佐々木裕子のレビュー一覧
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実践型クリティカルシンキング
著:佐々木 裕子
実践型クリティカルシンキングとは、目指すものを自ら設定し、それを戦略的に達成するための思考法であり、自ら考える力の基礎になるスキルである。
①目指すものを定義する②何が問題なのかクリアにする③打ち手を考えるの3ステップの思考プロセスを踏んでいく。
ただのクリティカルシンキングではなく、「実践型」として実務と今の自分の行動に直結できるスキルについて講義形式で説明されている。
体系的な学びの恩恵だけではなく、講義形式によるそれは、ただの読書から得る知識ではなく、あたかも授業に参加しているような臨場感を味わいながら、単独ではなく仲間と共に学べる -
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ネタバレ21世紀を生き抜くには自分の目指したいものを自分で定義して、考える力、共創する力、進化する力をつける必要がある。
20世紀までは、みんなが通ってきた道を進めばよく、正解を出す力がある人が評価されていました。ところが、21世紀はあらゆる情報にすぐさまアクセスでき、答えを探すことは用意になりました。その中で、求められる力は自分の問いを立てる力、そしてそれを解決する力です。
このコアとなる自分は何者になるのか、どういう世界を作ろうとしているのか?ということを明確にしておく必要があります。
そして、その実現したい未来に向かって、真剣勝負をして自己進化をし続けることが必須です。
真剣勝負というのは -
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ネタバレビジネスパーソンには必須のスキルを実際の授業をもとに編集された一冊。
なかなかの良書だと思いました。
常日頃から部下に「数字」で考えろ、「数字」はウソをつかないと言い続けている私にも学びと気づきが得られた一冊です。
何度か読み返すことで理解を深めると共に、他のシリーズも購入してみようと思います。
「数字で考える力とは」
・数字という事実を切り口に「何が起きているのか」の本質を把握する力
・数字を使って自分で考え、確信を持って判断する力
・数字をコミュニケーションツールとして使って、まわりを動かしていく力
「数字で考えるための10の基礎知識」
①ざっと丸めて理解する
②仮説を立てて数 -
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ネタバレ21世紀を生き抜くためには、自分の好きなこと・やりたいことをベースに、考える力・共創する力・進化する力が必要であるというのが、本書の要旨。このなかでは、自分の好きなこと・やりたいことを見つけるのが最も困難かもしれない。本書の中で紹介されている、日本の中高生の約8割が「自分はダメな人間だと思っている」との調査は衝撃的。今の教育は「苦手なことを克服する」ことに重きを置き過ぎて、均質的な人間を量産してしまっているところに問題があるのではないか。常に自分の弱点を気にするようになるため、自信を持ちづらくなってしまっていて、好きなことにもチャレンジがなかなかできない。まさか教育の問題点にも触れられていると
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ネタバレ題名にある3+1の力とは
考える力、共創する力、進化する力に自分が目指したいものを見つけることとあります。
簡単に説明をすると、まず、自分で脳に汗が書くほど、考えた内容を信頼の置ける場所(人)へアウトプットしてみて、まずは始めてみる。 そして、変えなければいけないことは柔軟に変える力を持つ。
変化の激しい時代、と多くの著書には関われいますが、今を生きている私たちはその中で何とか生活をしています。 乗りこなして行くことは大変かも知れませんが、
チャンスは誰にでもある、諦めずに「脳に汗をかく」気持ちを忘れなければ、失敗はないと感じた1冊です。 -
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本質は『WORK SHIFT』と同じです。異なるのはこちらの著者は日本人なので日本という地域性が含まれており、私たちにとってはより身近に感じられるかもしれません。
3+1の力とは「考える力」、「共創する力」、「進化する力」、そして「自分が目指したいものを見つける力」。またここでも出てきました。「自分が目指したいものを見つける力」。
『WORK SHIFT』でもそうでしたが、衝撃を受けたのは教育の無料化のその先です。本書では「究極の教育自己責任時代」と呼んでいます。私たちの世代はまだかろうじてライバルは日本人でしたが、私たちの子の世代は世界中の若者が同じ土俵に上がり、ライバルとなります。その -
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今から50年後の世界はどうなっているか。いまの常識が常識でなくなっているかもしれない。そんな世界で、私たちはどう生きていけばいいのか、子ども世代に何を伝えたらいいか、そして今からできることはないか。
シンプルに体系立てて書かれているので、頭の中で図解しながら読み進められて大変分かりやすい。ここはある程度できているな、ここは不十分…と自分に当てはめながら読んでいくと、これから自分が何に留意していけばいいか、明確になる。
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3+1の力(以下抜粋)
1. 考える力
=目指すものを決める力
自分は何をしたいのか。どういう生き方をしたいのか。なぜいまの仕事や勉強