kaya8のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何とまぁ、読み手をヤキモキさせる、中途半端な終わり方
とんでもない速度で、半ば強引に、それなりのハッピーエンドっぽいオチに納めこんだか
小林大樹先生の『スカイブルー』ほどじゃないが、良くも悪くも、少年漫画らしい終わり方
ただ、一気に読み通して思ったが、kaya8先生の漫画家としての才は、そこまで低くないように思える
単純に、波に乗れなかった、それだけだろう。波に乗るのも、漫画家に必要な能力、並みを作るのも漫画家としての腕の見せ所、と言ってしまえば、そこまでで、身も蓋もないのだが・・・・・・終わってしまってから言うのもアレだが、掲載誌が違っていたら、とは思うストーリーではあった
期待外れにならな -
Posted by ブクログ
ダークファンタジー系。面白かった!
異世界である煉獄の大気は、何にでも変化する力を持っていたけれど、その瘴気は人間にとって有害だった。
その煉獄への扉を開いて、大気を練ることで経済的に成長した国・エイコク。
煉獄への扉を体内に持っていることで猛毒を纏い、隔離され存在を消されたエイコクの王女アルト。
強い体性を持つことから、姫に仕える従者のフォグとともに、煉術師として任務を遂行していく。
猛毒を持つがゆえに、人と接することがあまりなかったアルトは、残酷で純粋で可愛い。とてもキュンとくる。
ツンとしてるようでフォグに甘えてるんですよね。もう、可愛いです。
ふたりともチートwゆえに、バトルは爽 -
Posted by ブクログ
第6巻を読破。
薄闇の幻想物語、ここに完結!
ということで、最終巻です(>_<)
前回、〈完全な存在〉へと生まれ変わったエヴィオールに完敗したフォグたち。
フォグは大ケガをし、〈人造人間〉としての異能とアルトを奪われてしまって。
フォグだけではなく、キリエやレキュリィまで異能を奪われてしまいました。
四幕、五幕と、思わず「救いはないんですかー!?」と叫んでしまいたくなるような展開に、ドキドキハラハラしてしまいました。
今回、フォグたちには心強い味方が登場しまして。
今までは敵にばかり協力者が増えていましたからね。
強い武器などではなく、精神的に心強い味方。
〈ローレンの雛〉 -
Posted by ブクログ
第5巻を読破。
前回の感想で「ユヴィオールってもしかしてアレなんだろうか」とか言っていましたが、冒頭で「やっぱりかー!」と叫びました。
やっぱり彼はアレだったんですね、と。
思っていたのに!!
まさかのどんでん返しにびっくりしました。
やられた……作者さんにやられました……。
こういう仕掛けとかすっごい好きです。
けれど、あの人があれだけで退場というのもなあ。
いいとこ取りって感じで決着がついてしまっているが、いいのか、それで?
と、すでにいない人に向かって問いかけてみる。
笑
それにしても――
救いはないんですかー!? と言いたくなる、そんな怒涛の展開でした。
トリ -
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第4巻を読破。
表紙がイオさん&アイリスさんで。
口絵イラストには殺戮博士さんと一緒のやつがあって。
本文読んでいたら、なんだか「イオさん離脱か!?」と不安になってしまいました。
なので、肝心なシーンでは本気で「イオさん逃げて! ちょー逃げて!!」と思ったり。
ツイッターでも叫んでいました(^-^;)
フォグたちの味方だった人が敵になったりしていくものだから、すっごく不安で心配でした。
助かったときはほんと安心した。
それにしても今回は怒涛の展開。
時間経過は一ヶ月とかだけど、その分事件が濃密というか……。
トリエラさんが再登場したのですが、清々しく狂っていて怖かったです。 -
Posted by ブクログ
表紙を見て迷わず買い。
生まれてからずっと世界と交われずに成長してきた少女
そこに存在するだけで、周囲を拒絶する毒を垂れ流す存在。
彼女の世界は地下牢と大事な人が数人のみ。
他者との交流がほとんど無いせいか、幼く残虐で、そして儚く脆く。
その彼女の毒を障害としない唯一のヒト…。
彼にもまた重い過去があったり。
まさかそうだとは思ってもみませんでしたよ。
少女の戦闘服がとにかく可愛い!
袖の無い背中が大きく開いた上に、裾が長めのドレス
スカート部分は鎧付き。
二の腕まである手袋?袖?とかとか
もう最初の椅子に座ってるカラーとか可愛すぎます!
<あらすじ>
現世のひとつ下の階層に位置する異 -
Posted by ブクログ
囚われの姫とその従者である少年騎士の物語。
少女小説とかでよくありそうなネタ。個人的に大好物です。
そして2人のチートすぎるスペック。どことなく中二っぽくて熱いバトルを広げてくれます。
なんだこれ。超おもしろい。読み始めてから最後までワクワクが止まりません。
もちろん2人の強い力には色々と暗い事情があって、藤原さんの作品の魅力はそのシリアスな背景を持つ登場人物の心の駆け引きだったり行動だったりするので、そこにも期待です
一つ不満点があるならば、ヒーローのフォグが目立ちすぎてヒロインのアルトの影が薄い点。カワイイのに…!
次巻はもう少しアルトの活躍がありますように!