ファースト・エンジン

ファースト・エンジン

550円 (税込)

2pt

3.6

エンジンメーカーで超音速エンジンプロジェクトが始動。本庄たち開発チームの奮闘で、国産初のアフターバーナーエンジンは最終の燃焼試験を迎えた。だが、試験終了直前に爆発が生じ、若手技術者が死亡。本庄は左遷され、プロジェクトは中止となる。チームは爆発原因を突き止めようと独自の調査を……。数々の妨害工作を叡智で乗り越え、エンジン完成のため死力を尽くす誇り高き技術者たちの熱き闘い。

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ファースト・エンジン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年05月20日

    未須本さんの単行本は今のところ全部読んでいるけれど、技術者の立場から書かれていて、飛行機が好きな人、ものづくりが好きな人には特におすすめ。
    ワクワクする。
    会社組織の話でもあるのでこういう上司いるなぁ、とか、こういう細かい手順面倒くさいよね、みたいな部分がリアルでおかしくなってしまう。同時に、こうい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月18日

    作者の4作目。
    今回は飛行機ではなく飛行機のエンジンに描写を当てた作品。
    国産初のアフターバーナーエンジンを開発。最終の燃焼試験中に大爆発を起こし若手技術者が死亡してしまいプロジェクトは中止。エンジニア達の熱き想いの物語。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    ジェットエンジンの開発に奮闘する技術者像を描く。技術者倫理のケーススタディ、航空機エンジンの簡単なイメージなど、情報源として読める。

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    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    エンジンメーカーで戦闘機用の新しいエンジンの開発が始まった。

    アフターバーナーを20分動作させる試験で突然爆発事故が発生、プロジェクトは解散間際に追い込まれる。

    責任者は閑職に追いやられ、プロマネは責任を取らず居座っている。

    散り散りになったメンバーは亡くなった技術者のためにもプロジェクト再開...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月24日

    国産の戦闘機用エンジンを開発するエンジンメーカーの話。『推定脅威』『リビジョンA』のスピンオフ的作品。勧善懲悪であり、読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2017年09月03日

    日本発の戦闘機用エンジンの技術開発を舞台にした小説。アメリカからの技術供与でライセンス生産を進める上司と、日本独自の技術取得に向けて自主開発を目指す技術者達の対立や、その中で起こる事故をストーリーの軸に、ジェットエンジンの開発とはどんなものかという点も俯瞰的に描いています。著者はかつて航空機の設計に...続きを読む

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