筒井大志のレビュー一覧
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既視感のある設定だが、女の子側はいずれも極端で、主人公はそれなりと差別化。
まあありがちとも定番とも言える話。
2人ではなくすぐ3人になったのはどうかなあと言う気も。
バランスは整ったけど。
それはつまり最初の段階では目鼻もついていなかったとなるわけで。
一番助かるのはジャンプ系にしてはコマ割りに独善的な要素がなく、誰でも読める素直な構成になっているところだった。
今はもうこの時点で投げ捨てる漫画ばっかりなモンで困るが、この漫画はジャンプのけれんが一切なかった。
ほんとはこんなことが売りになるのは異常なんだが……まじでこれがありがたいのよ。
頼むからああいう読めない漫画の量産は勘弁してくれ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいよいよ物語も終盤。
この巻で印象に残った点は2つだ。
1つは成幸の優しさ。校長にあった時、君のおかげだと言われた。自分のお陰でもあるはずなのに慢心?せず他人を素直に褒められる所。文乃と真冬センセの回の時のように問題点を指摘しながらも自分からその視点に立ち、一緒に乗り越えていこうとする姿勢。そりゃもうモテるわな!と。そして人の心に寄り添うことの重要性、これを学んだ。
2つ目にセンター試験。まさかの成幸にハプニングが。大丈夫かと心配していたけれど、間に合ってよかった。そしてここでのうるかさんはメチャつよ。
ここで思い返してみると、うるかと成幸はお互い持ちつ持たれつのバランスがいいままお互い生きて -
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意外にきちんお勉強ものでしたね
まぁ中学生の話とかにしても成立しそうですが、やはり高校生の方が読者にも感情移入しやすいのでしょうね。
主人公の唯我君、特待生制度のために、同級生に勉強を教えなければならなくなって……私の経験から言っても教える方も教えることで逆に学ぶことは大いにあるので、そこはそれで良いのでしょうね。
両手に花、と思っていたらさらに水泳少女のうるかさんも面倒を見るようにということで、やれやれ前途多難そうですねー。 -
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みんなそれぞれに魅力的でかわいいと思うけれど、うるかちゃんのことを一番応援してしまうかも。それにしても、成幸くんは鈍感だなあ。
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いくら頭が良いからといって教師が介入しすぎていると思います。物語だからと言う割り切り方もあると思いますが、そしたらもっと非現実性を持たせたほうがいいと思います。あと女の子の反応が不自然です。
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家が貧乏で学費免除となる「超VIP推薦」を狙う高校3年生の唯我成幸は、それと引き換えに学園の天才2人の教育係に任命され、彼女たちが志望する進路に進ませる責務を負った。なぜ努力型秀才の成幸が大役を担ったか。それは彼女たちの進路で、理系の天才緒方理珠(りじゅ)は心理学を、文系の天才古橋文乃は天文学を志向しており、それぞれが文系・理系教科が壊滅的にできが悪いからだ。そこで「分からない」ことを理解する秀才が必要となったわけ。おまけに幼馴染の水泳の天才武元うるかまで加わり、ドタバタ喜劇が展開されるのだ。
年頃の男女が4人も集まれば自然とそこには恋愛的な感情も発生し、当然ながら鈍感でそれに気付かない成幸が -
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うるかの告白から始まるこの巻
受験が終わっている為に成幸と少女たちの関係性はこれまでの教える立場と教えられる立場からただの少年少女のものとなっているように感じられた
だから、成幸もうるかの告白に対して余計な何かに目移りするようなこともなく向き合えるのだろうね
うるかの告白は返事を期待しないもの。もう卒業間近で自身は海外留学をする。簡単には会えなくなる
それでも彼女が成幸に想いを告げたのは自分の気持ちに正直でいるためか。そして成幸の負担になることを避けたいとの気持ちもあったからこのタイミングだったのだろうね
ただ、予想もしていなかった成幸にとっては青天の霹靂の告白
成幸はこの段階に至るまで「