みことあけみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『誰が勇者を殺したか』シリーズが大ヒットしている作者の新作ファンタジー。この作者がこだわりを見せる「1巻だけでも楽しめる」作品で、某宮崎駿監督作品の大人気異世界ファンタジーアニメ映画たちを意識して書かれたそう。少し児童書のようなテイストもあり、普段ラノベを読まない人にもかなりオススメできます。
Web掲載分はこの作者らしからぬぎこちなさをどことなく感じさせる面もありましたが、書籍化にあたっての加筆修正でそのぎこちなさは上手く取り払われた印象。言葉を選ばずに言うと粗削りなWeb掲載分に対して、ぐっと完成度が高まり面白さもパワーアップしている書籍版と言えます。
余談ですがこの作者の物語路線は2 -
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購入済み
1巻はだいたいゴブリン
作画著者初の単行本という事ですが、それを感じさせない上手さ。画もシナリオの流れも良い。
楽しんで描いてる感があって、好感が持てます。
1巻は主人公はともかくゴブリン成分が多い巻でした。無料試し読みで扉画の女性キャラにツラレタ人は少しがっかりするかも? -
購入済み
歴史ものと王道美少女
歴史的な考証もしっかりされているようで、背景や設定がしっかりしてて良い。
美少女とのドタバタラブコメも適度に入っていて、緊張感と萌えが楽しめる。
主人公が無双と言うわけではなく、命からがら美少女たちと切り抜けるところに好感がもてた。
10巻までまとめ読みできて、楽しめた。
誤解を招くかもしれないが、織田信奈の野望が好きならイケるかも。 -
Posted by ブクログ
ロボットアニメ世界から現代世界へと転移した主人公エイルンが、愛機エルフィーナを駆りBETAもといマリス相手に無双する話の第4弾。
今回は、過去にあった事件で戦線を離れていた氷室義塾の重要メンバーたちの復帰にかかる部分が軸で。
そのうちの一人である七扇大和が、もう一人の主人公のように物語を進めていきます。ある意味、エイルンよりロボットモノ特有の熱血主人公していますね。
物語後半で大和が大失態を犯し、救いようがないバカかと思いましたが…その直後にネタバレとフォローがあったので安心しました。ああいう心理描写もありなんだと感心しましたよ。
エイルンとサブヒロインの葵とのやりとりを見て、セレンが嫉妬 -
Posted by ブクログ
ロボットアニメ世界から現代世界へと転移した主人公エイルンが、愛機エルフィーナを駆りBETAもといマリス相手に無双する話の第3弾。
今回はアメリカが絡んだ外交パート多めですね。日本とアメリカの複雑な関係性は、やはりこの辺りもマブラヴオルタのオマージュでしょうか。
敵側の謀略により序盤で重傷を負い身動きの取れなくなったエイルンに代わって、今回は2巻までに彼が鍛え再生させてきた氷室義塾の面々が活躍します。こういうのは伏線ではなく布石というべきですかね。
この巻を読んでサブヒロイン・紫貴への読者好感度が上がりました。今まではドン引きレベルの重度アニヲタ痴女子かと思っていたのですが、なかなかどうし -
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購入済み
最初から最後まで主人公が大活躍する回。
道標を失い、腐っていた機兵部を主人公が鍛え、立て直していく所は先の展開が分かっていても面白かった。そしてその結果を戦場で証明した時には、やっぱり嬉しかったです。
まあ、主要女性キャラ達がサラッと主人公に好意を持ってしまうのもお約束ですかね。 -
購入済み
異世界に行った主人公が活躍するのではなく、異世界から来た主人公が活躍する話。
個人的な感想ですが、エヴァンゲリオンに近い。侵略してくる怪物、立ち向かう巨大ロボットとパイロット、それを支援し指揮する作戦本部。あの緊張感が好きだった人ならお勧めです。
主人公は、完璧超人+熱血漢の軍人。その強さと熱さで周りを巻き込みつつ守りつつ戦う場面は、最終局面のアレもあって、かなり熱いです。
イラストもエロ可愛くて文句なし。ただ準ヒロインの二人が、髪の毛以外見分けがつきにくいのは、ちょっとだけマイナスかな。