柴田哲孝のレビュー一覧

  • 日本怪魚伝

    Posted by ブクログ

    カワマスの表紙に惹かれ、なんとなく購入してした短編集。
    題材とされている魚は12種類。これらが怪魚と表現されているものの、
    そのうち本当に怪魚なのは、今を以て伝説のタキタロウくらい。
    だから、タイトルはやや大袈裟(^^;)なのだが・・・。

    それでもこの本、かなり夢中になって読めた。
    各篇でノンフィクション風・時代小説風・お伽噺風・ホラー風と粒が揃っており、
    うまくテーマの魚とシンクロする。

    個人的に印象に残ったのは、第6話のアオウオ、第10話のレイクトラウト、第11話のコイ
    のエピソード。どれもあんまり怪魚では無いのだけど(^^;)。

    そして、気になる釣りに関するディテールは、あまり深く

    0
    2011年01月30日