柴田哲孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
カワマスの表紙に惹かれ、なんとなく購入してした短編集。
題材とされている魚は12種類。これらが怪魚と表現されているものの、
そのうち本当に怪魚なのは、今を以て伝説のタキタロウくらい。
だから、タイトルはやや大袈裟(^^;)なのだが・・・。
それでもこの本、かなり夢中になって読めた。
各篇でノンフィクション風・時代小説風・お伽噺風・ホラー風と粒が揃っており、
うまくテーマの魚とシンクロする。
個人的に印象に残ったのは、第6話のアオウオ、第10話のレイクトラウト、第11話のコイ
のエピソード。どれもあんまり怪魚では無いのだけど(^^;)。
そして、気になる釣りに関するディテールは、あまり深く