倉本由布のレビュー一覧

  • 鎌倉盛衰記≪二≫ 空耳の恋唄 頼家私伝

    すれ違いの恋

    この作品を読んでから「日本史で一番好きな人物は?」の質問には、必ず「源 頼家」と答えています。
    天の邪鬼な二人の、何とも言えない不思議で切ない恋物語です。
  • 鎌倉盛衰記≪一≫ 海に眠る 義高と大姫

    原点

    中学生の頃、図書館でこの作品を読んで涙した思い出の作品です。
    鎌倉時代が好きになった原点!
  • いついつまでも 薫と芽衣の事件帖
     今回は切ない話でしたね。

     薫が芽衣を思い、芽衣が薫を思う気持ちがすれ違ってしまう。

     札差の妾の子どもである薫と武士の娘の芽衣。いつまでも、いつまでも、一緒にいたいという二人の気持ちは痛いほどわかって( ;∀;)

     こうした人情ものは大好物です(*^^*)
  • 天使のカノン2 眠り姫たちの序曲

    切ない

    まだこの先どうなっていくか分からなく、本当に主人公のカノンちゃんに感情移入してしまいました。登場人物の男の子達がみんな純粋でいい子でほのぼのしました。
  • 天使のカノン5 ガラスの楽園

    切ない

    前巻からの続きでまだ悲しさもありますが、少しずつ新しい物語が始まっていく感じがあり、暖かさを感じられる場面もあってよかったです。
  • 天使のカノン3 HEARTS ハーツ

    切ない

    登場人物の切ない気持ちが伝わってくる作品でした。3巻目のこの展開がこのあとどうなっていくのかが気になりますが、共感できる内容でした。
  • 天使のカノン4 あの夏に逢おうね

    切ない

    シリーズの大きな転換となる巻で、内容的にとても悲しい展開でした。このあと、皆んながしあわせになっていくことを祈りたくなりました。
  • 天使のカノン

    ハマりました

    初版が出た当時は主人公と同世代で、続刊を楽しみに読んでいました。
    久しぶりにこの小説が読めてとてもうれしかったです。
  • 秘密の夏を花束にして

    なつかしい

    昔読んだことがあり、その時もすごく気に入ってた記憶がありました。この作者さんの作品が読めてとてもうれしかったです。登場人物の気持ちの描写がとてもよく伝わってくる懐かしい気持ちになる作品です。
  • さよならから始まる物語

    懐かしい

    中学生の頃にこの作者さんの著作を読みました。この本は、その中でも特に印象的で好きな本でした。描かれる情景がとても優しくてずっと読んでいたい作品です。
  • 風待ちのふたり 薫と芽衣の事件帖
    薫と芽衣の互いを思う気持ちが本当にいいなぁと思う一冊。

    時代小説はそれなりに読んでるけど、こうした作品には癒されます。

    薫の母の話が、今後の中心になるのかな?

  • 夢に会えたら むすめ髪結い夢暦
    #倉本由布 さんの江戸時代物。女の子の髪結いが恋をかなえる、そのポイントは非常に少女小説的スタンスなのだけれど、とにかく設定が本格的で、主人公の卯野も魅力的。今巻は卯野がようやく自分の恋に気付いてくれたのでほっとするも相手が相手なだけ苦しい。
    今回は、捨てられなければならなかった子と、立場を無くした...続きを読む
  • 鎌倉盛衰記≪一≫ 海に眠る 義高と大姫
    中学生のときに読み、えらく感動しました。部活内で大流行してました。台詞はたしかに少女漫画ふうになっているのですが、地の文もなめらかで読みやすいです。倉本先生の鎌倉盛衰記シリーズは本当にいいです。今読み返しても意外と感動出来ました。
  • 天使のカノン
    ちょうどシリーズが始まったのが、主人公花音と同世代だった。続編が出るのを楽しみに、本屋さんに通ってた。でも、6巻までしか読んでない。その後の花音の人生はどんな風になったのか読んでみたい。この本に出会って以来、クラッシックでもっとも好きな曲はパッフェルベルのカノンになった。
  • 星姫紀行
    中学生の頃、ダイスキだったコバルト文庫。倉本由布&槇夢民は、わたしにとって、最強タックのお気に入りでした。なかでも、近未来SFちっくなこの、『乙女ちっくファンタジー』と題された作品が、ほんとうにほんとうにすきだった!テーマは輪廻転生です。生まれ変わっても、恋人たちは愛し合い、惹かれあう、ロマンチック...続きを読む
  • 迷い子の櫛 むすめ髪結い夢暦
    面白そうだからと、まだ空っぽのままの花器をを放り出し、お留の小言も振り切って、花絵もついて来たのだ。
  • 寄り添い花火 薫と芽衣の事件帖
    大店の娘なのに岡っ引きをしている薫。そして、彼女の下っ引きの芽衣は同心の娘。
    そんな二人が謎を解く事件帖。
    歴史小説をあまり読んだことがない人やミステリーが苦手な人にはとても読みやすいと思います。

    このレーベルも発行されてから一年。あの時、第一弾に名を連ねていた誉田龍一先生の余りに、余りにも早いご...続きを読む
  • 迷い子の櫛 むすめ髪結い夢暦
    人間関係が複雑に。もっと甘い話を期待してしまったので5と迷ったけど星4で。
    虎之介と恋愛が進んでいくのかな。面白かった。少しずつ(ご都合かと思われるくらいに)順調に仕事が増えていってる。
    解説で高田郁さんの小説が例にあがっていて、高田さんもすきな作家さんなので嬉しくなったり頷いたり。ご都合、と思われ...続きを読む
  • ゆめ結び むすめ髪結い夢暦
    好きな作家&絵師。自分的に最強タッグでジャケ買い。
    内容は手堅く、面白い。表紙のイメージではもっと淡くて甘くて切ないような話を想像していたけど、けっこう重い話です。少女小説から一般向けに変えたといってももっと甘くてよかったかも。…と思ったけど、少女小説とはいえ恋愛よりも、もともとストーリーテラーな面...続きを読む
  • ゆめ結び むすめ髪結い夢暦
    ん~。時代小説、成長っぽいっていうノリで選んでみたけれど。面白かったけど、もう少し深みがほしいなぁ。
    高田さんだ。やっぱり…。