篠綾子のレビュー一覧

  • 黄蝶の橋 更紗屋おりん雛形帖

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    葉室麟さんが歴史の解説をしてくれていました。息子や妻、百姓たちの生活を守る為、「義」のために自らを犠牲にする茂左衛門。夫と一緒に堕ちていく覚悟の松姫と信音。どうにもならなかったのだろうか、と哀しくなりました。

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    2015年05月17日
  • 藤原定家謎合秘帖 幻の神器

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    歌詠みの名手にして本歌取りの旗手。後の冷泉家当主を胸に抱いて読み始めたものだから、頼りなくて優柔不断で、気が短いくせに臆病な定家像への違和感は残っているが、実のところ、その家柄や置かれた立場を推し量れば、案外、定家はこんな人だったのかもしれないとも思える。

    偉大な父を持つがゆえに、その父に認められたくて努力も欠かさなかったのではあろうけれども、定家の人間としての魅力は、天賦の歌才ゆえに周囲の人々を惹きつけるのだろう。自分ひとりでは読み解けるはずもなかった三種の御題だが、彼を認め、また放って置けない人たちがいつの間にか彼を取り巻き、支え、答に導く。

    この放っては置けない頼りなさこそが定家の魅

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    2015年03月30日
  • 墨染の桜 更紗屋おりん雛形帖

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    面白かったです。他の方も言っていますが、「みをつくし料理帖」の裁縫バージョン、という感じです。主人公は澪ちゃんではなく、おりん。五本指ソックスが履きたくなりました。〈深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け〉続きが気になります。

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    2015年02月15日
  • 藤原定家謎合秘帖 幻の神器

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    伝統的な和歌の修辞法を使った暗号解読、和歌の中に隠された暗喩。
    道具立ては興味深い。
    近くシリーズ第二弾も出るらしいので、だんだん登場人物の造形に深みが出てくれば面白くなると思う。

    鎌倉初期の公家がどういう生活をしていたのか、あまりピンと来ないせいか?まだ主人公に思い入れできていない。

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    2015年01月31日
  • 墨染の桜 更紗屋おりん雛形帖

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    京都が舞台かと思えばすぐに江戸へ。更紗屋再建を胸におりんは江戸の町で強くたくましく成長していく。大奥へとつながるおりんの友情も興味深いが、なんとなくこの設定どこかで見たような?

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    2015年01月28日