佐藤恵美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
職場でクセが強い人、付き合うのがメンドクサイ人は皆から敬遠される傾向にあり、誰からも相手にされなくなった結果、組織の中で干されてしまい十分なパフォーマンスを上げることができていないと思う。
発達障害の症状は幅が広くグラデーションのようなものであり、誰にも当てはまるのではないか。もちろん、自分自身にも当てはまる要素は十分ある。
今の会社は、皆が常識人で空気の読めるスマート社員を良しとする「同調圧力」を強く感じる。正直、スマートな社員同士でも波風が立たぬよう気を遣い合うのは大変ストレスがかかること。むしろ、ちょっと個性的な人達と付き合い続ける方が、同じストレスの負荷を感じるのであれば、多様な人材の -
Posted by ブクログ
発達障害の人が業務においてどのようなことに困っているか、実際に直面した時に本人はどう対策すれば良いか、上司はどう接すれば良いかが書かれている。
発達障害傾向の理解を深めるのに役立つ。
ここで挙げられている、12の事例の中には自分にも当てはまるものがあったりするが、私の場合は注意すれば直せる側面もあるので、必ずしも発達障害ではないだろう。
結局、自己理解が大事であり、自分はどういう傾向があるというのをしっかり認識しておけば、
少しの工夫で仕事をきっちり回す努力ができるように思う。
程度は異なれども発達障害は
誰にでも当てはまる可能性があるということである。
私の理解不足かもしれないが、な -
Posted by ブクログ
どこの業界もそうだと思うのだが、本当に人手不足極まりない。そんな誰もがギリギリで働いている環境の中、すぐメンタル不調で休まれたり(休むのは構わないんだけど、仕事丸投げやほったらかしは本当に困る!)、何度も同じようなミスをされたりするといよいよこちらが参ってしまう。題名から「どのようにフォローするのか」と勘違いしていたのだが、「どのように自分のメンタルを保っていくか」にフォーカスした内容であった。睡眠、マインドフルネス(今、ここ!)、認知行動療法、客観的に自分の心を見る、主体的に物事を捉える…など、知っていても実践できてないことをもう一度振り返る良い機会となった。そして何より、イライラしていた自
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Posted by ブクログ
そぉそお!そぉなんだよ〜、、しんどいんだよねー
っていう、分かる〜!ができる本。
特段、新しいことが書かれていたり、革新的な「技」を紹介しているわけではない。
ただ我々はその「分かるわ〜」に飢えているんだ。
本文にも該当項があったので、意図的にそう書かれているんだと思うが、カウンセリング的な文脈で進んでいく。
特に憐れむことも、甘えとすることもなく、特性が淡々と語られて整理されていくのが、読んでいて安心できた。
正直、9時5時の仕事において、この特性は損にしかなり得ない。
助けを求めて本を読んでも、あなたにしかない個性だとか、人に頼れとかそれは甘えとか、時間管理をするためには時間を管理しよ