倉本由布のレビュー一覧
-
この作品を読んでから「日本史で一番好きな人物は?」の質問には、必ず「源 頼家」と答えています。
天の邪鬼な二人の、何とも言えない不思議で切ない恋物語です。
-
今回は切ない話でしたね。
薫が芽衣を思い、芽衣が薫を思う気持ちがすれ違ってしまう。
札差の妾の子どもである薫と武士の娘の芽衣。いつまでも、いつまでも、一緒にいたいという二人の気持ちは痛いほどわかって( ;∀;)
こうした人情ものは大好物です(*^^*)Posted by ブクログ -
まだこの先どうなっていくか分からなく、本当に主人公のカノンちゃんに感情移入してしまいました。登場人物の男の子達がみんな純粋でいい子でほのぼのしました。
-
登場人物の切ない気持ちが伝わってくる作品でした。3巻目のこの展開がこのあとどうなっていくのかが気になりますが、共感できる内容でした。
-
昔読んだことがあり、その時もすごく気に入ってた記憶がありました。この作者さんの作品が読めてとてもうれしかったです。登場人物の気持ちの描写がとてもよく伝わってくる懐かしい気持ちになる作品です。
-
中学生の頃にこの作者さんの著作を読みました。この本は、その中でも特に印象的で好きな本でした。描かれる情景がとても優しくてずっと読んでいたい作品です。
-
薫と芽衣の互いを思う気持ちが本当にいいなぁと思う一冊。
時代小説はそれなりに読んでるけど、こうした作品には癒されます。
薫の母の話が、今後の中心になるのかな?
Posted by ブクログ -
#倉本由布 さんの江戸時代物。女の子の髪結いが恋をかなえる、そのポイントは非常に少女小説的スタンスなのだけれど、とにかく設定が本格的で、主人公の卯野も魅力的。今巻は卯野がようやく自分の恋に気付いてくれたのでほっとするも相手が相手なだけ苦しい。
今回は、捨てられなければならなかった子と、立場を無くした...続きを読むPosted by ブクログ -
中学生のときに読み、えらく感動しました。部活内で大流行してました。台詞はたしかに少女漫画ふうになっているのですが、地の文もなめらかで読みやすいです。倉本先生の鎌倉盛衰記シリーズは本当にいいです。今読み返しても意外と感動出来ました。Posted by ブクログ
-
大店の娘なのに岡っ引きをしている薫。そして、彼女の下っ引きの芽衣は同心の娘。
そんな二人が謎を解く事件帖。
歴史小説をあまり読んだことがない人やミステリーが苦手な人にはとても読みやすいと思います。
このレーベルも発行されてから一年。あの時、第一弾に名を連ねていた誉田龍一先生の余りに、余りにも早いご...続きを読むPosted by ブクログ -
人間関係が複雑に。もっと甘い話を期待してしまったので5と迷ったけど星4で。
虎之介と恋愛が進んでいくのかな。面白かった。少しずつ(ご都合かと思われるくらいに)順調に仕事が増えていってる。
解説で高田郁さんの小説が例にあがっていて、高田さんもすきな作家さんなので嬉しくなったり頷いたり。ご都合、と思われ...続きを読むPosted by ブクログ -
好きな作家&絵師。自分的に最強タッグでジャケ買い。
内容は手堅く、面白い。表紙のイメージではもっと淡くて甘くて切ないような話を想像していたけど、けっこう重い話です。少女小説から一般向けに変えたといってももっと甘くてよかったかも。…と思ったけど、少女小説とはいえ恋愛よりも、もともとストーリーテラーな面...続きを読むPosted by ブクログ