戸部けいこのレビュー一覧
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無料版購入済み
考えさせられる
ドラマがとても良かったので原作はどうだろうと読み始めました。
自閉症とは、どのような症状なのかを初めて知ることができた作品です。 -
Posted by ブクログ
光くんが5年生から6年生になるこの巻。
序盤ではすっかり光君や美羽ちゃんたちに理解の深まった郡司先生が
1年生のときの光くんにわざとではないとはいえ
大怪我をさせてしまったことを謝るシーンがあった。
幸子が光くんの焼いたクッキーなどを退職祝い(?)として渡したとき
郡司先生が「光くん、クッキーの型抜き上手なのよね」と
サラリと言って喜んでいて、あんなに対応に苦慮していた郡司先生が
光くんを自然に褒められるまでその立場に立ってくれる先生に
なったのだなぁと、感動した。
春休みは、おひさまハウスで過ごしたり、お父さんのCMで一悶着あったり(笑)
さらには、新しいあさがお教室の担任と顔合わせ。
若 -
Posted by ブクログ
光くんが自立登校にチャレンジするシーンから始まる8巻。
5年生も終わりになってきて、自立登校ができるようになったり
郡司先生も7巻で発達検査をしてくれた心理士からアドバイスを受けて
光くんや美羽ちゃんとの関わり方、授業の進め方も
ふたりに合わせたものになってきたり
いい方向へとものごとが展開していく巻だった。
それでもやはり問題提起を忘れないのがこのシリーズ。
沖くんという以前登場した、両親からネグレクトされて
施設に行くことになった男の子が再登場する。
光くんが寄り道して帰りにクリスマスツリーを眺めていたら
沖くんはそっと光くんの側に現れた。
幸子が、光くんの帰りが遅いとそこにかけつけたと -
Posted by ブクログ
冬休み、光くんと電車で出かけた先で
偶然結婚式場にいる青木先生と若林先生を見かけた幸子。
ふたりは「光くんがキューピット」と言ってくれ
若林先生が担任しているクラスの子どもたちだけでなく
光くんと美羽ちゃんも、披露宴に招待したいと言ってくれる。
冠婚葬祭に「どうしたら参加できるか」という視点で
(特に夫側の)親族から配慮してもらえなかった幸子は
とてもよろこんで、披露宴への参加を決める。
披露宴当日も、凄腕のボランティアの渋沢さんや
手つなぎペアの石田くんたちが子どもたちの世話をしてくれ
幸子も本田さんも久しぶりにリフレッシュできていた。
ネズミ―マーチを披露宴で子どもたちが踊ったときは
青 -
Posted by ブクログ
青木先生のもとだと学校生活が多少は安定するのか
時の流れがとてもはやい巻だった。
主なできごとは
ひな祭りパーティー、美羽ちゃんの登場、トマトの写真撮り、そして沖くんの登場。
花音ちゃんの公園でのお友だち家族に誘われて
よその家での「ひな祭りパーティー」に参加するも
光くんと花音ちゃん、ふたりのお世話でいっぱいいっぱいになり
光くんのお手洗いの要求に幸子がすぐに気づけず
おもらしをしてしまった光くん。
そんな様子を見た友だちの家族は
「花音ちゃんを光くんに託せる」からよかった、という旨の
発言をしてしまい、幸子を傷つけてしまう。
また、4年生になった光くん。
ASDの本田美羽ちゃんが入学し -
Posted by ブクログ
ネタバレ8~11巻一気読み。ついに光も中学生に。郡司先生がせっかく慣れたと思ったら、またいけ好かない先生に当たって、ほんと親って大変。子供たちはもっと大変か。自閉症だけじゃなくて、ADHDや学習障害も出てきた。学習障害の子はほんと大変だよな。知的の遅れがない分、誤解されることが多いだろうに。高次脳機能障害まで出てきた。すごいね。しかし、お父さんの作ってるしいたけ・香ちゃんのにおいが光がだめだとは・・・。お父さん残念。就職は違う道になるのか。しかし、11巻の最後は浮気疑惑で夫婦げんかになるんだけど、結局お互い反省して、相手を思いやって、本当に立派な人たちだ。こんな前向きで思いやりのある人たちがいるなんて