あらすじ
令和X年クルマが東京の空を飛ぶ!!
空飛ぶクルマ『エアモービル』研究開発の光と影をえぐる本格ミステリー
自動車部品メーカー・モービルリライアントは、さらなる発展を期して航空業界へと進出した。下請け体質からの脱却を図るべく新規事業を立ち上げ、1人乗り飛行体・エアモービルの開発に乗り出す。試行錯誤の末、試作3号機は公海上での飛行試験までこぎつけたが……
湾岸の高層オフィスビルの屋上にバラバラ死体が入ったスーツケースが置かれていた。その場所へは警備システムが完備した屋内非常階段を上がるか、ヘリコプターで空からアクセスするしか方法がない。だがいずれもその形跡がなく、死体がどうやって運ばれたか特定できないまま捜査は難航する。
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Posted by ブクログ
最初から「共犯者」がわかってるタイプのミステリー
ただし、犯行動機のありそうな者が多すぎる被害者。
犯行手段が想像できるが、あと一つわからない。
文体の相性が良いこともあり、小気味よく読めた。
文中では、全固体電池をブレイクスルーにしていたが、電動ヘリコプター(あえてそう呼ぶ)実用化への道は実在するのだろうか?(懐疑派