あまんきみこのレビュー一覧

  • きつねのかみさま

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    なわとびを持って帰るのを忘れたりえちゃんが、弟と公園へ取りに戻ると…。
    10ぴきのきつねが、「おおなみ こなみ ぐるっと まわって きつねのめ」といいながらなわとびをしている。
    いっしょになわとびを楽しむのだが、帰るときに小さいこぎつねが、そのなわとびはあたしのよ、と。
    神さまにお祈りしながら歩いていたら木の枝にかかっていたなわとび。
    こぎつねのなまえもりえちゃん。
    同じなまえ。
    りえちゃんは、持って帰ることできないと…。

    ごちゃごちゃの気持ちっていう表現。
    この気持ちって、どのくらいの子どもにわかるのだろうか?と思いながら優しい絵にほっこりと癒された。

    少しかがんでこぎつねに話しかけてい

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    2022年10月08日
  • とらねことらたとなつのうみ

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    不思議な力を持つ、猫のとらた、お婆さんと一緒に絵の中の世界へ。絵もとても綺麗で、夏の海の爽快感が描かれています。

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    2022年09月15日
  • ひみつのひきだしあけた?

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    しばらく絵本から遠ざかっていたであろう小学校高学年の子どもが珍しく食いついてきた本。
    ある日、押し入れの隅っこから転がり出てきた毛糸玉でチイばあちゃんがベレー帽を編もうとかぎ針を探すが見つからない。

    猫のとらたが「机の一番下の引き出しは探した?」と訪ねます。
    「奥まで探した」とチイばあちゃんは言うのですが、とらたは奥の奥まで探したのかと聞きます。
    そこで奥の奥までもう一度探そうと引き出しを開けると…?

    引き出しには、自分の大切なものや、ちょっとしまっておきたい細々したものを入れたりしますよね。
    引き出し一つでこんなに夢のある世界が広がるなんて、なんて不思議で素敵なんだろう!とワクワクしてし

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    2022年06月09日
  • 車のいろは空のいろ 星のタクシー

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    読んだつもりで未読だった一冊。ふわっと向こう側の世界に行って帰ってくるのがとても良い。使われている日本語の表現が丁寧で巧みだなあ、と感想で抜き書きすると感じる。あと、この本では松井さんの下の名前がわかったのが嬉しかった。
    以下ネタバレ。
    ◆ぼうしねこはほんとねこ
    ◆星のタクシー
    ◆しらないどうし
    ◆ほたるのゆめ
    ◆ねずみのまほう
    ◆たぬき先生はじょうずです
    ◆雪がふったら、ねこの市

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    2022年04月19日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    学期初めの掲載で、本の紹介まで依頼されることがなかったのだが、4年光村「白いぼうし」並行読書に加え依頼あり、再読。ひさしぶりに読むと、話によっては読書感想画にも向いているなぁと感じた。
    以下ネタバレあり

    ◆小さなお客さん
    パンク修理している松井さん、うまくいかないのに、なぜか小さな男の子二人きて、無事終了。お礼に乗せてあげると(すごく喜ぶ二人)、次のお客さんにシート汚れてるといわれ、金色のキツネの毛を発見。
    ◆うんのいい話
    金いろのすじが一本ついたピカピカひかる魚を釣った客を乗せた松井さん、車が闇に包まれてくると沢山の魚に囲まれ、かえせかえせ…。あたりが収まったあと、客と二人震える手で火をつ

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    2022年04月18日
  • おしゃべりくらげ

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    最近、釣りにハマってるわが子と私にとっては、よし平さんの釣りの様子が手にとるように想像でき、楽しかった。
    釣り糸の周りの様子にも思いをはせた。

    しかし、最後が、やや残念。よしへいさんに釣りを続けてほしかった〜。

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    2021年09月14日
  • おしゃべりくらげ

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    あまんきみこさんの作品は淋しい印象のものが多いと勝手に思っていたが、そうでもないんだ。少ししか読んでいないのに決めつけてはいけないな。
    ストーリーもよいし、みずうちさとみさんの刺繍がキュートでたまらない。

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    2021年08月21日
  • きつねのかみさま

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    むすこ②の感想、、「きつねのかみさま出てこないじゃん」笑。私も、タイトルとか表紙から、なんとなく怖い話とかかわいそうなお話なのかな、って、ドキドキしながら読んだけど、ほっこりで完結。

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    2021年06月09日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    子どもの国語の教科書(光村4年)に載っていた『白いぼうし』を自分も教科書で読んでいたことに感動して、元の作品集を読んでみました。見返しには、あのあまんきみこさんの処女作であることが記され、「期待しよう」と書かれていました。本文にも時代を感じます。
    最後まで読むと、それまでの全作品の受け止め方が覆されます。いろんな受け止め方があると思います。ネタバレになるのでここでは書きません。ぜひご自分で確かめてみてください。

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    2021年05月19日
  • ひみつのひきだしあけた?

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    「おしいれの すみっこから、さくらいろのけいとだまが ころりとでてきた。」

    季節は、春でしょうか。チィばあちゃんとトラタの掛け合いもとても可愛らしく、どうなるんだろう、、、とワクワクして来ます。

    『きょうと きまった ホウ』
    子供達も好きな、フレーズです。

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    2020年10月08日
  • はらぺことらたとふしぎなクレヨン

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    【あらすじ】
    あかいタイの絵をたべちゃった!?おなかをすかせたとらたは、チイばあちゃんがクレヨンでかいた、あかいタイの絵をぱくん。すると…?4~5歳から。

    【感想】

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    2018年08月10日
  • きつねのかみさま

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    ネタバレ

    リエと弟が公園に忘れたなわとびを取りに行くと
    キツネたちがなわとびで遊んでいます
    キツネと一緒に楽しく遊んでいると、そのなわとびが自分の物だと気づくリエ
    キツネは、神様にみんなでなわとびしたいってお願いしたら、
    自分の名前の「リエ」と書いたなわとびをくれたんだと嬉しそうに話します
    それを聞いたリエは「なんだかごちゃごちゃな気持ち」になりながらも、なわとびが自分の物だとは言いませんでした
    帰り道、弟が「そうかあ。おねえちゃんは、きつねのかみさまだあ。くくくっ」と言うと、りえちゃんは笑いながら、うれしくてむねがきゅんとしました


    ありそうでなかった絵本
    キツネと何かを取り替えっこしたりせず、

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    2018年02月21日
  • 車のいろは空のいろ 春のお客さん

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    ネタバレ

    四年生の国語の教科書に載っていたので、松井さんシリーズを全て読破することとした。下記の内容でメモしていく。
    【登場人物】
    【季節】
    【行き先】
    【松井さんの人柄】

    春のお客さん
    【登場人物】わかいお母さんと小さい五つ子の男の子、わかいおねえさん先生
    【季節】春
    【行き先】いずみ幼稚園
    【松井さんの人柄】動物でもタクシーに乗せてくれるし、狸だと分かっても気づかないふりをする優しい人

    きりの村
    【登場人物】黒い旅行カバンを持つ紳士(新聞社の人)
    【季節】夏
    【行き先】タケイダム
    【松井さんの人柄】不思議なことによく遭遇する(人柄では無いが、、、)

    やさしいてんき雨
    【登場人物】花よめさんと親

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    2016年05月05日
  • 車のいろは空のいろ 白いぼうし

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    あまんきみこさんの作品は、いつも心が温まる。
    タクシー運転手の松井さんは、職業柄いろんな人や動物と出会います。
    それぞれのエピソードに、松井さんの人柄が出ていて、安心できる童話です。

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    2014年10月27日
  • きつねのかみさま

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    姉弟とキツネの交流がかわいい1冊。
    酒井駒子さんの描かれる子どもや動物は本当に可愛くて、子ギツネたちが生き生きと描かれている様子がとても好きです。
    そして最後には、おねえちゃんの心に芽生えた優しさで、ちょびっと成長した姿にほっこりとして、そのおねえちゃんの行動を表現した弟くんの言葉ににっこり。

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    2014年09月14日
  • きつねのかみさま

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    きつねの子どもたちと縄跳びをするお話。

    絵本って、挿絵によって印象が決まると、
    改めて、おもいました。

    文字だけ読んだら
    元気いっぱいな、やさしいりえちゃんのお話ですが、
    酒井駒子さんの絵だから、
    すこしふしぎな印象を受け、トクベツ感があります。

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    2014年05月14日
  • きつねのかみさま

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    少し暗くて、どこか神聖な場所に踏み入れたような気持ちになる絵本。ですが、暗いお話ではなく、ちょっと特別な場所にそっと足を踏み入れたような姉弟のお話。
    1ページ1ページに、一呼吸入れたような絵と文に注目したい。

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    2014年04月01日
  • きつねのかみさま

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    ネタバレ

    なわとびの練習をはじめた娘に読み聞かせしました。
    縄跳びに書いてあるひらがなの名前に、娘も気がついてうれしそうでした。
    人って誰かに喜んでもらった瞬間が一番幸せなのかもしれないですね♪

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    2013年09月19日
  • きつねのかみさま

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    りなちゃんがきつねのりなちゃんに、自分のなわとびをあげる優しさがとてもよかった。娘はまねしたいそう♪

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    2013年04月24日
  • 車のいろは空のいろ 星のタクシー

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    ネタバレ

    当初は小学校の教科書で習った作品を求めて…そして3冊目。ちなみに教科書で習ったのは2冊目で再会しました。

    プロ意識が高いタクシー運転手であり、優しい人柄の松井さん。勿論普通?のお客さんも乗せるのでしょうが、松井さんの車には動物や既にこの世にいない人達まで乗ってきます。が、たとえこの世にいない人を乗せた後でも本書のかもしだすやわらかい雰囲気で、怖さよりはむしろ懐かしさやしみじみした空気が漂います。そして、さりげなく戦争のメッセージも…。時代を感じると共に、なんだかはっとさせられます。

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    2012年09月18日