あまんきみこのレビュー一覧
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なわとびを持って帰るのを忘れたりえちゃんが、弟と公園へ取りに戻ると…。
10ぴきのきつねが、「おおなみ こなみ ぐるっと まわって きつねのめ」といいながらなわとびをしている。
いっしょになわとびを楽しむのだが、帰るときに小さいこぎつねが、そのなわとびはあたしのよ、と。
神さまにお祈りしながら歩いていたら木の枝にかかっていたなわとび。
こぎつねのなまえもりえちゃん。
同じなまえ。
りえちゃんは、持って帰ることできないと…。
ごちゃごちゃの気持ちっていう表現。
この気持ちって、どのくらいの子どもにわかるのだろうか?と思いながら優しい絵にほっこりと癒された。
少しかがんでこぎつねに話しかけてい -
Posted by ブクログ
しばらく絵本から遠ざかっていたであろう小学校高学年の子どもが珍しく食いついてきた本。
ある日、押し入れの隅っこから転がり出てきた毛糸玉でチイばあちゃんがベレー帽を編もうとかぎ針を探すが見つからない。
猫のとらたが「机の一番下の引き出しは探した?」と訪ねます。
「奥まで探した」とチイばあちゃんは言うのですが、とらたは奥の奥まで探したのかと聞きます。
そこで奥の奥までもう一度探そうと引き出しを開けると…?
引き出しには、自分の大切なものや、ちょっとしまっておきたい細々したものを入れたりしますよね。
引き出し一つでこんなに夢のある世界が広がるなんて、なんて不思議で素敵なんだろう!とワクワクしてし -
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学期初めの掲載で、本の紹介まで依頼されることがなかったのだが、4年光村「白いぼうし」並行読書に加え依頼あり、再読。ひさしぶりに読むと、話によっては読書感想画にも向いているなぁと感じた。
以下ネタバレあり
◆小さなお客さん
パンク修理している松井さん、うまくいかないのに、なぜか小さな男の子二人きて、無事終了。お礼に乗せてあげると(すごく喜ぶ二人)、次のお客さんにシート汚れてるといわれ、金色のキツネの毛を発見。
◆うんのいい話
金いろのすじが一本ついたピカピカひかる魚を釣った客を乗せた松井さん、車が闇に包まれてくると沢山の魚に囲まれ、かえせかえせ…。あたりが収まったあと、客と二人震える手で火をつ -
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ネタバレリエと弟が公園に忘れたなわとびを取りに行くと
キツネたちがなわとびで遊んでいます
キツネと一緒に楽しく遊んでいると、そのなわとびが自分の物だと気づくリエ
キツネは、神様にみんなでなわとびしたいってお願いしたら、
自分の名前の「リエ」と書いたなわとびをくれたんだと嬉しそうに話します
それを聞いたリエは「なんだかごちゃごちゃな気持ち」になりながらも、なわとびが自分の物だとは言いませんでした
帰り道、弟が「そうかあ。おねえちゃんは、きつねのかみさまだあ。くくくっ」と言うと、りえちゃんは笑いながら、うれしくてむねがきゅんとしました
ありそうでなかった絵本
キツネと何かを取り替えっこしたりせず、
「 -
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ネタバレ四年生の国語の教科書に載っていたので、松井さんシリーズを全て読破することとした。下記の内容でメモしていく。
【登場人物】
【季節】
【行き先】
【松井さんの人柄】
春のお客さん
【登場人物】わかいお母さんと小さい五つ子の男の子、わかいおねえさん先生
【季節】春
【行き先】いずみ幼稚園
【松井さんの人柄】動物でもタクシーに乗せてくれるし、狸だと分かっても気づかないふりをする優しい人
きりの村
【登場人物】黒い旅行カバンを持つ紳士(新聞社の人)
【季節】夏
【行き先】タケイダム
【松井さんの人柄】不思議なことによく遭遇する(人柄では無いが、、、)
やさしいてんき雨
【登場人物】花よめさんと親