みやびあきののレビュー一覧
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購入済み
一歩
好きというのはどういうことだろうか。
誕生日ってとくべつなの?
人それぞれの答えがあるんだろうけど、当たり前だと思っていた感情や出来事なんかを改めて思い巡らすひとときだったな。
今となっては、考えもしないようなことなんだけど。
そんなひとときにコーヒー一杯あるといいな、と思いました。 -
購入済み
ただいまとおかえり
ただいまとおかえり、言葉のあたたかさにグッときました。
少しづつ近づいたり、ちょっと距離ができたり、そんなふたりをゆっくり応援したくなるお話でした。
そして、コーヒーを自分でも入れたくなりますね。 -
購入済み
しづかさんのかこ
この巻で今まで謎めいていたしづかさんのことが少しづつ見えてきました。
マスターとの出会いからマスターの人柄に少し触れることもできました。
あの喫茶店に通う人が優しい雰囲気の人が多くて、新たな香りも読んでて楽しめます。
あ〜コーヒーゼリー食べたくなっちゃいました。 -
Posted by ブクログ
徐々に近づく健吾との再会。それが雷鳴のように突如訪れるのではなく、幾つも下準備を重ねた上で訪れる展開は良いね
だから紫都香にとって健吾との再会は衝撃ではなく、過去の自分と向き合う機会の意味を脱しない
爽介と彩の関係は紫都香にとって示唆に富んでいたね
中学時代の同窓と時が経ってから再会し『好き』を確かめる為に3回だけ会う約束をした2人。それはまるで恋物語のようで誰だってそのままゴールインしたと思ってしまう
でも、結果は「わからない」だった。だというのに爽介は『わからない』を終わりの合図とせず更に逢瀬を深めて結婚に至った。
そんな2人の経験は紫都香にどう映ったのかと気になってしまう
この中で健吾との過去に囚われる紫都香を見続ける貴樹の心情変化は印象的
紫都香に告白した健吾の存在に心揺らしモヤモヤしつつも、紫都香に心から笑って欲しいとも願ってしまうからその引っ掛かりである健吾との再会を促してしまう
ここで素晴らしいのは押し付けるような形で提案しているのではなく、紫都香の心に寄り添うような形で提案している点
紫都香を真剣に慮る言葉はそのような形だからこそ紫都香の心に届くのだろうね
そして訪れる健吾との再会
健吾が思っていた以上に丁寧というか、紫都香の内心を最優先するかのような姿勢で言葉を発してくれたのが良かったというか
意外だったのは健吾の『好き』も明確な好意を伴ったものではなかったことか。紫都香の心を何年も囚え続けたその言葉は一方で紫都香と同じように『好き』を理解しきれていない部分があった
こうして健吾が明け透けに自分の幼い『好き』を話してくれたから、紫都香もずっと引っ掛かりを持ち続けていた自分の『好き』を話せたのかな
『好き』が歪んで家族の崩壊に繋がった紫都香の家庭環境。それを思えば紫都香は『好き』が判らないのではなく、『好き』を受け入れたり向かい合うのは怖いけれど、誰かを好きになれる人になりたいとのそういった矛盾が混ざり合って紫都香を縛り続けていたのだと伝わってくるようだった。
18話で貴樹は紫都香は健吾と恋人になったのだろうと推測し紫都香を祝福した
この行動って実は兄の正樹を越えているかも知れない行動なんだよね。正樹は本格的に紫都香を好きになる前に離れる事になったから貴樹の恋を純粋に応援できた
でも、貴樹は充分に好きになった後であっても自分の想いを堪えて紫都香を祝した
これは貴樹が大人により近づいた明確なシーンだったのではないかと思えてしまう
文化祭で喫茶店をやることになった貴樹。それは喫茶店とはどのような空間が素晴らしいと思われるのかという思索を進めることになり、同時にユカリの店内に溢れる前マスターや紫都香の想いを汲み取ることに繋がるのかな
この流れは第2巻で描かれた客とマスターの関係を踏み越える流れを更に進めるものになりそうだ -
Posted by ブクログ
第1巻では大人への憧れを苦いコーヒーを通して描いていたけど、第2巻ではその点を大きく変えないまま更に踏み込んで、そもそも大人とは?という点や子供から憧れる姿とは?という点にも言及しているように感じられた
いわば、味の深みが増した印象
その中で紫都香の人間性や事情も見えてくるシーンが有ったね
前巻ではほぼ全シーンが貴樹の視点で描かれたことを考えると、こうして紫都香の視点で描かれるシーンが挟まさった点は物語の奥深さを生み出すね
そうした背景もあってか、貴樹が紫都香を理解しようとする言動ばかりではなく、紫都香が貴樹を理解しようとする姿勢を見せたことは驚きだったかな
突然言われたら印象に残ってしまうだろう「クリームソーダの似合う男になります」宣言。紫都香はそれを覚えていたどころかその意味を考え続けていた。それが貴樹の心を感じる中で理解に至ったというのは何気に大きな意味を持った展開だったように思う
貴樹が紫都香の心に触れたいと感じるのと同じように紫都香も貴樹の心に触れてくれた。だから苦いコーヒーの思い出を語らうことが出来たのだろうね
そういった事が有ったからか、貴樹と紫都香の関係は単純な客とマスターの関係を一歩踏み越えるシーンも生まれる
店に来たら花屋のお婆ちゃんに渡そうと思っていたクッキーは突然の怪我も有り渡す機会が失われてしまった。そこで自分に回し渡されたクッキーの意味をしっかり考えた上で行動を起こした貴樹は素晴らしいね
あの瞬間、貴樹は確かに紫都香とお婆ちゃんの縁を結んだと言える。だから店に戻ってきた際には「おかえりなさい」と言って貰える
2人がした特別な日に関する約束。それが果たされることをつい願ってしまうね
辛い子供時代の家庭環境から「すき」を判らないままの紫都香
これから訪れるかも知れない健吾との再会は紫都香に何を齎すのか、そしてどうしたら紫都香は喜んでくれるのかと考え始めた貴樹はその状況に何を見る事になるのか
この巻の内容だけでなく、次巻まで気になってしまうなんて実に味わい深い作品ですよ -
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しづさん可愛い。しづは見かけはとても大人っぽい雰囲気ですが実際はおっとりしすぎていてちょっと抜けているところもあってそこが可愛いです。主人公とどのような関係になっていくかが楽しみです。
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Posted by ブクログ
2,3巻でこの作品はどこへ行くのだろうという不安も見事に吹き飛ばしてくれる素敵なラストだった。無難な着陸と言ってしまえばそれまでなのだが。
序盤は高柳に現れた妄想少女を探る話の続き。中盤からラストに向けて高柳とあすみのモジモジ恋愛模様・・・途中こじれてかなりドロドロになるけど。
佐島君と利沙が良い人すぎて泣ける。あすみ達と正反対で竹を割ったような性格なところも好き。私としてもぜひお友達に欲しいです。あすみ爆発しろ。
なんだかんだで最後はうまく収まる。佐島君と利沙がかわいそうだが、恋ってこんなもん・・・だよね?(恋愛未経験者の感想)
ちょうどグダグダしないいい感じでの終わりなんだろうが、他の妄想少女達も見てみたい気がするから、ちょっと残念。