みやびあきののレビュー一覧
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購入済み
わりかし誰でもあると思う。学生の頃に店員のお姉さんに憧れて飲めもしないコーヒーを飲みに毎日のように喫茶店に通ったことが。自分が少し大人になったように感じて。何もかもが懐かしい
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Posted by ブクログ
ネタバレ結構すんなりと最後となりました。
お隣の幼馴染みの少年が好きな調子者の少女あすみが
謎の虚無僧から貰ったコンタクトレンズで片思いの打破をして行こうという話です。
そのコンタクトを装着すると男性の理想とする女性像が見えるという仕組み。
男性の理想やエロい妄想が元となっている少女なので様々いますが
その中でクラスで実際にいる美少女をモデルとしている妄想少女リサと交流を交わす様になり
あすみは彼女のアドバイスの元で次第に自分を変えていこうと心掛けます。
様々な問題が起こり、あすみも解決に働くことで片思いの相手高柳少年との距離を
より縮めようとしていきます。高柳少年もあすみに恋している様だったのですが、
高柳少年に現れていなかった妄想少女が出現、
心移りを案じていたところに妄想少女と同じ姿の少女までが現れ、
状況は思わぬ方向へと動いていきます。
中学生の恋愛ですから、まだ子供っぽいですが、皆ひたむきに考え悩む姿が
丁寧に描かれていると感じました。
妄想少女とのつきあいが暴走しがちだった自分に歯止めを少しずつかける切欠となり
同級生との関係がとても中学生らしい青さが漂っていますが、
妙に大人びているよりはよいのではないでしょうかね、今時。
成長していく以上何時かは親しくなった妄想少女達とも別れなければならない、
そうした部分もきちんと書いて物語を締めくくっているのは好感が持てました。
イラストはイラストレーターが漫画も描き始めたせいか、
前と比べ幾分粗い気もしました。 -
Posted by ブクログ
謎の虚無僧にコンタクトレンズを貰い、主人公の女子中学生が装着してみた所
男性が妄想する理想の女性が見えると。
その妄想少女と交流する事で、独りよがりであったり、思慮が足りない主人公が
色々と考えて行動していくという話です。
女子中学生の言動が生き生きとしており、ありそうに飛んでいながらも
その浮ついた所を妄想少女という存在が地に足を付けさせる構図が面白いですね。
ラノベでよくある主人公のパターンを少女に当て嵌めている所が他の作品と幾分異なり
今時の女性の積極性と相俟って爽快であるかも知れません。
少年だったら最早ありきたりなのですよね。そのくせ不自然にもてたり。
少女というのは基本的に可愛い存在ですから、それで緩和されている印象があります。
同じ男性としても頭に思い描く女性像がこう言う形で現われるのは面白いと感じます。
理想像に近いのですから基本良い女ですし、そうした妄想少女達と
実在の女子中学生が交流を持ち、自分を磨くという展開も違和感を覚えませんし面白いです。
最初の巻では理想像とそのギャップ、恋愛についてのこの年代の不器用さが
上手く表せているのではないかと思います。
先の展開に期待が持てる作品ですね。 -
Posted by ブクログ
1巻は1巻だからこそよかった気がするけど、ここまで人間関係ドロドロになってくると現実離れ半端ない気がする・・・現実にこういうクラスあると困るでしょJK。
今回は高級ホテルのチケットを巡って騒動が起きる。前巻の書き初め事件の犯人だった仁島さんに万引きやチケットを盗んだ疑いが次々とかけられる。それをなんとか解決しようとあすみやその周りが奮闘したりしなかったりする話。
仁島さんを好きな沢田が物語大きく関わってくる。ネタバレしない程度に言うと・・・マジキチ?(ぇ
虚無僧の立ち位置がよくわからん。記憶が正しければ1巻はそんなに介入してなかったよね・・・?今回サポート入り過ぎだろうw
今回ようやく前巻からの大きな流れに一つ区切りがついた気がする。これで改めて高柳君にむかってあすみはどうするのか、という恋模様を見れるのかな?何しろ今回寄り道・回り道ばっかで高柳君の心の中は穏やかじゃなかっただろうね。だからこその・・・w
こんなちょっとカオスな話だけど、利沙とあすみの友情の物語として見ると普通にアリな気がしてくる不思議。
てか妄想少女に全く触れてなかったけど、読んでる側もなんかもう普通にいるという認識だし、なんか都合のいい存在になってきてる気がする・・・元々それこそが妄想少女なんだが。その分今回はリアルサイドの人達が活躍するからこれはこれで良かったと思う。 -
Posted by ブクログ
非少女向けレーベルとしては珍しく女子が主人公のラノベ。
さらに主人公は中学生ときた。これはなかなか珍しい。
話としては主人公・あすみが好きな高柳君の彼女を妄想少女と共に探すというもの。
妄想少女というのは男子の理想の女性像で一人の男子に一人の妄想少女がいるのだが、高柳君には妄想少女がいない≒彼女がいるということらしい・・・(以下はネタバレの為自重
どっちかというと少女向けのラブコメな感じ。読んでてこっちが恥ずかしい。でも、そんな彼女たちが好きだ。空回りするところとか嫉妬したりとか、あすみが表情豊かに動きまわる。
一つ、あすみの口調が引っかかっていたが、やはり理由がちゃんとあった。
てか理由ないとあすみがただのアレな人に・・・ -
Posted by ブクログ
将棋漫画と言えば、『3月のライオン』くらいしかまともに読んだ事がない人間なのだけど、それでも本作は特異に感じられたな
プロの将棋界と言えば、悠月が作中で説明しているように昇級・昇段が目に見える形で競われている世界の印象が強い。外野からそう見えるのだから中にいる人達はもっと熾烈な印象を覚えていたって可怪しくない筈で。
これはプロだけでなくアマの世界にも見えるね。互いの棋力を確かめる意味もあるのだろうけど、名前を名乗るのと併せて級数を名乗り合うなんて将棋以外ではあまり見られない光景だろうし
ただ、プロとアマだとその級数に纏わりつく重さがかなり異なるようにも見えるね
本作は悠月の挫折から始まる。それは実力が否定されただけに留まらず、彼の”好き”が変色していたショックも含まれていたのだろうな
それは向き合う事すら難しい感情だから露凛の誘いにも向き合えない。反面、将棋の教本は捨てられないし箱も閉じられないのだから未練は有る、というか未練が有ると自分自身に伝えようとしているかのようだったね
そんな彼にとって少し無理矢理な形で、勝利の報酬も有る勝負はとても都合が良いものだったんじゃなかろうか?あそこまでの条件が揃っているなら話を受けるのは”仕方ない”から
露凛の実力はかなり不足、悠月の感情を揺らがすものではない。だから悠月が揺らいでしまったのは実力ではない部分、負けそうな局面なのに楽しそうな表情。それは悠月が奨励会で忘れてしまった将棋への”好き”の具現だね
露凛は悠月が無くしたものをとても大切に持ち合わせている。彼の小さな「僕も楽しかったよ」には久方振りの眩しい感情が籠められているように感じられたよ
露凛と出会ったばかりの頃の悠月には奨励会的な価値観が纏わりついたままに見える
だから露凛との対局で将棋の楽しさは思い出せても、将棋会館で同じ楽しみは味わえない。というか、露凛とがそうであったように盤面上の実力では彼は楽しめない
その象徴が夜野達との対局か。三面指しで奇襲B級戦法なんて無茶苦茶を仕掛けられても悠月は楽しさを覚えない。露凛も混ざり夜野達と並んで対局する姿にようやく心の高揚を覚えるんだよね
それは悠月が奨励会よりも部活動方面に適性があったというより、そうしたワイワイ楽しむ将棋をこそ彼は好いていたのだろうと思えるシーンだったよ
最初に述べたように、私の中で将棋作品ってもっと棘々しているというか、どうしたら上へ行けるかとピリピリした雰囲気が漂っている印象が強い
それだけに棋力としてはそこまで高くないメンツが集まって部活動として将棋をする本作の雰囲気は独特に感じられるね
ただ、その為にピリピリした雰囲気でやって来た綺莉香に対して悠月の拒否反応が出てしまったのは仕方ないのかもしれない…
そもそもその前に話に出ていたのは高校竜王なんて上を目指す話だったわけだし
罅割れそうな心の行き先を再設定するにはやはり露凛との対局が必要で
というか、この娘は本当に悠月の”好き”を揺り戻してくれる良い子だね。でも悠月が露凛のそういう面を知ったのは対局を通してで、翠峰も同じように対局を通して露凛の人柄を知っている
それに倣うなら綺莉香に今の自分を正しく伝える為にはそれこそ対局の場へ向かう必要があり
タイトルを目指す戦いだけど、奨励会のような上を目指す戦いとは少し違う高校竜王。この部活動は悠月の将棋人生にどのような彩りを齎す事に成るのだろうね?