ジョエル・ディケールのレビュー一覧

  • ハリー・クバート事件 下

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    気づけて良かったー!読めて良かったぁ!
    めちゃくちゃ面白い!上下巻とも読むのをやめられない。そしてとても読みやすいのに、先は全く読めない。惜しいのはカバーデザインが個人的には好きくない(文庫)もう少し、今風に変更したらまた売れるのではないかしらん?あーひさびさに面白かったー。この作家さんの別の昨日も読んでみよう。

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    2025年09月21日
  • ハリー・クバート事件 上

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    だいぶん前に出た小説だが‥なにこれすごい面白い〜!そして読みやすい。海外小説は本当に訳が大切。上巻を読み終わりましたが、早く下巻に着手したい!オススメのミステリー!

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    2025年09月15日
  • ハリー・クバート事件 下

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    大傑作、文句なしの大傑作である。
    人生で三本の指に入る一冊かもしれない。
    それぐらいの衝撃を受けた物語であった。

    次々と当時の事の真相が顔を見せ始めてくる下巻。
    ノラを殺したのは誰か?この一点が主要テーマなのだが
    そこから枝分かれした謎が幾つも出てくる展開。
    どんでん返しとは一度起こればいいものだというこちらの決めつけを
    軽く裏切ってくる、何度も何度も巻き起こるどんでん返し。
    ページを捲る手は一切止まる事なく、半日で読み終えてしまった。

    読み始めた時からは想像もできなかった結末。
    そしてちゃんと広げた風呂敷をすべて綺麗に畳み掛ける後半。
    どれもエキサイティングでハラハラしっぱなしであった。

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    2025年09月07日
  • ハリー・クバート事件 上

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    これは傑作かもしれない。
    少なくとも上巻を読んだ現時点では文句なしの傑作である。

    デビュー作でベストセラー作家となったマーカスは二作目が書けずに苦しみ、
    大学の恩師で国民的大作家ハリー・クバートに助言を求める。
    だが、そのハリーが33年前に失踪した少女ノラの殺害容疑で逮捕されてしまう。
    師の無実を信じるマーカスは独自の調査を開始。
    そして師に教えられた小説作法31条に従い、
    一冊の本にまとめ上げることにする。師の無実を晴らすため。
    一体、少女は誰に殺されたのか?

    そんなあらすじ。もうページを捲る手が止まらなかった。
    次から次へと明らかになる真実。
    そして我々が想像していた人物像が崩れていく

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    2025年09月07日
  • ハリー・クバート事件 下

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    ネタバレ

    一気読み!
    残り100ページくらいになっておおよそ解決したかな?少し謎が残されてるけど…ってとこからの怒涛の展開、意外な真実と真犯人。
    アメリカ田舎町の描写も良くて古い海外ドラマを見てるような感じで好き。
    ノラの恋が本物で良かった。幸せになってほしかったけど。そこだけが残念。
    あとどうでもいいけどマーカスのお母さんが一番頭おかしいと思うけど典型的なユダヤ人みたいに書かれてて嘘だろおい…ってなりましたw

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    2022年06月12日
  • ゴールドマン家の悲劇 下

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    著者の二作目をずっと待っていた。前作『ハリー・クバート事件』の面白さが忘れられなかった。待ってた甲斐があった今作。誰もが憧れるような伯父の電話から事態は始まり時間が前後しながら進む。裕福な伯父一家に羨望と嫉妬を覚えるマーカス。伯父の家族のヒレルとウッディ。三人の固い結びつきとアレクサンドラという女性の存在。青春小説の要素がとても鮮やかで、その輝きが増せば増すほどミステリー色が後半につれて強くなって様々な事件や悲劇を起こす。それぞれが守りたいものとすれ違いや誤解。過去にあった本当のこと。それを受け止めることの絶望感。たくさんの感情に揺さぶられっぱなしで結末まであっという間。多くの人に読んでもらい

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    2022年04月03日
  • ハリー・クバート事件 下

    購入済み

    本当に面白いと言える本

    ミステリーと言うと最近は過激で猟奇的な内容が多く読後の後味の悪い物に辟易していましたが、この物語は海外ドラマを見ているように止まらなくなりました。どの登場人物にも魅力があって会話が面白く、ストーリーはページをめくる度に謎と驚きで読んでいる時間が本当に楽しかった。

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    2020年04月30日
  • ハリー・クバート事件 下

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    下巻に入るやノラはハリーとの許されぬ恋の果てに横恋慕した男に殺されたことが明らかになりハリーは釈放された。物語はフィナーレを迎えると思いきや、繰り返すどんでん返し。真犯人は違うのか?ノラは何者なんだ?登場人物のそれぞれの人となりが二転三転する。立っては投げられ攻めては返されを繰り返すかわいがりのような展開に読者として心身ともにボロボロにされ、最後まで騙され続ける(^。^)

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    2017年11月04日
  • ハリー・クバート事件 上

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    スイスが生んだ傑作ミステリは噂に違わぬ素晴らしさ!人気作家となったマークスは2作目が書けずに悩み、恩師で大作家のハリークバートのところへ行く。しかしハリーは33年前に失踪した美少女の殺害犯として逮捕されてしまう。彼の無実を信じて捜査を始めると意外な過去が次々と明らかになる。凄い筆力とストーリーは惹きつけて離さない。33年前ハリーに起こった数々の事件、少女ノラとハリーの許されぬ恋。2人を巡る様々な人々。ページをめくる手が止まらない。誰が真犯人なのか、ノラは何者なんだ、邪魔をするのは誰だ?マジで下巻を早く読みたい!

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    2017年11月03日
  • ハリー・クバート事件 下

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    アメリカはニューハンプシャー州の田舎町オーロラで33年前に失踪した美少女の白骨遺体が、町に在住の国民的大作家ハリー・クバートの自宅の裏庭から発見され、彼は殺人容疑で逮捕されます。彼の教え子であり、デビュー作がベストセラーとなった作家(ただし二作目が書けずに悩んでいる)でもあるマーカス・ゴールドマンは、自身の恩人であるハリーのために、事件の真相を探ることにします。

    現代と過去を行きつ戻りつしつつ、次第に明らかになっていく事件の全貌、と思いきや次々にそれらが覆されるどんでん返しの連続に、1000ページ近いボリュームもあっという間の面白さです。

    少女の失踪(殺人)と田舎町での人間模様という点では

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    2017年06月20日
  • ハリー・クバート事件 下

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    ついさっき、下巻を読み終わった。ちょっとしたロス状態に陥っている。

    なんせ下巻もものすごく面白くて、ページをめくる手が止まらず(ページめくるのも、じれったくなるぐらい)寝てる時と風呂以外のほとんどの時間、この本に費やしていた。

    謎だらけのノラ事件と、ベストセラー本、悪の起源、オーロラの町の人々。。。アミューズメントパークの巨大迷路に迷い込んだかの様な、出口の見えなさ。何これ?どうなってんだ!え、なんだって?!あれ、こいつじゃない。じゃあ、誰なんだよ!って頭の中で推理してたけど、私はまんまとこの著者に騙されていたし、ミスリードしまくってた。

    そして全てが白日の下にさらされた時、それぞれがち

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    2017年05月02日
  • ハリー・クバート事件 上

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    面白くて、次は?次は?って、夢中で読んで。気づいたら、真夜中だった。とか、1日中読んでた。なんて日もあったぐらい。

    30数年前に失踪して、白骨化して発見されたノラという女性。このノラについて、あらゆる人間から話を聞き出す過程、そして事件当時まで遡る回顧的な章もあって、個人的には読み応えがあった。
    出てくる人物がどれも怪しく感じるが、まだ誰が犯人なのかは分からない。

    続きの下巻も、楽しみ。

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    2017年05月01日
  • ハリー・クバート事件 下

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    ネタバレ

    疎遠になっていた作家師弟が、かつて師匠作家が関係した事件に巻き込まれ、
    弟子作家が刑事とともに数々の謎を解決しながら師弟愛を取り戻すとともにベストセラー作家になるお話。
    ボリュームはあるが、作品の持つ勢いとリズムの良い訳文のおかげでとてもサクサク読める。
    上巻の帯に「どんでん返しに次ぐどんでん返し」と書かれていたので覚悟はしていたが、終盤の怒涛のどんでん返し連発にページをめくる手が止まらない。
    とても面白い小説に出会えて良かった、と思える作品。
    愛だの何んだのは特に刺さらなかったが、嘘で練り固めた師匠の魂を、弟子が友人として解放していく展開にはグッと来た。
    原作者もさることながら、訳者の橘明美

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    2017年03月07日
  • ハリー・クバート事件 上

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    翻訳本で、しかもボリュームたっぷりの割にサクサク読めた。
    これは翻訳家のスキルが相当高いと思われる。
    内容についてのレビューは下巻で。

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    2017年03月07日
  • ハリー・クバート事件 下

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    上巻・下巻一気読み。作家が主人公なので余計に入り込めたのかもしれない。上巻のラストが読みにくかったのだけがちょっとマイナス。アメリカの田舎らしさと、閉塞した世界や、ユダヤ人じゃないかと疑って豚肉を食べるか確かめたりとか細かいところも面白い。

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    2017年01月07日
  • ハリー・クバート事件 下

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    ネタバレ

    いやあ、ディーバーのようなどんでん返しの結果でした。
    結構、良かったです。 ただ物語が、説明のような話が長かったのはちょっと助長のような気もしますが、全てプロットだったので仕方ない。久々の星5つ。

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    2016年12月15日
  • ゴールドマン家の悲劇 下

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    回想が長くて思いっきり引っ張りまくって最後まで読まないと悲劇の真相に辿りつかないというw
    好みは分かれそうですが私は面白かったです。こういう一族の年代記っぽいの、『心臓を貫かれて』とか『赤朽葉家の伝説』とか好きなんで。
    みんなどこかで軌道修正出来たはずなのに毎回ダメな方の選択肢を選び続けて崩壊へまっしぐらって感じです。
    アレクサンドラはいわゆる天然のサークルクラッシャーみたいなものかw
    とりあえずアニタとコリーンが一番不憫。
    最後はまあ落ち着くとこに落ち着いたってことで良い終わり方だったと思います。

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    2025年03月04日
  • ハリー・クバート事件 上

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    感想は後編で。


    「わかってるのは、人生ってやつは結局のところ選択の積み重ねで、その結果は自分で引き受けるしかないってことだな」

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    2025年02月12日
  • ハリー・クバート事件 下

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    下巻は目まぐるしい展開
    事件が解決したかと思えばのどんでん返し…
    何度ひっくり返ったことか…(笑)

    しかし、ノラの身の回りに起きたことが「あのパターンはなしだよ!」って思っていたことが的中してしまったので、それはちょっと残念…
    でもそれを差し引いても、最後までおもしろく読めました〜
    これはぜひ映像化してもらいたい作品!
    映画ではなく、ドラマで…
    明るい『ツイン・ピークス』みたいな感じ…(笑)

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    2024年08月24日
  • ハリー・クバート事件 下

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    ネタバレ

    最後の最後までどんでん返しがあって、優れてミステリーでした。

    まずもって読みやすいこと。ここが素晴らしい。
    読みやすい文章書くって難しいから。
    トリックとか凄くても何がなんだか分からないミステリーいっぱいあるので、まずここだけで半分以上はよく出来てると感じた。
    シンプルな文体で読みやすいし、登場人物も魅力的。色んな人におオススメできる。

    ノラの二重人格、悪の起源の作者はハリーではなくルーサーなど次々と仕掛けがあって退屈しない。

    ノラの死因はなんともしょぼいが…なんとなく真犯人も予想がついた。意識してなのか物語と付かず離れず適度な露出すぎて、あまりにも出来すぎてて絶対トラヴィスじゃんと思っ

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    2022年10月24日