なので、他の地域の人間と同様、あるいは過去の彼らと同...続きを読むPosted by ブクログ
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「100年」予測ではないものの、歴史をさかのぼることにより、ウクライナ、キプロス、トルコ等、現在ヨーロッパが抱えている様々な火種(Flashpoint)を指摘する。現在は過去の上にしか成り立たない、ということを改めて認識させられる一冊。Posted by ブクログ
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建国の父はアフリカ人は人間以下の存在だと位置づけ、合衆国憲法に五分の三条項が書き込まれた。経済的、政治的な利便性を優先した。Posted by ブクログ
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フリードマン氏の予測として主なものは、「2020年頃に中国とロシアが崩壊分裂し、2040年頃に日米の対立が顕著となり、2050年頃に日本・トルコ同盟が米国との第3次世界大戦に突入し、2070年頃に米国とメキシコの頂上決戦が勃発する」というもので話半分のところはあります。
とはいえ専門家や専門知への...続きを読むPosted by ブクログ