中尾ゆかりのレビュー一覧

  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    文章で考えることの苦手が「ビジュアル・シンカー」が文字だらけの本を書いてしまった本。はじめの部分の考察は興味深かったがその後の事例などは目新しさが少ない一般的な事例もありいいまいち平凡なように思う。。これはおそらくバリバリの「言語思考者」の編集者が大活躍した本のようで、構成が苦手かつ本用の執筆の不慣れな著者を編集者が大きく構成・編集した本によくある特徴。図が全く出てこない本だが、多くを図化し図を読ませるような本にすればもっと独創的になったのではと。

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    2025年05月25日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    「本を読むのが遅い」「抽象的な言葉が苦手」「文字だけではイメージできない」
    このようにコンプレックスに感じていた私の悩みが、視覚思考型であるがゆえに生じていたものだと気づき少し安心しました。視覚思考型と言語思考型で、文字に対する認識の違いがあることにまず驚きですが、社会が言語思考型に有利になるような仕組みになっていることを知り、世界の見え方が変わりました。
    この社会に適応しなければならない一方、それに注力し過ぎずに自分の得意なことをどのように活かすかをちゃんと考える必要があると思いました。

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    2025年03月12日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    人間には言語思考者と視覚思考者がいる
    両者は完全なる区別があるわけではなくスペクトラムな傾向を示す
    また、視覚思考者は物体視覚と空間視覚に分けられ、前者は物理的な機械の組立てを得意とし、後者はプログラム構築などを得意とする
    現代社会は教育プログラムなどが言語思考に偏っており視覚思考者を蔑ろにしている傾向が見られると本著は語る
    結果として工業的な設計に携わるエンジニアの不足や質の低下を引き起こしているとのこと
    視覚思考者を賛美する内容ではなく、思考方法の違いを社会が受け入れて適切に活躍できる場を設けて欲しいというのが主旨
    確かにその通りでテスト勉強できる方より形而下で活動できる方は有用

    印象に残った文
    ・遺伝子の構成が複雑なおかけで、人間はさまざまな環境に対応する能力を獲得した。その代償で、わずかな数の人が重度の障害を持つことになる。
    ・(サヴァン症の方について)右脳はブレーキがきかなくなって超高速で飛ばし、能力がとてつもないレベルに達する。こういう能力は、社会性の欠如や極端な孤独など大きな代償を払って生じることもある。言い方を変えると、並外れたスキルを持つ人は、脳の一部だけで生きている。

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    2025年01月16日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    思考を視覚的なイメージで行う視覚思考者の現状について、当事者でもある著者がこれまでの体験や研究から描き上げた良書
    言語思考者が優位なこの社会において、視覚思考者は少数派として見向きされず、さらに視覚思考者の多くはASDやADHDなどの知的障害に当てはまるため「まともに」生きることが難しくなっている
    だが、最先端の発明や発見は彼らによって行われており、仕事の大きなミスを防ぐためにも彼らの存在は欠かせない
    私たちの社会は、「定型発達」の人達だけでは成り立たず、様々な脳が複雑に相互作用している賜物であり、そういう意味で脳は真に多様性をもっていると言える

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    2025年01月02日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ビジュアルシンキング
    右脳派、左脳派
    それぞれの良さがある
    映像、写真、絵で頭の中を作る
    連想ゲームは使える

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    2024年11月29日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    人間の思考の形態には言語思考者と視覚思考者がいると提言している。本書はその理論的体系を解説しているわけではなく、そのような思考の多様性がある中で言語思考者が優位な社会であることを指摘し、包括的な社会の構築を提唱している。そのような思考のスタイルの違いは興味深かったが、著者自身が視覚思考者であることもあり、そちら優位の結論前提で話が進んでおり、世の中のあらゆる人物や職業を少数の状況証拠から視覚思考者であるとみなして論が進む点には疑問を持った。

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    2024年09月06日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ネタバレ

    論文の参考に。
    おそらく論文で直接使えるのは1〜3章、あとは視覚思考と言語思考の理解を深めるためのもの
    夏休み中にこの本の中で紹介されてる論文読む

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    2024年08月13日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    直前まで読んでいた動物学者の本とは科学的な落差がありすぎてずっこけそうになった。とはいえ扱っている内容自体は科学的な研究にもとづくエピソードだし(「ゴリラのココ」の信ぴょう性が無批判に扱われていたりするが)、入門という感じで読みやすくはある。

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    2021年05月01日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    動物がいかに感情豊かで、知的であるかを紹介する本。
    ゴリラのココやチンパンジーのカンジ、アユム、ヨウムのアレックスなど有名な動物も登場するが、いかにも知性のありそうな類人猿やイルカやカラス、オウムだけでなく、賢くないと思われているニワトリや昆虫にも知性があることが研究で証明されている。
    ただ、この本は研究者が書いたのではなく、編集者が様々な研究結果を紹介しているだけなので、読んでいるうちに若干飽きてくるのが残念。
    動物に知性や感情がないなんて人間の傲慢あるいは虐待や酷使するための言い訳で、一緒に暮らせば当然あるとわかるのだが、科学的に証明したところに意義がある。
    「人間は、すべての生き物の中でいちばん自意識があるのかもしれないが、偏見をもっていて、それが物の見方に影響を与えているのに気づいていない」(p125)、「知能の定義と研究に人間の偏見がいかに大きな影響を与えているか」(p230)
    学問で男が女より好成績を取るのは、学問の世界を男がずっと支配し、自分たちの脳に合わせた能力のはかり方をやってきたからだ。もし女が支配していたら全く違うはかり方になっただろうし、好成績を取るのは女だろう、という文章を以前読んで、深く納得したのだが、動物の知性や感情についても人間の脳に合わせたはかり方をしてたってことでしょう。
    こういう本を読んで、自然破壊が動物をいかに苦しめているか、自分が感じるように、あるいはそれ以上に彼らも感じていると知って欲しい。

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    2018年08月08日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    面白ーい!動物の知性や感情について研究して分かったいろいろなこと取り上げられている。スノーボードをするカラス、イルカがフグの毒で夢うつつ、猿が胡瓜の輪切りで偽造コイン、チンパンジーはヤシを発酵させお酒を作る。道具を作るのは人間だけだと思われていた時に、チンパンジーが道具を作って使っていることを発見され、ある人類学者は「道具の定義を変えるか、ヒトの定義を変えるか、チンパンジーを人として受け入れるしかない」と言った、というのが面白かった。写真も多くて見ていて楽しかった。特にクロザルの自撮り写真がいい。

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    2018年05月12日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    動物の知性と感情をめぐるお話し。言葉を話し、友情を大事にし、死を悲しむ、そんな能力が動物にはある。にわかには信じ難いが各地の動物研究者の実験や観察により、信ぴょう性のあるものもあって、動物の見方が変わる。人間以外の知的生命体を地球外に求めるまでもなく、身近にたくさんいるじゃないか!

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    2018年04月18日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    DSM-5の変更点に対する考察とそれらの特性に対して、広範に情報をまとめた本。診断名ではなく、その特性に注目すべき、という主張と根拠が著者の伝えたい事だと思うし、内容には納得感があります。

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    2018年04月01日