【感想・ネタバレ】恐竜の魅せ方 展示の舞台裏を知ればもっと楽しいのレビュー

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Posted by ブクログ

最初頭に入ってこなかったけど、読み進めたら面白かった。章ごとに恐竜博に関わった人の話が載っていて、サイエンスイラストレーターとか、こんな職業があるんだなと思った。
その道の第一線で働いている人の話がかっこよくて、恐竜に興味がなくても面白く読めると思う。
いろんな職業があることを知る意味で、子どもにも呼んでもらえるといいんじゃないかな。
みんなすごいけど、ゴビサポートジャパンの人は特にすごいな〜。

恐竜博行きたくなった。

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2020年01月14日

Posted by ブクログ

国立科学博物館に勤務する真鍋先生は、恐竜好きな人にとっては、カリスマとも言える存在だと思いますが、真鍋先生の本を1冊丸々読んだのは、これが初めてかもしれません。

恐竜展を組み立てていく様子が、いろいろな人を通じて、様々な観点から語られており、とても興味深く読み進めることができました。

この本を読んで、恐竜博2019に行きたくなったので、うちの次女(年中)に、「恐竜博、一緒に観に行かない」と誘ってみたところ、即答で「いや」と言われてしまいました。
恐竜博2019は、10/14まで開催ですが、どうやら観に行くことなく、終わりそうです。
残念。

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2019年10月10日

Posted by ブクログ

子供が夏休みの読書感想文用として買ってきた本。著者は恐竜の図鑑や展示会の監修者。著者自身の仕事についても十分に書かれているが、恐竜の展示会を開催するにあたっては、さまざまな人と協業する必要がある。模型製作、発掘プロデュース、サイエンティフィック・イラストレーション、フィギュイア造形、広報、展示会場設計、施工管理、そして研究者。

それぞれの協業者自身が、それはどのような仕事であるか、なぜその仕事をするようになったか、どうすればその仕事をすることができるか、などを語っている。展示会にはいろいろな仕事が必要なことの説明だけでなく、そのような、一般的ではない仕事の良いガイダンスになっている。

語り口は平易で、上記の職業ガイド的な内容でもあるし、中高生の夏休み課題図書としては、非常に推薦できる。

著者は、現実に上野の科学博物館(科博)の恐竜展示を担当しているので、その意図をほs如で読んでから、あらためて地球館地下1階の恐竜展示を見てみるのも面白いだろう。

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2019年08月26日

Posted by ブクログ

著者の真鍋真氏は、1994年国立科学博物館地学研究部・研究官、1998年より、国立科学博物館地学研究部生命進化史研究グループ・研究主幹。日本国内における、エリート中のエリート研究者。そんな第一人者がただただ無機質に情報を提示するのではなく魅せかたにこんなにも心を砕いていることを嬉しく思う。
恐竜の本は数多くあれど、貴重な日本語で書かれた恐竜の展示に関する本。国内の恐竜展示はかなりの数見に行ってるけど、やっぱりどれも工夫があって、子供だましじゃなくて、面白いもん。

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2020年01月19日

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