未須本有生のレビュー一覧

  • 絶対解答可能な理不尽すぎる謎

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    連作短編。日常の謎…かな?偶然知り合った様々な職業の人たちがそれぞれの知識を出しあって謎を解く。特に、部屋に隠された暗号を探す時の目の付け所がそれぞれ違うのが面白かった。

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    2018年09月03日
  • 絶対解答可能な理不尽すぎる謎

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    ‪航空機メーカーを舞台にした小説を手掛けてきた著者による短編ミステリー集。全体的にライトで読みやすい。最終話がメタ的な構造になっていてそんな複雑なトリックではないのに読んでいて不思議な感覚になるのが楽しかった。お馴染みのキャラが登場するファンサービスも実は壮大なトリック…?‬

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    2018年08月16日
  • 絶対解答可能な理不尽すぎる謎

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    ライトな感じ。始めての作家さんだったので、経歴から読んで、このライトな装丁はもったいないのでは?と思いましたが、内容もライトなので、そんなつもりで読んだ人は満足だと思います。
    ピンと来ない感じをタイトルと絡めて、考えてみたのですが、よくわからなかったです。

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    2018年08月07日
  • 推定脅威

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    航空自衛隊と機体を納入している企業が複雑に絡み合ったミステリー。荒唐無稽にならず、リアリティがあって面白かった。

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    2018年04月26日
  • ファースト・エンジン

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    日本発の戦闘機用エンジンの技術開発を舞台にした小説。アメリカからの技術供与でライセンス生産を進める上司と、日本独自の技術取得に向けて自主開発を目指す技術者達の対立や、その中で起こる事故をストーリーの軸に、ジェットエンジンの開発とはどんなものかという点も俯瞰的に描いています。著者はかつて航空機の設計に携わった技術者だけあって、開発の現場の描写が非常にリアルであり、またジェットエンジンとはどういうしくみで動いているのか等についても読んでいるうちに理解できるようになっています。
    文庫で250ページほどのボリュームなので、スッと読み切れます。これを読んでフィーリングが合えば、未須本氏の他の長編も手に取

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    2017年09月03日
  • 推定脅威

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    2014年第21回松本清張賞作

    架空の国産戦闘練習機TF-1の開発をめぐる話。
    ドッグファイトや戦闘シーンを楽しみに読むとまったくの期待はずれになる。

    作者は東大工学部航空工学を専攻し、本作もアビオニクスや空力、機体設計にかかわる話が主題。

    主人公は航空機メーカの女性とそこ辞めたフリーのデザイナーで作者も航空機メーカを辞めて、フリーのデザイナーというのは単なる偶然か?

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    2017年03月05日
  • 推定脅威

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    読み始めて最初のほうは、キャラ読み派にはちょっとキツい。
    誰が誰やらかよぅ判んない。
    とりまミホと沢本が女性ってことは判ったくらい。
    読み続けていく内だんだんと区別はついてきたものの、何度挫けかけたことか。
    基本的にキャラクターにあんまり興味のない作者さんなのかな?とね。
    黒幕とか特にひどいんだよぅ。
    ひとことで言うと「…薄っ!」
    このひと、黒幕さんでしょ?
    ぜんぶを仕掛けた、黒幕。
    なのに、薄い。
    もう悲劇的なくらい薄い、(笑)
    それに、沢本と倉崎のふたりね!
    これがまたね!
    ぃやぃや、大人の男女があーなってこーなった挙句で
    ラストのその状況はなかろうよ(笑)
    みたいに 的に 人間描写(?)

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    2016年06月27日
  • 推定脅威

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    飛行機もの、理系ミステリーの決定版!第21回松本清張賞受賞作ということで、読んでみました。
    自衛隊の練習機、いくつかの事故。その事故は当該練習機のもつ弱点が露呈してしまうような条件が作り出されたうえでの事故だった。
    その事故に興味を持った、航空機メーカーのリケジョが、自衛隊の組織、メーカーの組織の壁を乗り越えて、真実を露わにする。
    実にそのとおりで、その範囲で面白かったです。

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    2015年07月01日
  • 推定脅威

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     小松基地をスクランブル発進した自衛隊機は低速低高度で飛行するターゲットを追尾中に失速して墜落した。
     事故データは開発・生産にあたった四星工業技術開発部に戻され解析の上報告書を作成することになった。
     その後、同じ機体がスクランブル発進した時に今度は超音速域でエンジンストールが発生する事故が起こる。

     関連性の無いと思われた2つの事故を結びつけることで脅威の本質が浮かび上がってくる。

     いやー、技術系に詳しくない人にはチンプンカンプンなのだろうか?大分判りやすく描かれてると思うんだけれど。

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    2015年01月12日
  • 推定脅威

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    理系ミステリーとのこと。専門知識はすごくと思いますが、キャラクターが 薄いというか、魅力が感じられなく、ストーリーとキャラクターがちぐはぐで絡んでいない気がしますね。

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    2014年10月19日
  • 推定脅威

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    飛行機のミステリー小説として興味深く読んだ。が、飛行機の技術的な話の比重が大きすぎて大事なミステリー部分がそっちのけにになってしまった気がする。飛行機の知識がすごいのはわかるのだがミステリー小説である以上もっと「人」を描いてほしかった。

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    2014年09月06日
  • 推定脅威

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    自衛隊機の事故のように見えて、実はその背後に深い恨みがというストーリー。さくさくっと謎解きされていくのは気持ちがいいが、いくぶん簡単すぎるような気もした。それにしても航空技術、全部理解は出来ないものの興味深かった。

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    2014年09月02日
  • 推定脅威

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    スクランブル飛行中に墜落した自衛隊機の謎を巡るミステリ。初めての作家さんでしたが思いの外当たりでした。戦闘機の設計経験者だけあって技術的描写に文句はありませんが、物語としてはちょっと詰めが甘いかな。今後に期待。

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    2014年08月27日
  • 推定脅威

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    情景描写も人物描写もほとんどないけど、点在する人物がつながる線が見えてきたあたりから興味深く読みました。
    あの二人の恋愛関係はなくてもよかったんじゃないかなー。

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    2014年08月24日