小湊悠貴のレビュー一覧

  • ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け
    タマ三年生の一年。イギリスで店を開く友人に一緒にやらないかと誘われて迷う蓮。タマの友人の玲沙は田舎の母の突然の再婚話に戸惑う。ミケさんは親戚たちから就職や結婚について責められ、将来に惑う。みんなそれぞれの未来にむかって動き出し、ゆきうさぎにもあらたなお客様が……。

    今回は親子の話。蓮の決断とかミケ...続きを読む
  • ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご
    小料理屋「ゆきうさぎ」でバイトを続けている大学生の碧。若店主の大樹は最近、豚の角煮の研究をしている。先代の女将が唯一レシピを教えてくれなかった料理だそうだが、その理由とは一体……?ほか、碧と友人たちとのケンカや仲直りの手毬寿司、生前の母の教え子の思い出のメンチカツ、再会のかき氷など。

    相変わらず良...続きを読む
  • ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが
    とても美味しそうなごはんの表紙がずっと気になっていた作品です。面白かったです。どのお話もわりとあっさりしたお話なので、ちょうどよく読めます。ごはんも美味しそうだし、登場人物たちも穏やか。穏やか過ぎる、とも思いますが、疲れた毎日にしみわたります。小料理屋「ゆきうさぎ」、行ってみたいな。美味しい、は良い...続きを読む
  • ゆきうさぎのお品書き 1
    亡くなった先代を継いで小料理屋を営む青年と女子大生バイトちゃんの日常。徐々に世界が広がっていっている過程かな。丁寧に話を進めているのか、どこかまだ弱い感じ。肉じゃがとプリンいいな。
  • 黒猫館の夢見る天使 三日月伯爵とパリの約束
    父を失い、伯母夫婦によって財産も失って修道院に入れられたミシェル。
    修道院でも苛められていたけど、不祥事が明らかになって修道院は閉鎖され、学校に。
    学校を卒業したミシェルは、文通をずっと続けていた「三日月伯爵」と出逢うって感じで、コバルト文庫らしい作品でした。

    ミシェルの生い立ちはよくある感じです...続きを読む
  • スカーレット・バード 天空に咲く薔薇【ミニ小説つき】
    可もなく不可もなく。
    途中で大体オチは読めたので、きっと、そういう落としどころだろうと思って読んで行ったらその通りだったので、もう少しひねってくれてもいいのよ、って思った。いや、別にそれはそれでいいんだけど。乙女系なのでそんなもんだろう。
    ただ、せっかくの悪役お兄様夫妻がろくすっぽ活躍することもなく...続きを読む
  • ゆきうさぎのお品書き 1 6時20分の肉じゃが

    まごころ

    料理を通して伝わる人のまごころのあたたかさや食べることを通して生きることの大切さなんかがほんわかと伝わる作品です。