山藍紫姫子のレビュー一覧
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表紙の猫耳ショタがかわいらしくて購入。本当かわいいです。
短編集で本自体も薄いので少々割高感が。
表題作「クリームな僕」はBLには珍しいショタ×ショタありリバありご主人様の陵辱ありで結構好みでした。
「ディナーには僕を」も男性向けショタ本にありそうな展開。
「天児」は歴史和物。
「妖精王子東京へ行く」は妖精ファンタジーですが、自分としては手のひらサイズの妖精等にイタズラするような話が地雷なのでなんとも…。わざとそういう風に書かれてるんですが主人公がクズすぎる…。しかもリバ(といっていいのかわかりませんが)。
過去雑誌等に掲載されたお話の加筆修正とのことですが、古き良きBLといった感じでしょうか -
Posted by ブクログ
バージルシティ警察管内での連続殺人事件を捜査する刑事スタンレー・ホークとその上司であるアリスター・ロスフィールド、精神科医の神 操 その3人の三角関係…(と思う)
file1「仮面」は本仁戻のコミカライズで既読。
マンガだけでは分かっていなかった登場人物の心の襞が分かり、なるほどと思った。
結局はこれから続くであろう三角関係が事件を通して描かれるのよね?!
今まで読んだ山藍さんの“ザ・ジュネ”という描写はあまり感じることなく、今っぽい描写だったのが新鮮でした。
こんな描写も出来るのね!?みたいな(笑)
file2はスタンレーと関係を持ったあとのアリスターとけしかけて抱かせた割りには嫉 -
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【あらすじより】
滅亡した一族の仇を討つため、シェーナはまんまと貴公子サマエル・アビレッシアになり代わった。だが、堕ちた運命は変えられないのか。僧相手に春を鬻ぐ稚児であった、淫らな過去をたてて罠にはめられ、サマエルと皇弟バロスの共同玩具にされてしまう。宮殿のベッドで、別邸の監禁部屋で、えんえんと嬲り責められる壮絶な残虐調教劇。忘れていたはずの濃厚なる同性愛の世界に迷い込み、シェーナは再び、恥辱の深淵へと堕ちてゆく―。耽美小説の女王が、豪華絢爛な背景を舞台に紡ぎだす、衝撃のSM巨編。
【感想】
濃い。物語もプレイも濃いです。ダークすぎる内容が読み始めから続きほぼ最後の最後の一歩手前くら -
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ネタバレ義父とのただならぬ関係、淫靡で中毒性のある身体、妖しい儀式、圧倒的なエロス…。
山藍先生特有の世界観は、ファンタジーの舞台でなくとも感じ取れます。
ただそこまで萌えなかったのは、恐らく挿絵の為でしょうか?
不破先生大好きですが、山藍先生の持ち味である「絶対的存在」としての受けがただの美少年でしかない。
花の香とも表現されるような匂い立つ色気は…無かったかな?
やはり適材適所ってあると思うんです。
そして加筆修正した部分なのか?所々同じような説明が繰り返し出てくるのも少し気になった。
エロスは相変わらず濃厚!
今回も見事な前穴攻めでしたね(笑)
撫子はしばらくまともに見れません。 -
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耽美…?まあ確かに…。なんかでもちょっと想像と違いましたけどw
途中までは面白かったんですけど、オチがちょっとお粗末じゃないですか…?となんとなく。いや、でもBLなんだからかなり本格的なのか…とも思いつつ。あの、初めて夜光さんを読み終わった時の気分ですw でも続きが出たら買いそうな気がします。まだまだスタンレーの過去もロスフィールドのこともこれから暴かれて行くのでしょうからね!本仁さんの絵は相変わらず雰囲気があってこういう話には非常に合いますね。原作も興味惹かれました。漫画だから展開が急だった、ということなら読みたいのですが。
いつも思うんですけど、本仁さんという人がどうにも読めない…。最後 -
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聖将軍家という大貴族の長男として生まれ、家督を継ぐ――はずだった。男と女両方の性をその体に持って生まれてしまったシュリル。父から両性具有という「不完全さ」を徹底的に否定されて生きてきたため、シュリル自身も自分を否定する術しかしらない。この「忌むべき」事実が暴露されてしまったとき…
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もうシュリルが可哀相で不憫で(:_;)マクシミリアンは勿論あのラモンも、結局シュリル本人ですら恥ずべきものと思ってる両性体を肯定したんやなぁ。肯定されることを知らないシュリル、肯定してるくせに立場や思惑等の理由で酷い仕打ちにしてしまうマクシミリアンとラモン。シュリルにとって救いのない結末になってし