あらすじ
講義形式だから60分でするする学べる!
新人からリーダーまで使える、結果を出す人の新定番スキル
実践型クリティカルシンキングとは、「目指すもの」を達成するために「自分の頭」で考え、行動し、「周りを動かす」ための実践的な思考技術です。
世の中の変化のスピードが速く、じっくり悩んでいる時間がない。
これまでまったく経験のない、新しいことに取り組む場面が増える。
グローバル化が進む中で、どんな人も巻き込める、簡潔で論理的な根拠を示す必要がある。
こうした状況の中で自ら目指すものを設定し、その目標を戦略的に達成していくことができるのが
クリティカルシンキングです。
本書では、この思考法を3つのステップに分け、授業形式で演習を交えながら紹介していきます。
STEP1 目指すものを定義する
STEP2 何が問題なのかクリアにする
STEP3 打ち手を考える
クリティカルシンキングをするのは、難しいことではありません。
しかし、とことん考え、何度もやり直し、なんとかして自分の納得する答えにたどり着く、「自ら考える力」を鍛え抜くことが必要です。
そして、その考える筋力こそが、絶対的な正解のない時代を生き抜いていくために必要なスキルなのです。
▼役に立った!思考がクリアになった!と大好評
実践的で参考になりました。
仕事で役に立ちそうです。(30代)
今まさに必要なスキルだったのでよかったです。
目的を持って仕事をする、大事ですね。(30代)
なんとなくモヤモヤしていたものがクリアになりました。
それなりに成果を出していたものの理由がはっきりして
なぜうまくいったのかがわかり、助かりました。(50代)
※本書は2014年6月に刊行された『実戦型クリティカルシンキング』を、一部表現を改め復刊したものです。データについては、当時のものを使用しています。
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Posted by ブクログ
■概要
早くアウトプット(その時点の結論)を出すために、高速で精度高く思考を回す方法が書かれている。
具体的なステップとして、
1. 具体的な目標設定(なぜその目標が必要か?いつまでに?どのレベルで?)
2. 現在地の客観的理解と目標とのギャップの分析(ズームインとズームアウト、定量化など)
3. 打ち手の立案
■感想
体系的な理論というよりは、実現場での事例も織り交ぜた形で分かりやすく説明がされており、実践的で初学者には凄くいい本と思いました。
今回後輩にロジカルシンキング/クリティカルシンキングを教えるために読みましたが、本書ベースで話をすると非常に理解してもらえると感じています。
■実践
本書をベースにクリティカルシンキングをスライドにし、人に説明できる状態になる。
Posted by ブクログ
◯目的
自分の弱みであるスピード感のある思考、深い思考力の強化のため
◯感想
本書の中でも紹介されているようなフレームワークはこれまでも知識として持ってはいたものの、実際に使えていない状態からだった。
本書では「実践型」という名のとおり、クリティカルシンキングを実際の生活で使うために、どのようなステップがあり、その中でもどこが重要でそれがなぜなのかが整理されており非常に理解が進んだ。
①目指すものを定義する
②何が問題なのかをクリアにする
③打ち手を考える
クリティカルシンキングを実践するためのステップは上記の通り。
その中でも①が最も重要だと感じた。
それを目指す理由は?それをいつまで?どのくらいのレベルで?
ここを明確にしないと問題の本質にも辿りつかないかつ、打ち手も変わってしまうからだ。
限られた時間の中で問いから論理的な答えを導くことが苦手なので、クリティカルシンキングの実践を意識して生活したい。
・やること
週1で世の中のニュースから1つ抜粋して、問題の本質の見極めと打ち手を考え、会社のチームのチャットで発信する
Posted by ブクログ
効率よく筋の良い思考を深めるための技術「クリティカルシンキング」を演習を用いて、実践的に学べる1冊。
様々なポイントや有効なフレームワークが説明されているが、全体を通して常に筆者が伝えているのは「ものごとの本質を常に意識する」こと。クリティカルシンキングをするのもフレームワークで事象を整理することも、それ自体が目的になってしまいがちだが、本来の目的を見失わないようにすることが最も重要。
Posted by ブクログ
実際の講義が書籍化されていて、講師と受講者のやり取りなども入っていて新鮮。
クリティカルシンキングの要素を知り、目標設定とそれに対する分析を徹底する大切さが分かりました。
日常業務に活かしていきたいけど、そんな時間がない(笑)
Posted by ブクログ
クリティカルシンカーになるための3ステップ
①「目指すもの」は何か
※いつまでに?どれくらいのレベルで?
②今と目指す姿のギャップ(課題)は何か
③ギャップを埋めるための課題的な施策は何か
↑これらを明確に答えられることが必要
学び
①とにかくひたすら考え続けること
途中で諦めない、最後は自分で決める、自分で納得するまで考えようにする
→どうしても適当なところで手を打ちたくなり、落とし所はここら辺だろうと予定調和したくなる
②紙と鉛筆を湯水のように使う
→パソコンは整えるために使うのでよい
③自分だけで考えず、人と壁打ちする
→壁打ち相手は自分とは違う視点を持ってる人ほど効果的
④現地現物、百聞は一見にしかず(事実にあたる)
今後のアクション
①現状抱えている課題をツリー構造で見つけ出す
②その課題を発見したのち、解決できる策を可能な限り書き出す
③実際に行動してみる
Posted by ブクログ
内容がわかりやすくとても読みやすい。演習がありその回答もあり実際に講義を受けているような観覚で読める。ロジカルシンキングとも被る内容もあるが、そもそもの目的を考えなおしたりするというアプローチはとても重要だと感じた。
Posted by ブクログ
定例MTGの形骸化はちょっと耳が痛かった。ミーティングをリードする人が事前に議題や目的、落としどころを考えておかないといけない。その準備の時間をついつい怠ってしまっていた。なぜなぜ分析、MECE…
なぜそれをするのかを常に自分に問いかける重要性を再認識…
Posted by ブクログ
ワークショップ?のような感じで演習を織り込んだ講義の様子が記されていて、自分も実際に考えながら読み進みることができて記憶にも残りやすそう。
「理想像」や「問題」の真髄を見極めて最短距離で手を打つ方法が学べた。
Posted by ブクログ
『実践』とだけあって演習があって具体的なクリティカルシンキングの手法を学ぶことができた。ズームインズームアウトの技術を駆使してなぜ?と問いを立てることができたので、実生活に活かしていきたい。
Posted by ブクログ
よく練られていてありがたい。
会話形式で平易な言葉で進み、合間に実践フェーズが織り込まれている。
実践の回答例が紹介されているが、ビジネス本にありがちな「めちゃくちゃ頭いいな〜〜!実在するのかこんな人が」というものではなくて、「なんとなくそう思った」レベルの生っぽいアウトプットだから、親近感も湧くしやる気になる。
Posted by ブクログ
実践型クリティカルシンキング
著:佐々木 裕子
実践型クリティカルシンキングとは、目指すものを自ら設定し、それを戦略的に達成するための思考法であり、自ら考える力の基礎になるスキルである。
①目指すものを定義する②何が問題なのかクリアにする③打ち手を考えるの3ステップの思考プロセスを踏んでいく。
ただのクリティカルシンキングではなく、「実践型」として実務と今の自分の行動に直結できるスキルについて講義形式で説明されている。
体系的な学びの恩恵だけではなく、講義形式によるそれは、ただの読書から得る知識ではなく、あたかも授業に参加しているような臨場感を味わいながら、単独ではなく仲間と共に学べる良い錯覚を得ることができる経験を味わうことができた。
授業と同じように本書へどのように向き合うか、時には本を閉じて考える時間をとり、紙に思考を展開する。そしてそれを自身の中だけではなく、仮想の仲間に説明できるほどにその考えを昇華させながら、インプットとアウトプットを並行して走らせることで、捉え方ひとつで自身の成長も大きく変わる。
枠に囚われてはいけないが、枠の恩恵を受けながら、枠の外のことをしっかりと認識しながらその中であえて思考を展開するのは悪いことではない。
一人ではなく、仲間、組織のために考えて成果を出すためには、自身で考えて行動するだけではなく、納得性の高い、かつ成果への貢献を意識できる行動に落としこむ必要がある。前提をしっかりと捉える必要はあるものの、考えて行動することから逃げることはしたくない。
Posted by ブクログ
「目指すもの」達成するための思考ツールである、「クリティカルシンキング」について、事例や演習も交えて、まとめられた1冊。
書かれていることは、①目指すものを定義する、②問題をクリアにする、③打ち手を考える、打ち手を考えるために当たり前の答えから、対極の答え、ズームイン(深堀り)、ズームアウト(発想を広げる)しながら、目標に向けて絞っていく…といった当たり前のことが書かれているけど、改めて目にすることで、再度認識できたという感じでした。考え方を今一度整理するにあたって、わかりやすかったです。
Posted by ブクログ
To beの定義: SMART
Specific 具体的に
Measurable 測定可能な
Action oriented アクション志向の
Relevant 関連のある
Time limited 期日が明確
To beを実現する上でのボトルネックを明らかにする
なんでこんなこと起きてるんでしたっけ?×5回以上
Posted by ブクログ
なぜやるのか?いつまでにやるのか?と目標をしっかりと定義して、その中で生まれた課題をズームイン
ズームアウトを繰り返して、分析して、絞り込んできく作業と理解した。ウルトラCはない。日々の鍛錬にて構築されるクリティカルシンキングを身につけるには泥臭くやるしかないなと感じた。他のビジネス書とも関連づけできる部分はあった。
Posted by ブクログ
印象に残った部分
目指すべき目標を具体的に設定する事。
孫正義曰く、「目指すべき山を決めずに歩くは
彷徨うに等しい」
大谷翔平も高校時代に、曼荼羅チャートに自分の目標を明確に決めて、一つ一つの課題を設定、クリアして行った。と書いてある。
Posted by ブクログ
・目標設定の重要性とそのポイント(SMART)を抑えられた。
・40分ほどでサクッと読めた(実践部分は業務で積み重ねられると判断して流し読み)
Posted by ブクログ
実践形式でクリティカルシンキングとは何かを教えてくれる本となっています。
本書の内容は非常にシンプルです。問題解決に必要なのは「具体性」です。
問題解決のプロセスは
1.ゴールを明確にする
2.現状とゴールのギャップを探す
3.アクションプランを作って実践
これだけです。また、その全てを具体的にしないといけないとも挙げられてました。
ゴールを明確にするのは料理で言うなんの料理を完成させるかです。いくらいい素材があっても何を作るかがわかってないと意味がないと言うことです。また、いいアイデアがでてきたとしてもその解決策が抽象的な言葉じゃダメです。なぜ?具体的には?ホント?の3つのQを繰り返していき、今のギャップを炙り出します。
そしてアクションプランを立てる際も具体的を徹底させます。
いつまでに、誰が、どこまでやるかを徹底するこれが、本書に書いてある問題解決の方法です。
私はこの方法を学び衝撃を受けました。本書を読む前の私は「クリティカルシンキングと言うくらいなんだからさぞ斬新な方法を教えてくれるんだ」と想像してました。が、上記のやり方は「当たり前」の方法です。問題解決の本質とは斬新さではなく、このような当たり前のようなやり方を当たり前にできることということを学べました。
Posted by ブクログ
本書でもあったけど、クリティカルシンキングは一朝一夕で身に付くものではないと思った。
4C、3Cなどフレームワークを活用できると良さそうだが、なにより正しく考えることが大事だと思った。
また、クリティカルシンキングを身に付けると、思考の整理もできるし説明するときに自分も相手も分かりやすい。
自分がしっくりくるまで、何度も繰り返し考える。
具体的に考え、なぜ?本当に?と深堀していく。
パソコンを使わずに、紙とペンで考えていく。
他の本やフレームワークの本を読んで、見識を深めたいと思った。
Posted by ブクログ
①目指すものを定義し
②今何が問題なのかクリアし
③目指す姿と現状とのギャップを埋める打ち手を考える
目指すものを定義する際のチェックポイント
具体的に
達成できたかどうかを事実で判断できる
アクションに落とせる
意義が明確
期限が明確
戦略の最終的に目指す姿を定義する
目指す姿の具体化
Posted by ブクログ
ファリシテーション型の内容になっている内容で、分かりやすい。クリティカルシンキングで大事なポイントが3つ、目的を定義付ける。アクションプランが透けて見えるか。課題に対してリソースを集中できるか。この3つを明確にさせることで筋の良い解決策が見出せる。ここでもフレームワークが用いられている。ビジネス思考の基本となるのがフレームワークとなっているのがよくわかった。