あらすじ
水木しげ子さん。人形のようにあまりにも完璧に美しく、けれど心の底から怖ろしい、ほぼ妖怪のような女の子──そして、僕と死の運命で結ばれた女の子。 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」を見る少年、楠見朝生の前には、糸に導かれた死の運命が次々と訪れる。親しい人たちを狂気の牙が襲い、世界を悪意の底へと突き落とすための罠が目覚めるとき、朝生に突きつけられる「選択」とは──。 ただ一度の〈20回記念特別賞〉受賞作、待望の続編が登場! 物語はさらに愛しく狂える結末へと転がり落ち、そして。
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Posted by ブクログ
私たちがイメージするような方法でなくても“直接的に”殺すことはできるということが印象的だった。
生田伝説の話は嫌いじゃない。
ラブレッドがこんなにすごい(悪い意味で)存在だとは…。
自分の母親を目の前にしても気付かないような強い洗脳はすごいと思うし、だからこそ違和感がぬぐえない。
そういえば赤って血のイメージもあるし、殺す殺されるの関係はある意味運命的だと思う。
最後の最後でまさかあのキャラが裏切るとは…。
続きがとても気になる終わりかたでした。