宮崎克のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
そろそろ「BJ創作秘話」というより「手塚治虫創作秘話」のほうが内容に即しているかな、という感がないでもないが、相変わらず面白い。ほんとにこの人は逸話の倉庫だ。
また「秋田書店編集者伝説」のウェイトが多いのが気になる向きもあるだろうが、阿久津さんの話が面白すぎたので私はよし。あのころのチャンピオンのトンガリ具合や作家の個性は、この人あればこそだったんですなー。
中国の話は確かに驚愕の感動エピソード……ではあるのですが、版権的に日本がナメられる素地を作ってしまったのだろうか?という気もちょこっとしたり……
いずれにせよあの頃は、日中関係も和やかなもんだったよなあと遠い目になりました。 -
Posted by ブクログ
手塚治虫の担当編集者やアシスタントの証言を集めたドキュメンタリー的漫画。
手塚治虫の凄まじいまでの情熱と才能がわかります。
印象的なのは、締切ギリギリで海外の出張先から日本のアシスタントに、まったく白紙の状態から電話だけでコマ割りと背景を指定するシーン。
(メールやFAXがない状態)
手塚治虫は、「このコマは、前々回の三つ目が通るの5ページ目の家を俯瞰で書いてください」「資料の棚の右から10冊目の100ページぐらいの写真を入れてください」といった感じで、すべてのコマの背景を「声だけで」指定してきます。
しかも、メモ・資料一切持たず。
なんと、これまで書いた漫画のコマ割り・ページ数、資料の場所をすべて暗記していて、自在に引き出せるのです。
うーん、凄まじい。
#一方、それに付き合う人は大変らしいです(^^) -
Posted by ブクログ
「ブラックジャック」「火の鳥」など名作を生み出した手塚治虫氏の仕事現場を描いた漫画家漫画。編集者への複数のネタの提案、電話を介した原稿作成など漫画にかける手塚氏の執念がエピソードとともに描かれています。(libro)2012.1.8
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絵と主題のマッチが心地よい作品。
読む前は,手塚治虫の伝説的エピソードなんて,すっかり掘り起こされ尽くしていて,今さらマンガ化なんてと思っていた。それでも「このマンガがすごい!2012」のオトコ編1位となったからには何かあるんだろうと手にとって開いてみると,まず絵柄に,そして内容に一気に引きこまれてしまった。
実際,本作で描かれている手塚治虫のエピソードは他の媒体で読み聞いたことのあるものばかりだった。しかし,コマ割りによるストーリーテリングと絵の力で,その事前知識など吹き飛ばされるくらいの没入感を得ることができた。「この次のページで手塚が怒るぞ…」というシーンになると,ページをめくる手が緊張するくらいだった。
手塚治虫の,編集者との切羽詰まったやりとりの中で見せる表情,緊張から放たれて安堵した寝顔,狂気を感じさせる好奇心を湛えた笑顔と,いろいろな顔がよく描き分けられており,作画の力が感じられる。
何よりも,頭にタオルを巻いて,棟方志功のように原稿に顔を近づけ,ランニングシャツで汗だくになって,貧乏揺すりをしながら原稿にペンで彫りつける姿は,手塚治虫の神ならぬ泥臭い人間を感じさせるひとコマで,自分の中の手塚像を少し描き変えるほどに印象に残った(それまでは「まんが道」における,黒背景に稲光を背負い,顔にハイライトが入れられた神としての手塚先生の姿がイメージだった)。
ベレー帽を取った天才の,人間としての一面を除きたい人はぜひ一読を。
(本)2012.2.23 -
Posted by ブクログ
成城学園前駅 尾道市生まれの大林宣彦のぶひこ 手塚眞まこと 富士見台の自宅横にはアニメスタジオがありました 平山夢明ゆめあき 1989年(平成元年)手塚治虫逝去享年60歳 白痴 浅野忠信 埼玉県新座市手塚プロダクション 飯田橋の秋田書店 全精力を注いで夢中になる 焚書ふんしょ…言論弾圧が目的で本を焼くこと この空の花…長岡花火物語 敗戦少年 戦争に負けたら男は皆殺し女は全員強姦される 宍戸錠 瞳の中の訪問者 手塚マンガでは表現したがで過激になり過ぎた時ヒョウタンツギが現れる "妹"という禁欲の象徴として「お兄ちゃんダメよ」って…手塚マンガの"自由"は決して野放図なものじゃないんだ。そして手塚マンガの危うい心…その平衡感覚を保ってくれるのが無垢な"妹"それが『ブラック・ジャック』におけるピノコなんだよ。精神的な"妹"がいる時の手塚マンガは高貴になる 練馬区東大泉BARレモンハート 一話完結の読み切り 半蔵門病院の病室で