柏木吉基のレビュー一覧
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ネタバレ存在するデータをまとめてExcelなどで作成する場合や職場で上司がどうあるべきかが書いてある。
まず大切にする点は、
①【課題やデータの範囲】他社はどうなっているのか、そこも含めて自社の状態を出す。
②【サンプル数の違い】何かを比較する検討する際に、それぞれのサンプル数の違いはないかを確認する
③【データの範囲】数ある指標のなかで、過去半年から分析する人と、過去1年から分析する人がいる。そのいつからのデータをExcelにするのか、その起点は妥当か。
Ex)「うちの主力商品の販売に対するネット広告は、効果があることが分かりました。散布図でも視覚的に分かりますし、相関係数も0.7と高い数値を示し -
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1章から4章が各論、5章でまとめという構成。
「データ分析」としての内容は、3章と4章がメインだが、データ分析で最も重要になるのは、最初の2章で書かれる「目的・課題の明確化」「現状把握と課題ポイントの特定」。特に目的・課題の明確化については、仮説を立てて絞込を行わないと回り道ばかりしてしまうという点は、筆者が実務で苦労した点が伺えるように思える。
「ビールとおむつを一緒に買う顧客が多いから、試しに並べてみたら売上が上がった」というエピソードが、データマイニングの事例としてよく取り上げられる。そのため、「とりあえずデータを集めて分析してみればなにか分かるかもしれない」と、データ分析に関 -
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データ分析の進め方、考え方を簡単に書いている本。
Excelで表現出来ることでもやれることはたくさんある
ということを改めて教えてくれます。
とはいえ、分析の進め方については、
ビッグデータ・スモールデータ共に変わらないので、
本書で進め方の概要を理解出来ると思っています。
色々あるけど、結局は難しい内容だと相手に伝わらない
というのがデータ分析あるあるだなあと読んでて思った。
【勉強になったこと】
・何気に仮説作り前も分析が必要なこともある。
そういった意味では何を目的とした分析なのかを
しっかり抑えたうえで分析を進める必要がある。
①効果的、効率的な仮説作りのための分析
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◎忙しい人でも統計分からない人でもわかる分析の仕方
データ分析は、統計学の知識がないとできないとばかり思っていましたが、全然そんなことありません。
ただ、必要なことはいくつかあって、
1)どのレベルの結論を求めるのか
2)そのために必要な情報があるのか
3)どういう仮説があるのか
がわかった上で、必要な情報を分解しつつ求めたい結論に行けるようにグラフをつくっていく作業なのだと、この本を読んで理解しました。
統計学の知識はいりませんでした・・・。
流し読みで10分程度で読みましたので、本当に忙しい人でも、パソコンの横に置いておきながらデータや図表を作りつつ見ることで、いろいろな方法を実践で -
データ分析ではない?
データ分析!データ分析!データ分析!というと構えてしまいますが、この本を読むかぎりでは、そのような肩ひじを張った感覚はなくなります
正直、データ分析というよりも数字との付き合い方の本です
ビジネスをする上で、どうしても数字から逃げれないので、データ分析アレルギーのかたは、本書ぐらいのライトな感じで本がお勧めです
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ネタバレ統計に関する本は何冊か読んできて基礎知識はあるつもりでいたが、この本はわかりやすく説明されていて、いままであいまいだった点もすっきりと理解できた。
「散布図」を利用して「外れ値」に注意して、分析対象とするか否かを判断する、平均は真ん中にあるとは限らない、平均の周りに最も多くのデータが存在するとは限らないなどは、図解されていて非常にわかりやすかった。
標準偏差や相関関数についてもExcelの使い方も説明されており、どのようなケースの分析に役立つかが解説され、実際に自分の仕事でのケースと比較しながら読むことができたので、今後に生かせる内容の本であった。