未須本有生のレビュー一覧

  • 推定脅威

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    航空自衛隊のTF-1がスクランブル中に連続して事故を起こすが、それを影で画策している疑惑を持ったメーカーの沢本由佳と元社員の倉崎修一が解明していく物語.防衛省とメーカーのやりとりが実際の状況とよく似ているので、元同業者として楽しく読めた.企業内で冷や飯を食って辞職した元社員が仕組んだとの推定は、その思考過程が緻密で納得できるものだった.著者の経歴からして当然だろうが...

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    2014年11月20日
  • 推定脅威

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    これは航空機好きにオススメのミステリー(^^)航空機を造る会社や航空自衛隊がメインで登場するから難しいかと思ったけれど、専門用語も分かりやすく書いてあるし、次は相手が航空機のどんな弱点を突いてくるのかワクワクドキドキしながら読んだ♪真相に迫り最後の計画は阻止できたけれど、なんだか本当に起こりそうで怖いな~(--;)

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    2014年11月18日
  • 推定脅威

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    自衛隊機とそのメーカーが連携して、れんぞくして起きている事故を解明する。その中心となるのが、メーカーの女性技術者。過去に陥れられた者の復讐劇にしては、メチャクチャ手が混んでいて面白い。有川浩の作品にも似た所も見受けられるが、中々面白い作品に仕上がっている。次回の作品が楽しみである。

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    2014年10月15日
  • 推定脅威

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    専門用語が多くて、難しそうだけど、ストーリーが、あるので、グイグイ読めた。途中で、なんとなく、犯人分かって来ちゃったけど。
    スピード感があって、おもしろかった。

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    2014年08月10日
  • 推定脅威

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    夏見正隆のスクランブルシリーズはパイロット目線で書かれているが、これはエンジニアの立場から。きちんと論理的な背景から書かれているのが良い。いや決してスクランブルシリーズがいい加減という意味ではないが。

    スクランブルシリーズが好きな人は同じように好きになれると思う。舞台も小松だし。

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    2014年07月02日
  • 推定脅威

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    ネタバレ

    推定脅威

    松本清張賞受賞と戦闘機ものということで一読。
    自衛隊の国産戦闘機TF-1が立て続けにスクランブル中に墜落。超低空、超低速でのストールと、超音速での燃料切れが原因だったが、その状況が作られたものだったという疑念を元に若き女性航空技師が謎に挑むというお話。
    著者は元航空機の開発に携わっていたとのことで、設計・開発や自衛隊による運用に関してはやたら詳しく書かれています。
    でも、陰謀を主導する側の動機や方法に関しては何回かのモノローグでしか書かれていないので、ちょっと片手落ちといった感じ。
    キャラクターたちもステレオタイプで描かれていて、小説としては残念。
    まあ、技術屋さんが書いた小説は

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    2025年11月19日
  • 絶対解答可能な理不尽すぎる謎

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    ほのぼのミステリ。登場人物の関係性が結構好き。
    深川さんの部屋の暗証番号探すやつ、完全に謎解きでやったら面白そう(ただし相当難しそう)。

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    2025年07月21日
  • 音速の刃

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    ネタバレ

    若干題名詐欺の疑いアリ。

    冒頭のF-35のシーンに対する回収なし。
    表紙もF-35だが、本筋には関係なし。
    四友が新規開発するビジネスジェットとすでに運用されているTF-1の話。

    小説自体は面白いが、題名の装丁はどうなの?

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    2025年01月05日
  • 音速の刃

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    ネタバレ

    MRJの開発経緯にもこんなやり取りがあったのかと想像しながら読んだ。
    最後にミステリ枠に無理にはめ込んでしまい「業界リアル」に思えた構成が一気に失われたことが残念。ところでF-35墜落事故原因は何だったっけ

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    2024年10月05日
  • ファースト・エンジン

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    エンジンメーカーで戦闘機用の新しいエンジンの開発が始まった。

    アフターバーナーを20分動作させる試験で突然爆発事故が発生、プロジェクトは解散間際に追い込まれる。

    責任者は閑職に追いやられ、プロマネは責任を取らず居座っている。

    散り散りになったメンバーは亡くなった技術者のためにもプロジェクト再開に向け準備を進める。

    技術者たちの熱い思いで新しいエンジンを積んだ機が離陸する?

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    2024年04月02日
  • 絶対解答可能な理不尽すぎる謎

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    タイトル借り。
    しかし、タイトルとはかけ離れた内容。
    特に意味なくワインの蘊蓄が
    一本以外に全て書かれていて
    ワインが飲みたくなった。

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    2023年01月07日
  • ファースト・エンジン

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    国産の戦闘機用エンジンを開発するエンジンメーカーの話。『推定脅威』『リビジョンA』のスピンオフ的作品。勧善懲悪であり、読みやすかった。

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    2022年09月24日
  • 推定脅威

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    航空機の説明は力が入っている。
    が、それ以外がちょっと薄味気味。

    陰謀、黒幕がこんなにあっさりとした使われ方をされるのもあまりない。

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    2022年09月11日
  • リヴィジョンA

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    未須本氏の戦闘機開発物語の第二弾。前作は航空ミステリーだったが、本作はものづくり、お仕事系の話。下町ロケットみたい。手に汗握るようなシーンは無く、盛り上がりに欠けると言えるが、ラストは良かった。

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    2022年09月04日
  • 天空の密室

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    今度の話題は空飛ぶドローンの有人飛行の開発中の会社と殺人事件の話。今は1人と軽い荷物位しか運べない状況だが、今後空飛ぶタクシー

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    2022年06月05日
  • 音速の刃

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    航空機に関する知識は詳しいと思います。
    ミステリーとしては物語のラストがもう少し何とかならないかと思います。
    極端過ぎですね。

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    2022年05月08日
  • 推定脅威

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    面白いと思ったけど戦闘機の話が無ければありきたりの話みたいに感じました。
    登場人物がみんないい人過ぎる。
    犯人さえも自分は憎めなかったですね。
    ミステリーというには弱過ぎるのでは。

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    2022年04月19日
  • ミステリーは非日常とともに!

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    2つの中編集を収めたミステリー小説です。
    ミステリーではありますが、殺人(物語に出てくる問題には登場します)といった重たい出来事はありません。

    全体的に可もなく不可もなく、微笑ましく終わったなという感想でした。感動させたり、心が辛くなるといった心理描写がなく、純粋に「ライトなミステリー」として楽しめました。

    作家さんは、工学部航空学科を卒業し、社会人では大手メーカーで航空機の設計に携わっていたそうです。なので、その分野での知識が、色んなところに散らばっていました。

    今回は、大型客船と車を特集しています。

    前半は「クルーズはミステリーとともに」。
    ミステリー作家とファンとの交流会を豪華客

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    2021年06月20日
  • ミステリーは非日常とともに!

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    作家とファンの読者が一緒にクルーズ船に乗って、作家の考えた謎を解くという、緩やかなミステリー。もう一つは、警察が修理工場を頼りにして、何事件を解決するというもの。そろそろ飛行機関係の本を出して欲しい!もしくは続編。

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    2021年06月11日
  • 絶対解答可能な理不尽すぎる謎

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    フリーデザイナーの『倉崎』が、相談を持ち掛けられた学生時代の友人でミステリー作家の『高沢』を訪ねると、何者かに頭を殴られ倒れているのを発見する。ほぼ密室状態の部屋で何があったのか?
    六篇からなる連短ミステリー。

    全編ほぼ固定されたメンバーで謎を解くミステリー。最初の話こそ事件っぽいっですが、残りは日常の謎といったものです。メンバーの職業はバラバラであり、それぞれの得意分野から謎を解くのですが、細かい専門知識を披露されるだけされて、動機的にはすっきりしないものが多いですね。

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    2020年06月11日