根津孝太のレビュー一覧

  • アイデアは敵の中にある 「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

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    人間は1人で生きていけない。
    ひとりきりでいるときの自分は、極論すればいないのと同じ。
    相手がいて初めて自分は存在できる。
    そんなことを気付かされる一冊です。

    自分のプロジェクトで本当に悩んでいる時に出会った本でしたが、心が楽になりましたし、前を向こうと思いました。
    著者に感謝したいです。

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    2023年04月23日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    具体的な行動として新しい世界のモデルを作りつつあるさまざまな分野の若き第一人者たちと、彼らと同年代の宇野常寛の対談集。いまだ世の中で幅をきかせている、自分のような昭和世代にはその発想の根本が違う彼らの社会のとらえ方が斬新で面白く、なんだまだやれることはたくさんあるじゃないか、という前向きな気持ちにさせてくれる(なにしろ空論ではなくすでに行動は起こされているのだから)。宇野常寛の旧世代に対するふつふつとたぎっている怒りが良い。もっと多くの10代、20代もその怒りを持って旧世代に対向して欲しいと思う。

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    2014年12月14日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    既存の価値観に囚われていない若手のオピニンリーダー達が、様々な分野で活動をしていることがよく分かる良書。

    彼らは対象として取り扱うものが、理想的にはどうあるべきかを深く考え、再定義している。非常に頼もしい。

    我々の世代も負けてはいられないし、著者達の活動を邪魔してもいけない。応援できるところは応援したい。

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    2014年11月29日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    本当におもしろいと思った本の感想が書きにくいのは何故だろうか。

    リアルな未来の青写真と、価値観を揺さぶる思考の対流。

    それらが余すところなく言語化されているからもうそれ以上言うことナッシングです。

    頭キレッキレの若手論客たちの対談集。
    宇野常寛の分析眼、補助線の引き方は相変わらず神がかっているし、最後のメディアアーティストの子もそれに劣らずイッちゃっててハイレベルすぎるじゃないか。

    ふと気づいたら彼らの描いた未来像が至るところに。何年か後にそうなるような予感。
    静かなる革命はすでに始まっているのだった。

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    2014年07月12日
  • アイデアは敵の中にある 「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

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    とても人間への愛にあふれた本だった。
    悩んでいたことへの向き合い方の参考になったので、読んで良かった。
    みんな親切を空回らせて生きている。だから上手くいかなかったりもするけれど、それでも目の前の人に優しくしたい、役に立てたら嬉しいと思う。コミュニケーションは、そういう個々の人間を繋ぐもの。
    自分のデフォルトを相手にも通じるものと思わないこと。相手のデフォルトを想像し、取り去るプロセスを大切にする。

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    2025年09月13日
  • アイデアは敵の中にある 「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

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     「デフォルト」は違う。この一言を拾えただけで良かった。多くの先人が同じことを手を変え品を変え、主張してくれている。少しまとまった。議論中に戦わない、という指針も良い。確かにいつの間にか言い負かすことが目的になっているメンバが多い気がする。そうでもないことを知るためにも本書を読んだ甲斐があった。

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    2017年11月26日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    落合陽一さんの「ミトコンドリアと人間の関係性(共生、ミトコンドリアが発電機となり人間にエネルギーをもたらす一方で、人間は細胞分裂することでミトコンドリアを増殖する。太古、人間がまだ単細胞生物であった時代にミトコンドリアと融合したと考えられている)は、人間とコンピュータにあてはまるのでは」の話が一番面白かった。
    そんな観点で物事考えられるなんて絶句ものです。

    フローレンスの駒崎さん、チームラボの猪子さん、クラウドワークスの吉田浩一郎さんも勿論面白かった。

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    2017年02月02日
  • アイデアは敵の中にある 「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

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    授業にゲストとしてお越しいただいた根津さんの、アイディア発想やコミュニケーション術の本。なにか新しいプロジェクトを進めるとき、特に大企業や役所の方々と組むときに、どうしてもぶつかる「壁」。これを災難のように捉えがちであるが、逆にブラッシュアップの材料として活かしてしまおうという、まさに逆転の発想術。そもそもコミュケーションする相手は他人であり、相違点があって当たり前。日本では「阿吽の呼吸」に代表される「察する文化」を長く継続してきたので、摩擦を恐れる傾向があるんだろうな。欧米はどちらかというと「理解する文化」。世の中、オープンでグローバルで多様性を大事にとかいいながら、「空気を読む」ことを評価

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    2016年12月05日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    気鋭の若手批評家が、さまざまな分野で新しいことに取り組み中の7人のイケてるメンズたちと対談した一冊。

    経験をデザインする自動車づくり、新しい働き方をつくるクラウドソーシング、市民運動としての新しいロビーング、オリンピックと新しい東京の都市計画、日本の美的感覚の更新、などなど、最先端の面白い取り組みや考え方が具体的に紹介されている。

    対談する宇野常寛さんも、単なる聞き役に徹しているわけではなく、けっこうガッツリと自説を展開しているので、かなりお腹いっぱいにはなる。しかし彼の言う事はとても面白くて、対談者ともかみ合っているので読みにくいということはない。

    オリエンタリズムやジャポニズムを切り

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    2014年11月09日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    ネタバレ

    編著者の宇野氏は、1978年生まれの評論家。『PLANETS』という
    批評誌の編集長でもあるそうです。本書は、その30代後半の若い批
    評家による対談集で、対談相手として選ばれたのは、「それぞれの
    ジャンルで具体的な手触りをもった、〈今、ここ〉から未来に確実
    につながる、進行中の『静かな革命』の存在」を確信させる面々。

    具体的には、デザイナー/ツナグデザイン代表・根津孝太(1969年
    生)、クラウドワークス社長・吉田浩一郎(1974年生)、社会起業
    家/フローレンス代表・駒崎弘樹(1979年生)、建築学者・門脇耕
    三(1977年生)、デジタルクリエイター/チームラボ代表・猪子寿
    之(1977年

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    2014年10月05日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    読んでいてワクワクするしここで語れていることを全部理解できてないけどこの先どう面白い事を宇野さんをはじめとする皆さんが仕掛けていくのか、静かな革命が見たいと思う。
    読みやすくすぐに終わってしまったのでもっと長くてもいいのになあとも思うけど。ネクストPLANETSを楽しみに待つ。

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    2014年07月06日
  • アイデアは敵の中にある 「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

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    トヨタ出身のデザイナーの体験談をもとに、他人と協力することの大切さを説いている。
    取材をしてくれた人もチームの1人。
    硬い会議資料に似顔絵などを落書きして配布することで、会議が和やかな場に。

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    2017年06月18日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    「彼らはすでに世界を変えている」

    人間に期待していない東浩紀との対比で読むととても面白い。市場細分化とかちんけな戦略じゃなくて、既存の価値観とかを刷新するような取り組みをしている人との対談集で、たとえ世界は変わらなくても、自分の周りの世界は変えているっていうたまらなくカッコいい人たちです。東浩紀が心地よい諦観をくれるのに対して、宇野さんは希望と元気をくれます。

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    2014年11月04日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

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    この本にブループリントが書いてあるというよりは、私たちがこれからブループリントを描いていくためのヒントとなる新しい考え方や価値観、そして現状の分析を提示している。ラスト二つが特に面白かった。ウィンガーディアムレヴィオーサ!しかし、それぞれあっさりしすぎていてそんなに読み応えはなかった。

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    2014年11月04日