真鍋真のレビュー一覧

  • 深読み! 絵本『せいめいのれきし』

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「絵本 せいめいのれきし」の解説本。

    歴史……そう。歴史は新しい情報が出てくることで変わる。本が出版された当時の情報と今は変わってしまってる部分は『改訂版』として新しい絵本を出している。という話から始まり、絵本の中には収まり切らなかった情報をこれでもかと事細かに説明している。

    しっかり、『絵』の引用をして、ここに書いてあるこの生物は~~という説明になってる。

    絵本を読むときは文章を中心に見てたので、『絵』で解説あるのがいい。こんな動物いた?? え?これって、馬? ん?サル??と新たに発見しながら、絵本と見比べて解説本を読んだ。

    面白い。絵本への愛があふれすぎていて、細かい。

    もちろん

    0
    2024年07月18日
  • きみも恐竜博士だ! 真鍋先生の恐竜教室

    Posted by ブクログ

    子供向けの本だけど、最新の発見や研究結果が反映されている。子供が読んでも飽きない構成になっていて良き。

    0
    2023年05月28日
  • わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし

    Posted by ブクログ

    おじいちゃん、おばあちゃんの前の人はどうやって生まれたの?と聞かれて進化の話をしなくてはと思いうちの子でもわかる本をと思い探しました。
    視覚とわかりやすいキャッチーな言葉で進化の流れがわかるいうのは進化のお話のスタートしてとっても良いと思いました。
    長文は飽きてしまう我が子にも長くないのでGOODです。



    0
    2022年05月24日
  • ドラえもん科学ワールド 恐竜と失われた動物たち

    Posted by ブクログ

    僕が初めて買った漫画はてんとう虫コミックスの『ドラえもん』18巻と31巻と34巻でした。以後、漫画、アニメ、映画からいかに影響を受けまた学んだものか…。勇気や友情をはじめ、人生に大切なものはほとんどすべて『ドラえもん』から学んだと言って過言ではありません。

    しずかちゃんのお父さんが語る「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人間〜」は、確かに僕の理想の人間像を形成しています。全45巻(そしてプラス)に永遠の名作とそのもとが溢れていますね。

    0
    2011年07月10日
  • きみがまだ知らないティラノサウルス

    Posted by ブクログ

    新しい研究に基づいて、ティラノサウルスについて説明している本。

    竹内薫さんがレビューしてて気になったので読んだ。それと以前、「恐竜くん」が書いた本を読んだことがあって、子供の頃の恐竜の知識が古くなっていることに衝撃を受けたので、他にも新しい情報あるか期待して読んだ。

    そこそこ知らなくてびっくりする情報もあって満足。図鑑的な説明じゃなくて、語りかける感じの文章。恐竜好きの子供はワクワクするのかも。白黒なのが少し残念。恐竜の色の話も出てくるので、そこはカラーにしてほしかった。図鑑もセットで読むと理解が深まるのかも。


    気になったところはこんな感じ。
    恐竜(ダイナソー)は「恐ろしいトカゲ」を意

    0
    2021年01月02日
  • 羽毛恐竜 恐竜から鳥への進化

    Posted by ブクログ

    絵本ではあるけれど、内容は高学年以上向けかな、という感じです。

    文字が小さく、読みごたえがあります。
    絵本サイズに惹かれて手にとった子供はとっつきにくいかもしれませんが、読み始めれば内容はとてもわかりやすく、おもしろい。最近の恐竜研究の成果を理解するのにぴったりです。

    恐竜が鳥として生き残っていた、ということがわかってきたのは、今世紀に入ってからであることにあらためて驚きます。
    子供の頃の知識がどんどん更新されて、さらに今後発見でまた新しい説が出てくるのかも…と思うとワクワクしてきます。

    恐竜好きの子供、大人にもおもしろく読める本。

    0
    2020年09月25日
  • 恐竜の魅せ方 展示の舞台裏を知ればもっと楽しい

    Posted by ブクログ

    最初頭に入ってこなかったけど、読み進めたら面白かった。章ごとに恐竜博に関わった人の話が載っていて、サイエンスイラストレーターとか、こんな職業があるんだなと思った。
    その道の第一線で働いている人の話がかっこよくて、恐竜に興味がなくても面白く読めると思う。
    いろんな職業があることを知る意味で、子どもにも呼んでもらえるといいんじゃないかな。
    みんなすごいけど、ゴビサポートジャパンの人は特にすごいな〜。

    恐竜博行きたくなった。

    0
    2020年01月14日
  • 恐竜の魅せ方 展示の舞台裏を知ればもっと楽しい

    Posted by ブクログ

    国立科学博物館に勤務する真鍋先生は、恐竜好きな人にとっては、カリスマとも言える存在だと思いますが、真鍋先生の本を1冊丸々読んだのは、これが初めてかもしれません。

    恐竜展を組み立てていく様子が、いろいろな人を通じて、様々な観点から語られており、とても興味深く読み進めることができました。

    この本を読んで、恐竜博2019に行きたくなったので、うちの次女(年中)に、「恐竜博、一緒に観に行かない」と誘ってみたところ、即答で「いや」と言われてしまいました。
    恐竜博2019は、10/14まで開催ですが、どうやら観に行くことなく、終わりそうです。
    残念。

    0
    2019年10月10日
  • 恐竜の魅せ方 展示の舞台裏を知ればもっと楽しい

    Posted by ブクログ

    子供が夏休みの読書感想文用として買ってきた本。著者は恐竜の図鑑や展示会の監修者。著者自身の仕事についても十分に書かれているが、恐竜の展示会を開催するにあたっては、さまざまな人と協業する必要がある。模型製作、発掘プロデュース、サイエンティフィック・イラストレーション、フィギュイア造形、広報、展示会場設計、施工管理、そして研究者。

    それぞれの協業者自身が、それはどのような仕事であるか、なぜその仕事をするようになったか、どうすればその仕事をすることができるか、などを語っている。展示会にはいろいろな仕事が必要なことの説明だけでなく、そのような、一般的ではない仕事の良いガイダンスになっている。

    語り

    0
    2019年08月26日
  • 深読み! 絵本『せいめいのれきし』

    Posted by ブクログ

     絵本「せいめいのれきし」が半世紀以上前に書かれたとは知らなかった。その後に得られた科学的知見を踏まえて改定されたとのこと。さっそく改定前と比較しようと、改訂版を購入した。
     本書は図を多用しながら(当たり前か)平易な言葉で書かれているので、中学生くらいから読める。古生物を学びたい人にも格好の入門書だ。

    0
    2019年06月08日
  • 深読み! 絵本『せいめいのれきし』

    Posted by ブクログ

    絵本『せいめいのれきし』について、各ページを紹介しながら、その後の研究ではどのように知見がかわったのかがあわせて解説されている本でした。こんな風に過去の作品を紹介しつつ現在の知見と比較して解説を出すのは、新たな本を出すよりずっと手間のかかることだけど、こういうものが出されたら、絵本もずっと楽しむことができる。この本によると、絵本『せいめいのれきし』を読んで興味をひかれて研究者になった方も複数いらっしゃるらしい。もともと知識のない私でも楽しく読むことができた。

    0
    2019年05月17日
  • はじめてであう きょうりゅう

    Posted by ブクログ

    10歳6ヶ月の娘
    7歳6ヶ月の息子に読み聞かせ

    きょうりゅう
    息子一時期ハマってたな
    わたしも一緒に覚えたい!と
    思ったけれど

    そもそもカタカナ苦手民なので
    全然おぼえられなかった…

    でも
    なんとなーーくは
    きょうりゅうの種類を知ったので

    この絵本はわかりやすい。
    イラストも優しい色合いテイストだ。


    そして何より
    おまけ付録の冊子の解説文が
    とても興味深い。勉強になる。

    0
    2025年12月14日
  • 恐竜の魅せ方 展示の舞台裏を知ればもっと楽しい

    Posted by ブクログ

    具体的にこういう魅せ方をしている、みたいなノウハウ本かと思ったが、実際は携わっている人々がどんどん出てきてそれぞれの体験談や矜持、どうしてこの仕事に至ったか等の話をするような内容だったので、ちょっと思っていたのとは違った。それでも恐竜展示は大変なのだろうなというところや、そういう点で気を遣うのかという視点は少しは得られたので良かった。今後恐竜展に行くときにはいろんな人の努力の集大成として見られる気がする。

    0
    2024年12月17日
  • きみも恐竜博士だ! 真鍋先生の恐竜教室

    Posted by ブクログ

    国立科学博物館の研究者による恐竜研究入門の授業を書籍化。
    子ども向けだが、最新の恐竜研究のエッセンスが分かりやすく解説されていて、大人も楽しめる。ニワトリの骨格との比較など趣向も面白い。
    ただ、入門書にしては、あまり体系だっておらず、ちょっと中途半端とも感じた。小学生がこれだけ読んだとして、十分に理解できるのだろうか。

    0
    2023年03月24日
  • 深読み! 絵本『せいめいのれきし』

    Posted by ブクログ

    絵本『せいめいのれきし』の解説本。絵本から注意すべき点を絞り、科学的な解説を交えながら深く読むためのガイドブックとして機能している。

    0
    2023年02月17日
  • わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし

    Posted by ブクログ

    小さい子のために、進化についてわかりやすく教えようとした本。「おばあちゃん」という概念はどうなんかなあ。もちろん人間である本当のおばあちゃんと、比喩の意味でのおばあちゃんである魚とを混乱せずに理解できるものなのだろうか。

    0
    2020年01月17日
  • わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし

    Posted by ブクログ

    わかりやすそう、だけど
    4歳の息子には、
    おばあちゃんが自分にとってどういう関係にあたる人なのかまだぴんときていないので
    あまり響かなかったかな。
    もう少ししたらまた読んでみよう

    0
    2020年01月10日
  • 恐竜の魅せ方 展示の舞台裏を知ればもっと楽しい

    Posted by ブクログ

    著者の真鍋真氏は、1994年国立科学博物館地学研究部・研究官、1998年より、国立科学博物館地学研究部生命進化史研究グループ・研究主幹。日本国内における、エリート中のエリート研究者。そんな第一人者がただただ無機質に情報を提示するのではなく魅せかたにこんなにも心を砕いていることを嬉しく思う。
    恐竜の本は数多くあれど、貴重な日本語で書かれた恐竜の展示に関する本。国内の恐竜展示はかなりの数見に行ってるけど、やっぱりどれも工夫があって、子供だましじゃなくて、面白いもん。

    0
    2020年01月19日
  • 深読み! 絵本『せいめいのれきし』

    Posted by ブクログ

     初版から半世紀たって新版が出版されたバージニア・リー・バートンの絵本「せいめいのれきし」の監修をした著者が、バートンへの尊敬と新しい読者への期待をこめて、分かりやすく解説。
    真鍋氏の科学愛が伝わってきます。

    0
    2017年08月06日