中尾ゆかりのレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
人間には言語思考者と視覚思考者がいる
両者は完全なる区別があるわけではなくスペクトラムな傾向を示す
また、視覚思考者は物体視覚と空間視覚に分けられ、前者は物理的な機械の組立てを得意とし、後者はプログラム構築などを得意とする
現代社会は教育プログラムなどが言語思考に偏っており視覚思考者を蔑ろにしている傾向が見られると本著は語る
結果として工業的な設計に携わるエンジニアの不足や質の低下を引き起こしているとのこと
視覚思考者を賛美する内容ではなく、思考方法の違いを社会が受け入れて適切に活躍できる場を設けて欲しいというのが主旨
確かにその通りでテスト勉強できる方より形而下で活動できる方は有用
印象に -
Posted by ブクログ
思考を視覚的なイメージで行う視覚思考者の現状について、当事者でもある著者がこれまでの体験や研究から描き上げた良書
言語思考者が優位なこの社会において、視覚思考者は少数派として見向きされず、さらに視覚思考者の多くはASDやADHDなどの知的障害に当てはまるため「まともに」生きることが難しくなっている
だが、最先端の発明や発見は彼らによって行われており、仕事の大きなミスを防ぐためにも彼らの存在は欠かせない
私たちの社会は、「定型発達」の人達だけでは成り立たず、様々な脳が複雑に相互作用している賜物であり、そういう意味で脳は真に多様性をもっていると言える -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
動物がいかに感情豊かで、知的であるかを紹介する本。
ゴリラのココやチンパンジーのカンジ、アユム、ヨウムのアレックスなど有名な動物も登場するが、いかにも知性のありそうな類人猿やイルカやカラス、オウムだけでなく、賢くないと思われているニワトリや昆虫にも知性があることが研究で証明されている。
ただ、この本は研究者が書いたのではなく、編集者が様々な研究結果を紹介しているだけなので、読んでいるうちに若干飽きてくるのが残念。
動物に知性や感情がないなんて人間の傲慢あるいは虐待や酷使するための言い訳で、一緒に暮らせば当然あるとわかるのだが、科学的に証明したところに意義がある。
「人間は、すべての生き物の中で -