真坂マサルのレビュー一覧

  • 水木しげ子さんと結ばれました2

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    私たちがイメージするような方法でなくても“直接的に”殺すことはできるということが印象的だった。
    生田伝説の話は嫌いじゃない。

    ラブレッドがこんなにすごい(悪い意味で)存在だとは…。
    自分の母親を目の前にしても気付かないような強い洗脳はすごいと思うし、だからこそ違和感がぬぐえない。

    そういえば赤って血のイメージもあるし、殺す殺されるの関係はある意味運命的だと思う。

    最後の最後でまさかあのキャラが裏切るとは…。
    続きがとても気になる終わりかたでした。

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    2017年03月19日
  • 水木しげ子さんと結ばれました

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    てっきり恋愛ものだと思ったら、まさかのオカルトもどき。
    樹の周りは変人博物館と言ってもいい程、個性的な人が集まっていて……。

    焼死が一番辛いとは初耳。それだけはやめようと決意した。
    よくもこんなにも気持ち悪いことが思いつくと驚きを通り越して感心してしまう。

    しげ子さんのおかしくなった理由がそこまで常識はずれでないことにガッカリ。

    個人的には鳥まで食べるようになってしまった食虫草もとい食鳥草が一番印象的だった。

    透明感があるイラストは嫌いじゃない。特に手の描き方が上手いと思う。

    自販機から人の手とは恐ろしい。

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    2017年03月19日
  • 水木しげ子さんと結ばれました

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    さすが、入間氏が推すだけあるね、ミステリー しっかりしつつストーリーも申し分ない…しげ子さん可愛いですね笑い方とかはあれだが

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    2014年06月14日
  • 魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く

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    更なる悲劇が続くことを匂わせて終わった1冊。
    冒頭から女性に○○をかけるというシーンから始まった残酷で救いようがないライトノベル。女ヒロイン(エルフ)の母の○○を抉って○す、○○した女性の○○に熱した刃を突き刺し中の○○を殺す、子供の全身の○を○して吊るす等のシーンが繰り広げられる。
    で、境遇が悪かったと云えどヤクザの主人公はヤクザらしく人でなしで、これ程共感できないライトノベルの主人公はいないんじゃなかろうか。
    酷く強烈な悪感情を沸き立てる一冊でした。

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    2023年09月19日
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋

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    ネタバレ

    たまたま表紙を見て、気になったので購入…
    なので事前情報等全く無い状態で読み始めてみた。
    連作短編的な形式を取ってるから読みやすい。
    文章も小難しい言い回し等がなくサクッと読める。
    なのに物語にぐんぐん惹き込まれる。
    これはとても良作に出会ってしまった…

    ただ、最後が少し拍子抜けと言うか、「え、そんな終わり方するの?」って感じだったかな。
    まだ京と円香の関係性とか、京の出自云々とかが全て解明されていない点も気になる。
    続編の予定があるなら是非買いたい。

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    2021年02月26日
  • ナイトメア・ゲーム

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    あまりこういうパニックホラー?は読まないが面白かった。
    矢継ぎ早に新しい謎や答えや問題が与えられて密度の濃い一冊だった。
    ラストがとても好み。
    ☆1つ分の減点は一冊であることは無論承知しているが人物描写が少し薄かったところだ。

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    2018年09月01日
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋

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    生き霊の探偵と探偵を殺しそびれた殺し屋のバディもの。面倒な探偵を殺せなかったばっかりに誰も殺せなくなっちゃう殺し屋くんは何とも不幸(?)です。
    バディものなのに相棒感皆無なのもまた一興。

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    2018年01月27日
  • 水木しげ子さんと結ばれました3

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    自分が思い出せる限り全てのフラグを回収した技量はさすがとしか言いようがない。
    ただ、最後の方がかなり雑。大量の登場人物が次々と死んでいくのは読んでて醒める。

    確かに人間以外が殺すのならば赤い糸は見えない訳で…。
    飼い犬をけしかけて殺しても糸が見えないのならば、少なくとも赤い糸的には完全犯罪もできるような気がする。

    お姉さんの子供の赤い糸と、朝生のラストの真相は明かされなかったか……。そこがモヤモヤ。

    そういえば作中人物の名前が大御所漫画家の名前のもじりで笑ってしまった。

    後、太ももを切るときは内側よりも外側の方が切りやすいと思う。

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    2017年03月19日
  • 水木しげ子さんと結ばれました2

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    主人公が悲劇への展開をなんとか変えようとして僅かな希望見つけた結果、さらなる悲劇の予感も手に入れてしまう。しかし全てを諦めきってしまわない姿が心地良い。
    私は豆腐メンタルなので好きな作品でも読む前のメンタル管理が必須です…。
    多すぎても興ざめですが、次巻は途中のメンタル給水ポイントとしてぜひ新キャラとの絡みのコメディパートを設置しておいて欲しいですね。

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    2014年09月06日
  • 三輪ケイトの秘密の暗号表

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    ハーフというイメージを具現化した外見をもつ幼馴染。
    暗号好きの彼女は、ものすごい人見知りだった。

    社会に出たらどうするんだ、と突っ込まずにはいられない
    そんな幼馴染と、野獣と言われるほどの外見の主人公。
    彼女の母親に子供の頃言われたから、と
    せっせと幼馴染を守っている主人公を賞賛したい…。
    これで幼馴染があの性格でなければ、いらっとしていたかと。

    3話分の暗号があり、最初の話はともかく
    残り2話は確かに考えてしまいます。
    告げていいのか、それがいい結果をもたらすのか。
    探偵やミステリーは、解いてしまえば終了ですが
    そこも考えてしまう幼馴染のおかげで、事件は
    全容が明かされてるような?

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    2019年10月19日
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋

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    嫌われものの探偵と殺し屋コンビ。軽妙で読みやすい。展開もほどよくエッジがきいている。はやみねかおるの怪盗クイーンのシリーズと雰囲気が似てる。若者向け。

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    2019年03月08日
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋

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    殺しそこねた探偵の生霊に憑かれた殺し屋の話。
    殺し屋の近くから離れられない生霊は、彼のもとに舞い込む殺しの依頼に次々と口を挟みその裏を暴いてゆくのだが…
    生霊といっても陽気な毒舌キャラなのでホラーな感じはしないし、それに翻弄される生真面目な殺し屋とのコンビが面白かったが、最後はちょっともやっとした。

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    2018年07月17日
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋

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    ネタバレ

    自分を狙った殺し屋に、生き霊となって取りつく探偵。奇妙なコンビとなって殺しの依頼を受けるという展開。死にかけ探偵はどうやら嫌われ探偵らしく、臓器提供もしてもらえないのだけど、そんなにひどい人には思えなかったので違和感。頭もいいし、それほど暴言も吐かないし、むしろいい奴では?

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    2018年02月20日