宮本武蔵のレビュー一覧

  • 宮本武蔵「五輪書」 ビギナーズ 日本の思想

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    武蔵は頭のいい人だったのだと思う。見直しをしたらしい前半はすごくまとまっている。後半は寿命のため、余り見返せなかったであろうと書いてある通り、やや繰り返しも多い。

    全文掲載でないのは残念だが、編者が順番を工夫してくれてあり、非常に分かりやすい。加えられている説明も分かりやすい。悪くないと思います。

    武道を何もしていない私なので、理解できていない所は多いにあると思うけれど、武道、そして武道に限らず何かを突き詰めて究明したい人に対するメッセージに近い。

    武蔵が兵庫県出身なんて知らなくて、びっくりした。

    英語のタイトルがa book of five ringsなのに不満。五輪書はそもそも武蔵

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    2015年05月10日
  • 宮本武蔵「五輪書」 ビギナーズ 日本の思想

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    武士道に関する書籍の一つとして読んだ。

    剣術とは相手を倒すためのもの。融通無碍で型はあってない空の状態がその境地。この二点が武蔵の主張だと読んだ。

    「武士道」と違って義•仁•礼の記述は少なく、修身に関する側面に集中して書かれた書物だ。このことを理解するために新渡戸氏の考えに先に触れておく方が適切だろう。

    今度は「西郷南洲遺訓」にチャレンジだ。

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    2014年10月13日
  • [新訳]五輪書 自己を磨き、人生に克つためのヒント

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    「切る」というただひとつの目的を目指し、奇策を弄さず、一つの型に囚われず、正道を行く。そして、その道は一つの分野にとどまらず、多くの分野に通じるものである。というのが武蔵の哲学か。
    なんとも強者の風格が伝わってくる思想である。圧倒的に強く、常にたゆまず努力できる人だからこその思想だろう。
    常に先手を打て、などは自分にも実行ができるが、弱者である自分は武蔵のようには生きてはいけない。
    それでも、武蔵の姿にすこし触れられたようでよかった。

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    2013年04月16日
  • 五輪書

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    武蔵の到達した一つの答えに関する書。古文なので読みにくいが、実用的な剣術に関する指南書であるが、他にも応用出来る内容も多く含んでいるとは思うが一読ではそこまで思い至る事は出来ませんでした。時間をあけて再読したい本。

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    2013年01月04日
  • 五輪書

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    言わずと知れた、宮本武蔵による兵法書。
    武術(剣術)を学べば、万人の戦い方にも適用できるから「兵法」なのだ、ということらしいが、「孫子」に比べると、一般的な兵法については内容不足。
    じゃあ得られるところがないかといえば、そんなことは当然なくて、片手打ちの必要性や、人を切ることを最優先に置くことなど、とにかく実用重視の視点が印象的。
    あと、「むかつかする」という単語が出てきてちょっとびっくりした。江戸時代からあったのね。

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    2012年01月04日
  • 五輪書

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    宮本武蔵が書いた剣法書。

    兵法について書いた「地之巻」、
    心構えと剣術の構えについて書かれた「水之巻」、
    戦闘技術について書かれた「火之巻」、
    その他の流派について書かれた「風之巻」、
    武蔵の哲学に触れることができる「空之巻」、
    の5つから成る。

    現代語ではないので、

    イーストプレス社刊のまんが版で予習すると、理解しやすい。

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    2011年11月25日
  • 五輪書

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    「五輪書」の全体像は分かるっているつもりだけど、いざ読み始めると奥が深すぎ。
    宮本武蔵とは、いったい何者だったのか?

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    2011年11月23日
  • 五輪書

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    宮本武蔵による剣術書とゆうことでそれだけで価値があるかも知れないが、真剣を握ったことすらないおれには残念ながらイマイチな感じ。剣術家は読むべし。

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    2009年10月07日
  • 五輪書

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    バガボンド読んで、とりあえず読んでおかないと日本人として危ういな。と、思って読んだ。ただ、著者として武蔵のイメージはマンガやメディアに流布しているような豪放磊落な人間ではなく、もっと静かなキレ者てき野郎。野郎。です。

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    2009年10月04日
  • 五輪書

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    「型を学び、型にはまらないスタイル」・・この本に書かれている言葉。
    准くんはここから、 一見、矛盾するようだが型にはまりすぎると芝居の幅が狭くなってしまい、咄嗟のアドリブが利かない。  しかし一方で型がないと魅せられない。 と『反乱のボヤージュ』の頃、この本を読んで思ったらしい。<日経アソシエより>

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    2009年10月04日
  • 五輪書

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    日本最強の文化人、宮本武蔵の書、当然剣術のことを書いているのですが、身体論、禅的精神の本としても質が高いです。

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    2009年10月04日