沢村浩輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何やこのタイトル?
「夜の床屋」って…
何か気になる…内容分かってないけど…
ハイ!購入!即読書!^^;
何か「世にも奇妙な物語」的なの想像してたけど、結構、ロジカルな謎解き。
無理矢理感は、あるけど…
でも、どんな理由があっても、普通夜中に散髪屋やらんで〜それが、異空間みたいな感じでないと。こんなにキッチリと説明されると、何か…
他のも結構、飛躍してんちゃう?って感じのが多いかな?の短編集7編。
(エピローグを含む)
後半は、ファンタジーっぽいけど、やっぱり飛躍してんちゃう?
エピローグは、そこまで含めてしまうのか…やっぱり飛躍してんちゃう?
私の頭が固いとも言う…(−_−;) -
Posted by ブクログ
たまたま見つけた放置機関車を事務所に、週末だけの探偵業を始めた青年二人。
無料で請け負う代わりに二人が気に入った、面白い事件のみを扱う、週末だけの探偵業なので明白な犯罪は扱えない、などなどの条件がある。
まずは事務所にすることになった放置機関車の謎。
オーナーである事業家の父は、なぜ機関車を住宅街に置いたのか。
そして桜の木が周辺にない川になぜ桜の花びらが流れてくるのか。
女性ものの大きなつばの帽子を抱えたひったくり犯の行動の謎。
毎朝新聞受けにセミの死骸が置かれている謎…。
いわゆる日常系の軽いミステリーかと思っていたら、その結末は意外にもシリアスだったりするものもある。
雪の日に公園で -
Posted by ブクログ
明治の初めに北海道の奥地に建てられた第六十二番監獄。入ると二度と出て来れないと言われる不気味な監獄の謎と、それを巡る人々の冒険の物語。
脱獄を試みて一度死んだ男、何か目的がありげな帝都の私立探偵、記憶喪失の謎の男に加えて警察の捜査官は潜入しているし、閉ざされた空間で事件が起こる監獄ミステリかと思いきや、帯に書いてあるように”90ページで世界はひっくり返”って驚いた。そっち系の話だったのか。
予想とはまったく違ったがそこからの展開も(ちょっと軽い気もするが)面白かった。
この著者は読んだの2冊目。なかなかつかみどころがない不思議な話を書く人だと思う。 -
Posted by ブクログ
久しぶりの再読。
ミステリーの醍醐味は一見関係ないように見える物事が実は意外なところで繋がっていたり、ありえないようなことがサラリと行われていたり、それが後に分かって驚くと同時に腑に落ちる快感が味わえることだと個人的には思っている。
ただこの『ありえない』または意外性というものと、『そんなバカな』『それはやり過ぎだろう』というボーダーラインを越えないように表現するかというのは、これはもう作家さんの腕によると思う。
この作品も扱いによってはこのやりすぎ感、荒唐無稽な感じを『ありえないけれど納得出来る』というところに収めることが出来たのではないかと思うのだけど、読み終えるとやっぱり荒唐無稽な感じの