渡辺ツルヤのレビュー一覧
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下剋上
気合いや根性論のスポ根漫画が多い中、どこまでもフル作戦で勝ちを重ねていく。元全日本候補だった監督からみっちり基礎を学び、そこそこの実力はあった進学校の部員が負け犬根性から脱却し、計算尽く目の徹底的な頭脳プレーで下剋上なるか⁉️
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バレー
選手ではなく、裏方のアナリストが主役の中学バレー部のマンガ。
万年一回戦負けのバレー部が全国制覇を目指す、下剋上的な展開は、若干GIANT KILLINGを思い出させる。
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神
とあるバレー会場で自分の事を神と宣い、日本のバレーを変えてやる!!と言い放っていたアナリスト。
万年一回戦負け組の中学バレー部を変えることが出来たら、全日本の監督を任せる、との特約を取り付け、いざ中学バレー部へ! -
Posted by ブクログ
神様が教えるバレーの真価が問われる第二巻。勝つことがどんなことをもたらすかが描かれていました。
夢に届くかもしれないという確信。すべてが計算づくの勝利だった地区大会決勝。答えから逆算して問題文を作ったかのごとくの勝利を決めた幸大学園。その勝利はプレイヤーである滝川や福井たちに夢を掴めるかもしれないという確信を抱かせることに成功します。勝った先に掴める何かがあるからこそ人間は頑張れる。負けても笑顔なんてお題目を唱えるのもいいけれど、自分たちがやってきたことで勝利を勝ち取る体験も時には大切です。いろんなものが固まる中学生だからこその感情が試合中、試合後に描けてるのがこの作品のいいところです。 -
Posted by ブクログ
本誌で毎回楽しみにしてるので購入。主人公をアナリストである阿月 総一にすえ可能性の宝庫である中学生を指導していくバレーマンガ。スピリッツで連載中の「ラストイニング」が好きな方とか面白いと思うんじゃないでしょうか。
嫌がらせバレー。南米には身体能力、ヨーロッパには世界最高峰の技術なら日本には?がテーマの今作品。データだけに頼らず、「人」をよく観察する阿月のバレーは理にかなった小気味好さ。スポーツ漫画で大事な選手自身の悩みの解消もしているしバランスがとれています。
勝つ喜び。負けても一生懸命やったならいいじゃない、そういった言葉は勝ったことがある人が言えることであって、負け続けている者が