中尾ゆかりのレビュー一覧

  • 子どもとつながる「お話」の魔法

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    自分でお話を作って子どもに聞かせましょうという本。

    缶詰のトマトソースではなく、トマトからトマトソースを手作りするように、お話を手作りする。
    子どもに合わせて味付けを調整できるのが手作りの魅力。

    各章にはお話の例がついていて参考になります。
    お話の中にちょっとしたピンチを入れると、お話が一段盛り上がると感じました。

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    2022年07月11日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    <目次>
    第1部  感情
     第1章  人間を笑う~ユーモアといたずら  
     第2章  おしみもなく与える~恩返しと協力
     第3章  規則を守ろう~公平とズル
     第4章  そばにいて~友情
     第5章  楽しいことが好き~遊びと想像力
     第6章  わけへだてのない親切~思いやりと利他行動
     第7章  神聖な気持ちになる~死と霊魂
    第2部  知性
     第8章  私は誰?~自意識
     第9章  動物とおしゃべりしたい~言語
     第10章  かぞえる~数の認識
     第11章  野生の王国のテクノロジー~道具を使う
     第12章  道を見つける~空間認識能力
     第13章  芸術のための芸術~創造力と美的感覚
     第1

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    2021年11月20日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    いやはや面白かった!
    人間以外の動物達が人間と同等、いやそれ以上に知性と感性が伴った生物だと教えてくれるエピソードがつるべ打ち。
    一ページに二、三回くらい驚いた。
    動物が好きだという自覚はあったが、それは上から目線というか庇護者のような気持ちでの「好き」だったと自分が恥ずかしくなった。お前何様なんだよっ。

    よく「○○は人間しかできない」とか訳知り顔でいう人いるが、それが間違っていることが分かる。
    笑う(皮肉も理解する)・恩返しする・規則を作るし、ズルをする・異種間友情・遊ぶ・利他行動をする・お葬式をする・鏡の中の自分を自分と理解する・複雑な言語を有する・数を数える・道具を使う・星図を作る・芸

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    2018年08月22日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    ペンギンが空を飛ぶ
    ーはい、あの旭山動物園での行動展示の人の真上に設置してある円筒状の水槽の中でのペンギンたちの素晴らしい泳ぐ姿ですね
    新幹線のパンタグラフ
    ー闇夜でも狩りを行うことが出来るフクロウの独特な風切り羽根の構造を応用させてもらっていますね

     どの、生き物たちもそれぞれが特有の最上のものを持っている。それは、単なる肉体的な物理的な体の動きだけではなく、「感情」も同じくそのもの特有の最上のものを持っている。
     その数々の事例が科学者としてきちんと立証している事例が述べられていく。

     序文に
    私たちは人間を頂点と考えて、それを基準に他の動物を判断してはいけない。
     動物は私たちと

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    2018年06月27日
  • 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

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    動物たちの素晴らしい能力にびっくりしました.いろいろな正しい問いかけでわかってきた数々の事実,知性はもちろん友情や死を悼むといった感情の豊かさなど,彼らも地球上に住む隣人だとしみじみ感じました.

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    2018年03月23日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    実際に著者自身が自閉症という診断を受けていた方で、自閉症における脳がどうなっているかなど、非常に意欲的で、示唆に富んだ本。自閉症スペクトラム(スペクトラムというのは連続性という様な意味です)という言葉に表される様に、『自閉症』と俗に言う『健常者』という明確な境界線はあるのかなど、非常に考えさせられる良書です。

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    2016年01月17日
  • 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

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    当事者が書いた分かりやすい本だ。自分のキャリアを考えるティーン、見直したい20代は、先ずは目を通すべき。貴方が自閉症スペクトラムと診断されてなくても。
    画像で考える、言葉・事実で考える
    、パターンで考える。自分の強みを理解し、まずは成果を出す。そのためのヒントの本である。また、診断名は役に立たない場合があることも述べている。
    自分は診断名は無いだが、イロイロと当てはまる。画像で考えるタイプなのだが、他の人もそうなのだと信じて疑うことは無かった。今になってみると、絵を描く練習をみっちりやり、アニメーションの世界に入り、コンピュータが得意なことを活かして3Dアニメに進むのが自分の転職だったと思って

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    2015年02月03日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    画像視覚思考者と空間視覚思考者。
    前者は写真のような映像で世界を切り取り、ものづくりや空間デザインなどが得意。後者は構造やパターンで世界を捉え、数学的思考に優れる。

    現代社会は言語思考者に有利な教育体制となっており、視覚思考者はハンディキャップと捉えられることが多い。それによって優れた職人や修理工が育たず、アメリカは工業製品の生産力で中国などに遅れをとりつつある。

    身の回りの仕事仲間や友人などを視覚思考者、言語思考者という括りで考えてみると、違った視点で他人を捉えることができて解像度が上がるように感じる。

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    2025年11月24日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    視覚思考と言語思考が存在すると言う事実に気づけたのは本書がきっかけ。
    ただ、全体的にまとまりがなくて読んでてイライラすることが多かった。
    筆者が物体視覚思考者であるなら、図を使って説明して欲しかった。なぜ言語だけで執筆しようと思ったのか謎。

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    2025年09月17日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    言語思考型、物体視覚思考型、空間資格思考型
    ホワイトカラーの働きが主な今の時代は言語思考型が有利そうで、どちらかというと物体視覚思考型が軽視されそう。
    でも、それぞれの個性を知り活かすことが大切

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    2025年08月17日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    絵で考える人と言葉で考える人について。著者は絵で考える人。様々な事例で、言葉で考える人が優位な世界になっていることを憂い、絵で考える人ももっと社会で活躍させた方が、未然に防げる事故も多いと言う。

    例えば、IKEAの家具の組み立てマニュアルは全て絵で解説されている。私はこれをとても簡潔で分かりやすいと思っていたのだが、言葉で考える人には分かりにくいらしい。それ程に両者の考え方には違いがある。

    だけど、世の中はこのIKEAの例とは逆のパターンが多いそうだ。

    この本を読んでいると、どうも私の場合は絵で考える頭のようだ。ただ、言葉で考える〜絵で考えるのあいだは両極端に分かれるのではなく、グラデー

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    2025年08月03日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    確かに自分もそうかもと共感したけど、で?
    言語思考者より不利なことは実感しているけどどうすればより良い行動が出来そうかまで至らずモヤモヤした。
    それこそ言語では無く図や写真で提言すればスッキリしたかも。

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    2025年06月15日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    一章と最終書を読めばいいのかな。 途中は事例集。
    人の分類定義として、画一的ではなく様々な見方がありということを改めて感じさせてくれる
    大事なのは尊重しコラボレーションを生むこと

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    2025年06月01日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    文章で考えることの苦手が「ビジュアル・シンカー」が文字だらけの本を書いてしまった本。はじめの部分の考察は興味深かったがその後の事例などは目新しさが少ない一般的な事例もありいいまいち平凡なように思う。。これはおそらくバリバリの「言語思考者」の編集者が大活躍した本のようで、構成が苦手かつ本用の執筆の不慣れな著者を編集者が大きく構成・編集した本によくある特徴。図が全く出てこない本だが、多くを図化し図を読ませるような本にすればもっと独創的になったのではと。

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    2025年05月25日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    「本を読むのが遅い」「抽象的な言葉が苦手」「文字だけではイメージできない」
    このようにコンプレックスに感じていた私の悩みが、視覚思考型であるがゆえに生じていたものだと気づき少し安心しました。視覚思考型と言語思考型で、文字に対する認識の違いがあることにまず驚きですが、社会が言語思考型に有利になるような仕組みになっていることを知り、世界の見え方が変わりました。
    この社会に適応しなければならない一方、それに注力し過ぎずに自分の得意なことをどのように活かすかをちゃんと考える必要があると思いました。

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    2025年03月12日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    人間には言語思考者と視覚思考者がいる
    両者は完全なる区別があるわけではなくスペクトラムな傾向を示す
    また、視覚思考者は物体視覚と空間視覚に分けられ、前者は物理的な機械の組立てを得意とし、後者はプログラム構築などを得意とする
    現代社会は教育プログラムなどが言語思考に偏っており視覚思考者を蔑ろにしている傾向が見られると本著は語る
    結果として工業的な設計に携わるエンジニアの不足や質の低下を引き起こしているとのこと
    視覚思考者を賛美する内容ではなく、思考方法の違いを社会が受け入れて適切に活躍できる場を設けて欲しいというのが主旨
    確かにその通りでテスト勉強できる方より形而下で活動できる方は有用

    印象に

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    2025年01月16日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    思考を視覚的なイメージで行う視覚思考者の現状について、当事者でもある著者がこれまでの体験や研究から描き上げた良書
    言語思考者が優位なこの社会において、視覚思考者は少数派として見向きされず、さらに視覚思考者の多くはASDやADHDなどの知的障害に当てはまるため「まともに」生きることが難しくなっている
    だが、最先端の発明や発見は彼らによって行われており、仕事の大きなミスを防ぐためにも彼らの存在は欠かせない
    私たちの社会は、「定型発達」の人達だけでは成り立たず、様々な脳が複雑に相互作用している賜物であり、そういう意味で脳は真に多様性をもっていると言える

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    2025年01月02日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ビジュアルシンキング
    右脳派、左脳派
    それぞれの良さがある
    映像、写真、絵で頭の中を作る
    連想ゲームは使える

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    2024年11月29日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    人間の思考の形態には言語思考者と視覚思考者がいると提言している。本書はその理論的体系を解説しているわけではなく、そのような思考の多様性がある中で言語思考者が優位な社会であることを指摘し、包括的な社会の構築を提唱している。そのような思考のスタイルの違いは興味深かったが、著者自身が視覚思考者であることもあり、そちら優位の結論前提で話が進んでおり、世の中のあらゆる人物や職業を少数の状況証拠から視覚思考者であるとみなして論が進む点には疑問を持った。

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    2024年09月06日
  • ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界

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    ネタバレ

    論文の参考に。
    おそらく論文で直接使えるのは1〜3章、あとは視覚思考と言語思考の理解を深めるためのもの
    夏休み中にこの本の中で紹介されてる論文読む

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    2024年08月13日