田中経一のレビュー一覧

  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    第二次世界大戦中に、天才料理人直太郎が完成させた究極のレシピを蘇られせて欲しいと依頼される。幻のレシピを探していく中で、徐々に謎が明らかになっていくミステリー小説。展開が面白くて、最後はまさかの展開に涙。
    大日本帝国食菜全席204品も掲載されていて、すごいなぁと思った。
    テレビ料理の鉄人の人が著者だと知り、納得。

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    2025年09月27日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    随分前に購入して本棚に眠っていた一冊です。
    最近はビジネス書やエッセイ等しか読んでおらず、
    久しぶりの小説でした。
    もうとてつもなく面白い!
    早く次を読みたいだけど、読み進めると終わってしまうという葛藤に何度陥ったことか!
    ラストシーンは3回以上読みました。
    この本は売らずに大切に保管したいと思います。
    最後のページに書かれてある大日本帝国食菜全席のメニューは圧巻です。
    私の中では2024年のナンバーワンです!

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    2024年12月31日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    物語の展開にテンポ感があり、一気に読み込んでしまうぐらい没頭できる作品だった。悲しみ、優しさ、情熱…色んな感情が蠢き、場面展開も多いので、頭を使うストーリーで読み応えがあった。
    過去と現在が繋がる所では鳥肌がたった。

    また少し時間空けてから読みたいと思う。

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    2024年11月12日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    戦時の歴史の知識もつくし、最後の最後に明かされる真実がびっくりの連続で、最後まで飽きることなくずっと面白い!!

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    2024年08月22日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    舞台は満洲。中国名が頻繁に出てくるので最初は文字が頭に入ってこず苦戦。
    ただ中盤から少しずつ謎が紐解けていき、ページを捲る手が止まらない。ラストは想像以上の真実があり、時代に対する憤りを感じ心が痛んだ。と同時に感動もあり非常に上手くまとまっている。最後一行がとてもカッコよく物語を締めくくっている。

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    2024年08月27日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    久しぶりに面白い本に出会えた。料理人や戦争といったテーマに隠れて、愛情や友情の話が上手く織り込まれていて、とても読み応えがあった。別の作品も読んでみるつもりです。

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    2024年07月10日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ★4.5/5.0
    個人的には面白く読めた作品でした!

    楊が中国共産党のスパイっていう話がでてきたあたりから、爆速で読み終えちゃいました笑
    それくらい、物語にのめり込めた。主な登場人物としては、満州国の時代に山形直太朗と千鶴、楊晴明、現代に、佐々木充(村田満)、幸、楊晴明っていう構成だったけど、個人的には中高で習った満州国の話が、こんなにもスラスラと入ってくるとは思わず、でも、物語に上手く組み込まれてるからこそ満州国が建国された時代がどのような時代だったかを以前よりも知ることが出来たと思うので、そこは良かったかな。
    「麒麟の舌」という表現は知らなかったので、この物語を通して知ることが出来た。絶

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    2024年01月13日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ワクワクしながら読みました。。400ページも苦になりませんでした。
    満州で皇帝溥儀と昭和天皇に供するためのレシピづくりを関東軍に命じられた天才料理人と、そのレシピを探し出し再現することを依頼された最期の料理人の話が交互に。壮大なミステリー。回収もことごとく上手くハマり読後感も良かったです。
    作者は「料理の鉄人」等の演出受賞歴を持つ方。映画もヒットしたそうですね。
    サブタイトル「麒麟の舌」とはキリンではなく、中国で想像上の神聖な動物のこと。舞台が満州なので、神聖で優れた舌、ということです。「絶対音感」と言いますが、一度、食べたものを再現出来る「絶対味覚」 というの

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    2022年06月26日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ラストレシピ 田中経一 著

    知るひとぞ知る料理の鉄人のディレクターを務めた田中経一さん。

    天は、人に何ぶつも与えるのか?と感嘆してしまう。


    戦時中と現代。

    日本と中国。

    民間人と軍人。

    料理を愛した料理人と料理を武器とする料理人。

    こうした対立構造の中で物語は進展していく。

    ラストレシピ。

    これ、もっと読まれてほしいなあ、、、。
    物語の世界の奥行きや趣きが感じ取れる作品であるから、、、。

    ⭐️五こでは足りません。。。



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    2021年10月31日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ほんと面白かった。

    戦時下の満州なら、あり得たかもしれない。改めて戦争は絶対ダメだ。
    昔見た映画の「203高地」や 731部隊とか、同じ場所での出来事だという事が今更分かるとは、なんたる勉強不足。知らない事をこうやって本が教えてくれるんだと改めて本に感謝。

    現在と70余年前それぞれの登場人物の感情を少し押し殺したようなやり取りで、緊張感が続いていて…最終章で全てがぴたって収まった時のハァ〜って温かく脱力できた感じがたまらなかった。

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    2021年09月28日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    以前読んだことがあったのですが、
    「面白かった!再読したい!」と思い1年ぶりに読み返しました。

    レシピを巡るミステリー要素だけではなく、歴史が絡んだ壮大なストーリーです。
    もちろん映画も観ましたが、映画はオリジナル要素が含まれており、また別の面白さがありました。

    山形直太朗の天才的な料理への愛・センスを
    戦略として使われて、
    途出されるのが非常に勿体ない!
    ただ直太朗の後半の人生は、
    情熱的に料理に心血を注げることが出来ていたようで、戦時中で誰もが歴史に踊らされ好きなことができない中では幸せなことだったのかな...
    それがレシピという形で最終的に子孫に受け継がれていって良かったです。

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    2021年06月27日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    購入済み

    映画を観て本を読みたくなった

    映画を観て、思ってたよりミステリー要素が強く面白かったので本を読みはじめました。まだ途中だけど読みやすく、登場人物が違ってたりしてどうなるのか気になります。

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    2020年06月06日
  • 龍宮の鍵

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    帯の紹介文を見て読み始めた作品だ。したがってこの作家は私にとって、また初めての方だ。しかし、大変面白かった。謎が謎を読む展開と、謎解きの面白さが楽しい。確かに極上のミステリー小説だった。不満があるとすれば、父親が自殺した理由が少し意味不明。それとフリーメイソンをあらすじに出しながら、それの位置づけがこれも弱い。従って内容がテンコ盛りすぎて、少しインパクトが弱い。でも落としどころも、途中から予測でき、収まる所へ収まっているのでマアいいかな。

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    2019年02月02日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    ネタバレ 購入済み

    グルメな推理小説

    料理人が戦前、戦中、戦後と調べて行ったら何と自分の事だった。大どんでん返し面白い

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    2018年10月29日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ニノの主演映画ということもあり手を出すことに躊躇していたが、
    友人からも書店の店員さんからもお勧めされ完読。
    あらすじも何も知らずに読んだことから想像以上にいいお話だった。
    映画より本の方が面白かった

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    2021年03月08日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    映画化もされた『ラストレシピ』。
    過去と現在が複雑に交差する料理ミステリー。

    人生最後の料理を再現すると言う『最期の料理人』、佐々木 満。彼の元に、奇妙な依頼が届いた。謎の中国の老人、楊 晴明。

    かつて存在したと言う満州国の幻の料理。その名は、『大日本帝国食菜全席(約200種類)。かの満貫全席を超えるものと言う。そのレシピを探し出し、料理を再現して欲しい。報酬は、何と五千万円。

    当時の満州の調理人は、日本人で、麒麟の舌を持つ男・山形 直太朗。そして、その補助をしたと言う当時の中国の楊青年。

    そこで何があったのか。深まる謎の数々。その裏には、軍部の恐ろしい企みが、隠されていた...

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    2018年10月07日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    購入済み

    読んで良かった。

    出会えて良かった。
    いいお話でした。
    ラストは感動、泣ける!
    原作も読んでみます。

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    2018年02月12日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    ネタバレ 購入済み

    ラストレシピ

    最初は話題だからと読み始めたのですが途中からすっかりハマりました。第二次世界大戦前夜の歴史事情が少しわかっていたら余計に面白いかと。

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    2017年11月09日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    購入済み

    盛り上がりまでは

    ちょっと時間がかかりましたがまるで推理小説の様な展開に一気読みしてしまいます。
    食べることって生きていく上で必要で当たり前の事なのに戦争と言う大きな流れの前にはそれすら利用される事実に目を覆いたくなります。料理は世界を越えると信じている主人公は特にしんどかったと思います。
    唯最後まで読むと清清しい気持ちになりました。是非オススメします。

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    2017年10月25日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    購入済み

    愛を感じる作品です

    泣かされた。
    戦争はみんなを不幸にする。

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    2017年05月13日