孔子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
※私は無学な小人なので、論語を書いてある通りに読みました。後の世において論語がいかに解釈されたかは知りませんので、それは君子同士で議論されてください。
※本自体に文句はありません。以下はあくまでも論語本体に対する文句です。
1. 論語は私に向けて書かれていないのだから、刺さるはずがない。
これは至極当然の話だが、春秋時代の一般的なおっさんであった孔子にとって、女は教育の対象ではない。当時の女性は内助の功に尽くすことが倫理だったわけだから。
だから孔子は2020年代に生きる女性に関心などないし、ましてや倭人女性など見るのも嫌でしょう。この本はそもそも私に対して書かれたものではない。
「い -
筆者の表記
孔子とあるけど字は丘のはず。
つまり孔丘のはずなのですが、先生の意味の子を付けるのは、
慣習だからそれで良いのでしょうか。
中味は立派なものですが、秦の始皇帝が何したかを考えると、
使い方次第でどうとでも解釈されうるおっかないものだと考えています。
お好みで。 -
Posted by ブクログ
オーディオブックにて視聴。
所謂超訳系の現代語訳がずっと続くタイプなので、原文と原文に忠実な現代語訳の対比や、或いは孔子や弟子達の言葉の意味を解説する様なタイプの論語を求めている場合は本書はあわない。
現代語訳のみなので非常にコンパクトにまとまっており、オーディオブックとして聞き込むのには向いていると言える。言葉の選び方は非情に柔らかい。超訳xxシリーズはかなり原文を無視した過激な訳に走りがちだが、本書は実にソフトで耳辺りが良い。悪く言えば印象には残りにくい。
「子曰く学びて思わざれば則ち罔し」は日本語としては平易ではないが、音としてのかっこよさ・リズムは抜群で、実にインパクトに残りやすい