作品一覧

  • 悪魔使いはほほえまない 災いを呼ぶ転校生
    -
    1巻649円 (税込)
    5月のある日、古畑カレンのクラスに転校してきたクールな美少年・御影深紅(みかげしんく)。彼は、人間に悪魔の力を貸し与える“悪魔使い”だった! 「悪魔の力を使えば、あなたのどんな望みでも叶えることができますよ。でも、悪魔の力を使うのは、絶対に一度きりにしてください。一度きりなら何も起こりません。ただし、二度、三度使えば、取り返しのつかない“代償”をいただくことになりますからね……」深紅は、人間をおとしいれ、災いをもたらす“悪魔”なのか……!? それとも……!?
  • ナイトメア・ゲーム
    4.0
    1巻693円 (税込)
    目覚めた時、街は【悪夢(ナイトメア)】に覆われていた……悪夢が人々を食い破り、襲い始めたある地方都市。  その存在に捕われたら最後、発芽した悪夢は暴走し、その人間が死ぬまで、止まらない。  失われた記憶、閉鎖された街、幼馴染の涙、異様な予言を信奉するカルト宗教――謎だらけの状況に翻弄されながら、俺は手にした剣だけを頼りにギリギリで生き延びていく。  いくつもの死を踏み越えて、傷だらけで進んだ先に待つ、残酷な「真実」とは――。  この悪夢に、終わりは、あるのか?
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋
    3.4
    1巻715円 (税込)
    殺し屋・御堂禅の朝は早い。規則正しい日常こそが「殺し」という非日常から戻るための処方箋だから――それなのに。「おい、早く驚けよ」 禅にそう言うのは、宙を漂う男。彼が昨日殺したはずの私立探偵・東馬京だった。生霊として取り憑いた京は、暇にあかせて禅へと舞い込む依頼に次々と口を挟んでいく。実力派俳優の依頼した殺しに秘められた謎、暴力団の裏切りもの粛清に隠れた秘密、顔の見えない依頼者が請う連続殺人犯殺し……。護岸不遜な名探偵の推理が、殺伐とした依頼の裏に隠れた真実と、生真面目すぎる殺し屋の心を解き明かす。
  • 魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く
    3.0
    1巻715円 (税込)
    〈エルフ〉の少女に乞われ異世界へ高飛びした元極道・成嶋千潮。しかしそこで彼が出会ったのは、気楽なファンタジーとはほど遠い、血で血を洗う絶望的な世界だった。虐殺された〈エルフ〉たちが、命と引き換えに守ったものーーそれは、服用した者から「魔法」を引き出す薬=魔薬。「俺が、幻想を終わらせてやる」 たった二人残された〈エルフ〉の姉妹と契約を結んだ千潮。そして最も危険な男は血と硝煙と策略をまとい、残酷な異世界を切り抜けていく。異世界×極道、最凶の組み合わせで紡ぐ異世界ダークファンタジー。
  • 三輪ケイトの秘密の暗号表
    3.0
    1巻671円 (税込)
    三輪ケイト。誰もが振りむくほどの奇蹟的な美しさをもちながら、人見知りでまともに人の顔も見られない女の子。そんな彼女は「暗号」を目の前にした時にだけ、その瞳に類まれな知性の輝きを宿らせる――暗号中毒者だった。名映画監督が残した書籍暗号、ストーカーの残した謎めいたメモ、記憶喪失の少女が描く謎の図案、そしてケイトの人生に影を落とす暗号……。「暗号には、それを作った人の強い思いが込められている」ケイトの前に現れる様々な暗号と、その裏に隠された人生の物語とは――これは、暗号に託された人の思いを解読する物語。
  • アンダーワールドストリートへようこそ ~不運な女の子と呪われたボディガード~
    -
    1巻693円 (税込)
    「あなた呪われていますよ」 裏社会通り。日常のほんの裏側、一歩道を違えた場所にある謎めいた街には、その身に呪いを抱えた“厄人”が集っている。 あまりに不運な自分の身の上を「呪われている」と看破されてしまった四つ葉つゆりもまた、その街に迷い込んだ。 彼女が出会うのは、誰からも忘れられる女殺し屋、何もかもを忘れられない情報通、生ける藁人形に宿る探偵、セクシーなインチキ霊媒師……そして、全てを「生かす」呪いにとり憑かれた男――。 呪われた人々の運命が、ひとつの事件を巡って集約していき――。
  • 水木しげ子さんと結ばれました
    4.3
    1~3巻649~693円 (税込)
    今日は転校初日で、学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」――それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。 ――水木しげ子さん。 僕の想像していたのと全然違う、可愛くて恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の運命の人に間違いない。だって、あまりにも完璧な、人形みたいに美しい彼女の左手の小指は、僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだから――。 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった、ちょっとおかしな少女と少年。二人に次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」と、その未来に訪れる結末とは――? 今年だけの<20回記念特別賞>受賞作、登場!

ユーザーレビュー

  • 水木しげ子さんと結ばれました2

    Posted by ブクログ

    私たちがイメージするような方法でなくても“直接的に”殺すことはできるということが印象的だった。
    生田伝説の話は嫌いじゃない。

    ラブレッドがこんなにすごい(悪い意味で)存在だとは…。
    自分の母親を目の前にしても気付かないような強い洗脳はすごいと思うし、だからこそ違和感がぬぐえない。

    そういえば赤って血のイメージもあるし、殺す殺されるの関係はある意味運命的だと思う。

    最後の最後でまさかあのキャラが裏切るとは…。
    続きがとても気になる終わりかたでした。

    0
    2017年03月19日
  • 水木しげ子さんと結ばれました

    Posted by ブクログ

    てっきり恋愛ものだと思ったら、まさかのオカルトもどき。
    樹の周りは変人博物館と言ってもいい程、個性的な人が集まっていて……。

    焼死が一番辛いとは初耳。それだけはやめようと決意した。
    よくもこんなにも気持ち悪いことが思いつくと驚きを通り越して感心してしまう。

    しげ子さんのおかしくなった理由がそこまで常識はずれでないことにガッカリ。

    個人的には鳥まで食べるようになってしまった食虫草もとい食鳥草が一番印象的だった。

    透明感があるイラストは嫌いじゃない。特に手の描き方が上手いと思う。

    自販機から人の手とは恐ろしい。

    0
    2017年03月19日
  • 水木しげ子さんと結ばれました

    Posted by ブクログ

    さすが、入間氏が推すだけあるね、ミステリー しっかりしつつストーリーも申し分ない…しげ子さん可愛いですね笑い方とかはあれだが

    0
    2014年06月14日
  • 魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く

    Posted by ブクログ

    更なる悲劇が続くことを匂わせて終わった1冊。
    冒頭から女性に○○をかけるというシーンから始まった残酷で救いようがないライトノベル。女ヒロイン(エルフ)の母の○○を抉って○す、○○した女性の○○に熱した刃を突き刺し中の○○を殺す、子供の全身の○を○して吊るす等のシーンが繰り広げられる。
    で、境遇が悪かったと云えどヤクザの主人公はヤクザらしく人でなしで、これ程共感できないライトノベルの主人公はいないんじゃなかろうか。
    酷く強烈な悪感情を沸き立てる一冊でした。

    0
    2023年09月19日
  • 死にかけ探偵と殺せない殺し屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たまたま表紙を見て、気になったので購入…
    なので事前情報等全く無い状態で読み始めてみた。
    連作短編的な形式を取ってるから読みやすい。
    文章も小難しい言い回し等がなくサクッと読める。
    なのに物語にぐんぐん惹き込まれる。
    これはとても良作に出会ってしまった…

    ただ、最後が少し拍子抜けと言うか、「え、そんな終わり方するの?」って感じだったかな。
    まだ京と円香の関係性とか、京の出自云々とかが全て解明されていない点も気になる。
    続編の予定があるなら是非買いたい。

    0
    2021年02月26日

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