沢村浩輔のレビュー一覧
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着想力、構成力。
もともと、独立したそれぞれの短編だが・・・。
読み進めていくうちに、頭の中で『真実』が展開していく、ミステリーでもあり、ファンタジーでもある作品。
何とも言えない心地よい読後感。
また、近いうちに3回目、読んでみたい。Posted by ブクログ -
短編集の中でも、いろんな作風が楽しめるので
ぜひ最後まで読んでほしい!
私は初めの収録作『夜の床屋』を読んで、
ああ、こんな感じかあと納得(?)してしまい
積むこと早5年。
久しぶりに読み切って面白くてびっくりしました!
早く読めばよかった…!!!と後悔してます。Posted by ブクログ -
大どんでん返しだった!日常ミステリ系の短編集かと思ったら、全て繋がってまったく違う顔を見せる作品だった…。文体が読みやすくスラスラ読めてしまうし、はじめのうちは日常チックな話ですとんと入ってくる。後半の大きな謎のスケールに驚いた。とてもおもしろかった。Posted by ブクログ
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それぞれ別々のお話かと思ったら、人物は少しずつ繋がっていて、最後にはひとつの大きな物語になる不思議な物語だった。ミステリーなのか、不思議現象なのか…読みながら少し不気味さを感じた。個人的には『空飛ぶ絨毯』が面白かった。淡々と待ち合わせ場所に現れる彼がこわい。Posted by ブクログ
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割と読みやすくて、さくさくページを捲れました。
途中、この後どうなったんだろう……と思ってた事柄や、何気ない会話が後々の事件に繋がっていたりして、伏線の回収が凄かった……!!
最終話でそれまでの全てがきれいにまとまっていたように思います。
もし続編が出たとしたら、また読みたいなあと思えました。Posted by ブクログ -
日常系の話しだとぼんやり読んでいたら、いきなりファンタジーともいえる展開に。
そして序盤と繋がるとは…
完全にすっきりとまでは行かないけど、答え合わせをしてもらって、ようやくある程度理解できました。Posted by ブクログ -
連作短編集。
ひとつひとつが不思議なミステリーで予想外の結末。
すべてを読み終えたとき、思わず「えっ?」と声に出してしまったくらい不可解な気分になり、最初から読み返したくなります。Posted by ブクログ -
軽く読めるけど、適度な驚きもあって。普通のミステリーかと思いきや、なんだかいきなりファンタジーだったり。でも、じつは…な感じの幕引きで、意外と満足度高かったです。Posted by ブクログ
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タイプが全く異なる5編。正直あまり期待もせずに手に取ったんだけど、個人的にはどれも及第点以上で面白かったです。満足満足(^^)Posted by ブクログ
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日曜大工的な週末探偵。日常の謎から犯罪捜査まで、興味深い謎を無報酬で解く二人。依頼人はほとんどなくても本業が別にあるので問題なし。二人の私生活は語られず週末の出来事のみなのが良い。面白かった。Posted by ブクログ