田中経一のレビュー一覧

  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    ネタバレ 購入済み

    すばらしかった

    最後でき過ぎ感が出てしまったけど、たくさんの愛があふれたレシピに涙腺が(笑)
    久しぶりに読むのを止められない本に出会いました。

    2
    2017年02月02日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    日本と満州を歴史の舞台を背景に、料理人とそのとりまく人たちを描いた面白い小説でした~。サスペンス推理小説みたいで、面白かったです。

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    2025年09月14日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    佐々木充は大戦中につくられたレシピを探して欲しいと依頼された。このレシピは天皇を満洲に受け入れる際に使う予定だった究極の料理のためのもので、終戦の際に行方不明となっているものだった。
    レシピを探すというストーリーとレシピをつくった山形直太朗、依頼した楊晴明、充のストーリーがからみあい、単なるミステリーではない楽しみがあった。

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    2024年12月29日
  • キッチンコロシアム

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    今回も面白かったです。いろんな人たちの人生が絡み合っているので物語に厚みがありました。ストーリーもよく考えられているので、最後までドキドキしながら読みました。田中さんの作品は全部読んでみようと思います。

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    2024年08月28日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    料理・食べる事が好き、ミステリーが好きどちらにも自分が属するという方は楽しく読めると思う。どちらかだけという人にはちょっと物足りないかも。
    いくつか詳しく書かれたレシピは想像するだけで美味しそう!並んだ料理のタイトルは想像をかき立てる。
    ミステリーとしてはちょっとご都合主義な感じがある。
    冒頭にある言葉はとてもいいと思ったなぁ。

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    2024年07月28日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ニノが映画出る言うけ読んだやつ。面白い。主人公の考え方が変わって成長する様など、感動するところが多かった。

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    2024年05月05日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    満州事変直後の時代と現在を行き来するスケールの大きな小説。軍の事情に振り回されながら素晴らしい料理のレシピを作り上げた直太郎。彼の血が後世に繋がって良かった。

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    2024年03月23日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ネタバレ

    ミステリー要素は薄めですが、私的には好きな小説でした。

    読み始めた時はてっきり、佐々木みつるが大日本帝国食菜全席を作ることがゴールのお話かと思っていましたが着地点は全然予想と違いました笑笑

    苦境の中でも、料理というもの愛し、汚さないように奮闘する直太郎が印象的でした。根っからの職人気質だけど、本当は愛に溢れた優しい人なんだろうなと想像します。

    料理は愛情を伝える手段であり、誰にとっても平等であることに改めて共感しました。また、私の趣味の音楽にも通ずるところがあると感じました。

    最後の料理請負人という職業もとても素敵だなと感じました。もし私が料理を頼むなら、母が作ってくれた煮物かなぁ〜(

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    2022年10月02日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    二宮くんが主演した映画の原作ですね。
    著者もテレビマンということで、謎解き、史実をもとにした2つの時代設定、国境越え、家族愛など、映像化を意識したシナリオになっている。逆に映像化ありきで描かれたものかもしれない。しかも、あの料理の鉄人の元ディレクターということで、知識に裏打ちされたレシピや描写がすごい。
    それが小説であっても、しっかり楽しめる作品です。
    ただ、料理に関しては、やはり映像は欲しいかなと。レシピも、庶民にはなじみのないものが多いし。

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    2022年09月24日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    第二次大戦戦後の満州で生み出された幻の世界一の料理レシピを巡る物語。
    料理そのものよりも時代や人物の描写がとても優れていて、かつ探偵的な要素も加わり、とても面白かった。

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    2022年09月12日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    直太朗の家族を思う気持ち、劉への本当の思い、レシピに込めた気持ち、後半になるほど真実が明らかになり面白い本だった

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    2022年05月09日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ネタバレ

    面白かった...けど、最後の充と幸さんが親子っていうのはいらないかなぁ...
    そこまでいかないと、家族のために残した味が引き継がれなくなって、大団円にならないんだろうけど...でも偶然が重なりすぎて、なんか出来すぎな感じがしてしまった。
    テレビドラマっぽい。元テレビマンの作品と思えば納得できるか。

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    2021年09月06日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    死を目前にした人に、かつて食べたことのある最上の味を完璧に再現する最期の料理請負人、佐々木。
    彼には一度食べたことのある料理を再現することが出来る麒麟の舌があった。

    第二次世界大戦中、天才料理人、直太朗が完成させた究極のレシピを再現して欲しいという依頼を受ける。

    借金が嵩む佐々木は、胡散臭い依頼だが、受けざるを得ない状況に。。。

    物語は、現代と第二次大戦、両時代が交互に描かれる。

    天才料理人に何があったのか、レシピはどうなったのか?謎が氷解すると共に、感動の嵐が(ToT)


    ミステリ好きのおばさんには、なんだか退屈だなぁと思いながら、ゆっくりペースで読み進めた。

    物語も後半の、さら

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    2021年08月10日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    ミステリー好きな友人からオススメされたので、購入。
    佐々木という1人の料理人が、とある中国人から依頼を受けて、幻のレシピを捜索する話。
    ミステリー要素もあるが、それ以上に、レシピを作り上げた直太朗の、料理に対する情熱やストイックな姿勢が強く描かれた壮大なものとなっている。

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    2021年06月26日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    料理は人を幸せにするもの。

    戦争中に失われた究極のレシピをめぐり、過去と現在の描写を交互に織り交ぜて物語が進んでいく。構成が素晴らしく、読みながらどんどん引き込まれていった。

    そして、読み終わってタイトルを見て、なるほどなと。

    ミステリーや歴史物が好きな人にもおすすめできる作品です。

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    2021年05月10日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    「包丁は君 鍋は母 食材は友
    レシピーは哲学 湯気は生きる喜び
    香りは生きる誇り できた料理は君そのもの
    それを食すは、君想う人」

    「料理の鉄人」のディレクターのデビュー作。第二次世界大戦中に存在した天才料理人の料理に懸ける思いを書いた作品。「大日本帝国食菜全席」一度も世間に出たことのないまぼろしの204品。そのレシピに隠された陰謀、家族への愛にじーんときます。

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    2021年03月14日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

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    どんな料理も依頼人の記憶どおりに再現できる「最期の料理請負人」である料理人と、歴史を揺るがす秘密を抱えたレシピ集についての、時空を超えたミステリー。現代の東京と太平洋戦争時の満州国を舞台に描かれている。

    ミステリーではあるけれども登場人物全員の感情の動きが見えて、私まで読んでいて泣きそうになった。展開がスピーディーで、あっという間に読み切ってしまったのが少し寂しい。久々に名作に出会ってしまった。

    特に歴史と料理についての描写も細かくて、歴史の教科書以上に当時の様子が景色として浮かんできたり、味への想像がかき立てられたりした。最終的に、戦時中であるにもかかわらず国や文化、宗教を超えて様々な料

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    2021年01月02日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    購入済み

    面白かったけれど・・・

    最初から緊迫感のある面白い本でしたが、最後の方がちょっと甘く緩い感がしてしまった。
    確かに色々きちんと布石が敷かれ、伏線としての辻褄は合っているものの、最初の緊張が心地よく感じていたのにちょっと残念。よって星四つ。

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    2018年08月17日
  • 愛を乞う皿

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    魯山人の数奇で悲しい人生を読むと
    表紙の皿が 本当に 愛を乞うているように
    でも精いっぱいの虚勢をはって 爪を振り上げる姿が
    愛らしく かわいらしく思えてきました

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    2018年05月30日
  • キッチンコロシアム

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    家で料理を作るくらいなら、コンビニでさっさと弁当を買って、食事にはなるべく時間をかけない生活をずっと続けていた自分が、なぜか毎週欠かさず見ていた料理番組が「料理の鉄人」だった。

     料理番組を見ているというより、どちらかというと60分一本勝負の格闘技を見ているような気分だった。

     フォアグラとかキャビアとか食べたことなかったし、見たこともない食材も多かったし、味の想像なんてついていたのかどうかも疑わしいが、画面に映る独創的な料理の数々を、ああいつか食ってみてえと生唾飲んで眺めていた。

     和・中華・フレンチの達人がいたが、最強だったのは和の鉄人・道場六三郎。
     この本は鉄人の中の鉄人・道場を

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    2017年12月27日