あらすじ
源頼朝の長女・大姫の“お婿様”として鎌倉へやってきた木曾義仲の嫡男・義高。だがその実態は“人質”。そして父・義仲の反乱で義高の立場は一層危ういものとなった。「俺は、死んだら海に還るよ。鎌倉で死んでもどこで死んでも、必ずこの海に還る」。そう語る義高の腕に抱かれながら、大姫はその揺れる心を感じ取っていた……。涙と感動の歴史悲恋ものがたり。※イラストは収録されていません。
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Posted by ブクログ
中学生のときに読み、えらく感動しました。部活内で大流行してました。台詞はたしかに少女漫画ふうになっているのですが、地の文もなめらかで読みやすいです。倉本先生の鎌倉盛衰記シリーズは本当にいいです。今読み返しても意外と感動出来ました。