【感想・ネタバレ】水木しげ子さんと結ばれました3のレビュー

あらすじ

殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」を見る少年、楠見朝生。そして彼と「結ばれて」いる少女、水木しげ子さん。──心の底から不気味で、人形みたいに完璧だった彼女が、失ったもの。その喪失はあまりにも大きく、二人の歯車を狂わせていく。 そんな二人の前に、最後にして最大の事件が転がり出す。狂気に満ちた赤い糸の来歴を辿るうち、朝生としげ子さんの運命の時が、ついに訪れる──。 ただ一度の〈20回記念特別賞〉受賞作、衝撃の完結! 血の呪いに終止符を打つのは、彼女の死か、彼の死か、それとも。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分が思い出せる限り全てのフラグを回収した技量はさすがとしか言いようがない。
ただ、最後の方がかなり雑。大量の登場人物が次々と死んでいくのは読んでて醒める。

確かに人間以外が殺すのならば赤い糸は見えない訳で…。
飼い犬をけしかけて殺しても糸が見えないのならば、少なくとも赤い糸的には完全犯罪もできるような気がする。

お姉さんの子供の赤い糸と、朝生のラストの真相は明かされなかったか……。そこがモヤモヤ。

そういえば作中人物の名前が大御所漫画家の名前のもじりで笑ってしまった。

後、太ももを切るときは内側よりも外側の方が切りやすいと思う。

0
2017年03月19日

「男性向けライトノベル」ランキング