岩本茂樹のレビュー一覧

  • 自分を知るための社会学入門

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    時よりなんでこの本もっと話題にならないんだろって思う本ありますよね?まさにそれです!
    この本は大学2年の頃に教材として使われましたが、僕はそれ以上の価値があると思っています!
    大学生で授業を受けてる時ってなんか面白くないなーとかすごく薄っぺらいものに感じたことありませんか?それって日本教育的に大丈夫なのって思いますよね。
    明治を生きた夏目漱石も三四郎にて「日本の大学においては人としての心が押しやられ、深みのない単に薄っぺらい知識のやり取りが行われ、学生はその知識をただコピーするに過ぎない」と、これは今を生きる私たちにも当てはまるのではないでしょうか。
    だからこそ読んでほしいです。作者の人生に立

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    2023年10月29日
  • 自分を知るための社会学入門

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    著者の岩本茂樹さんは大学教員のみならず、小学校、中学校、高校でも教員としての経験があるらしく、そのためか本書でも自身のエピソードトークと関西弁を交えながら面白おかしく社会学について解説してくれています。

    もちろんただ面白いだけではなく、多くの人にとって身近な話題を切り口として社会学の扉を開いていきます。

    各章末には、章で扱ったトピックについて考えを深めるための「深めてみよう」コーナーや本文中で取り上げた参考文献の記載があり、さらに自身で学びを深めるための契機になると思います。

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    2020年04月23日
  • 教育をぶっとばせ 反学校文化の輩たち

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    一読してあまりに”生徒寄り”とも感じたが、
    定時制ならではのクラス経営「教師間の擬集性よりも、生徒と教師の関係づくり」故か。
    あとがきにある「彼らの語りに耳を傾け、異質と見えた彼らの文化・文法を
    学ぼうとする姿勢〜」と「私たちがいかに一面的に社会を捉えようとしていたかに
    気づかせてくれる〜」は深い言葉だと思います。
    もちろん自分にも一本芯が通ってないと単なるその場しのぎにしかなりませんが^^;

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    2009年10月04日
  • 自分を知るための社会学入門

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    自分も経験したことあることを社会学を使って学べるようになっていて、エッセイみたいに気軽に読めて面白い。

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    2023年09月25日
  • 「コミュ障」のための社会学 生きづらさの正体を探る

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    「社会学的に見る」という表現が印象的だった。
    今まで見えていた世界に別の見方があることを知ることができる本。

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    2023年01月21日
  • 先生のホンネ~評価、生活・受験指導~

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     著者も終盤で述べているが、芥川龍之介の『藪の中』形式で、先生それぞれに教育理念があり、良くも悪くもそれぞれの想いを持って生徒の指導にあたっていることを準ノンフィクション小説仕立てで紹介している。ここまでカチューシャについて熱く語っている本はあるだろうかと思うほどで、最初はカチューシャどうでもいいと思っていた私も、先生の多様な考え方に引き込まれていった。教育者という立場上、最低限舐められてはダメなんだろうが、事例を端から見ている分には、もう少し生徒と話そうよ、と感じる。

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    2022年02月07日
  • 先生のホンネ~評価、生活・受験指導~

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     「生徒のため」が本当に生徒のためなのか、考えなければならない。教員のとった行動が、教員の独りよがりになってしまう場合、教員の保身のためになっている場合がある。教員を志す者としては、問題に対しての根本的解決につながるかという視点を忘れてはいけないと感じた。
     
     

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    2021年07月31日
  • 自分を知るための社会学入門

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    社会を形成する人間が、その社会のなかでどう個人としてつながっているのか

    それを様々な視点で論じるのが社会学なのだな

    そしてそれを学ぶことは、個人としての自分を俯瞰で見ることにつながるんだと思う

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    2021年05月05日
  • 先生のホンネ~評価、生活・受験指導~

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    この本は面白い!!!
    一人称の視点のみならず、登場される各先生の視点から、問題への意見電話考え方が書かれており、
    教育のみならず、人間は十人十色だと考えさせられた。

    一人一人の教育論や、出世への取り組み、
    生徒を取り巻く環境で先生が置かれている立場によって考えが異なる事を学ばさせてもらった。

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    2021年04月14日
  • 思考力を磨くための社会学 日常こそが教科書

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    社会学の本。
    社会学とは何か?文学や映画、音楽などのメディア作品から
    それを読み解いていく内容。
    ところどころでは、非常によく考えないとわからなく
    なってしまうところもありますが。
    読んでいて、すんなりと面白く読める内容でした。
    社会学って面白いと思いました。

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    2019年01月21日
  • 自分を知るための社会学入門

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    普段、何気なく行っている行為や発する言葉、関係性のどれもが社会学の対象となる。

    何気なく見えないところに力関係が発生してたり、何となく疑問に思ってたところをうまく言葉に出来るようになる。

    著者の経験談や身近な例、小説や映画から様々な基礎的な社会学用語を使って説明していく。


    久しぶりに社会学に触れたり、社会学に興味を持った人にはオススメの本。
    読みやすい。

    昔、岩本先生の講義を聞いた時にも聞いた話がたくさんあって、それを思い出すように読みました。

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    2015年12月28日
  • 先生のホンネ~評価、生活・受験指導~

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    事例に沿って説明されており、先生の視点が少しですが見えたような気がした。一概に全員が納得する教育、全員に賛同されら教員は存在しえないということに改めて気付かされる。

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    2014年07月28日
  • 教育をぶっとばせ 反学校文化の輩たち

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    学校の常識が通用しない定時制の生徒。
    それを押しつける教師。
    輩たちは社会を全日制の高校生よりは知っている。

    定時制においては教師同士より生徒とのつながりの方が重要となる。当初はそれに違和感を覚えるが、暴走族や赤点、制服の問題等々から生徒たちとの心と心をつなごうとする教師の実体験。

    少しだけ世界が広がった気がした。

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    2012年02月23日
  • 教育をぶっとばせ 反学校文化の輩たち

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    モンスター(関西では「輩」と呼ぶ)たちに、学校の常識は通用しなかった。
    「ゲリラ的コミュニケーション」で格闘するうち、「学校の常識」の方こそが特殊なのだと、彼らは教えてくれた。
    教育崩壊を最前線で死守する一教師のリアルでクールな戦況報告書。

    [ 目次 ]
    第1章 夜間定時制にようこそ
    第2章 ゲリラ的日常
    第3章 輩たちの文法
    第4章 制服の魔力
    第5章 蟻地獄
    第6章 分かち合えない関係
    第7章 赤を黒に変えろ―成績評価をめぐって
    第8章 ノイズがメロディになるとき

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2011年04月16日
  • 教育をぶっとばせ 反学校文化の輩たち

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    「おい、百円やるからジュース買って来い」と生徒からいきなり言われたら、どう対応していいかわからない。でも対応しなくてはいけない。そして、この対応を間違えるととんでもないことになる。ドラマのような一発逆転の答えなどあるはずもない。教育現場の生々しい闘いが、次々と繰り広げられる。教師は組織で対応できない状況であり、自分ひとりで考え、闘い続けなくてはいけない。読んでいるだけでパニックになりそうな展開にやきもきするが、これが現状なのだ。しかし、何とかしなくてはいけない、と観客席で考えている人がほとんどなのだ、自分も含めて。

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    2009年10月04日
  • 「コミュ障」のための社会学 生きづらさの正体を探る

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    社会学という見方で物事を見ると、今まで見ていたこともまた違って見える。それにより、自分も少しだけ変わることができるのかもしれない。

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    2024年02月28日
  • 「コミュ障」のための社会学 生きづらさの正体を探る

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    あくびをすることで退屈さを表現する。立場が下の人を、わざと待たせて自分が上流階級であることを強調する。
    このように、言語を伴わないコミュニケーションがある。
    言語を重視する自分には、あまりなかった概念である。
    世の中には、コミュニケーションにおいて、言語以外のものを重視する人もいるのではないか、という気づきを得ることができた。また、人と話すとき、言語以外の部分にも着目してみようと思えた。

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    2023年11月08日
  • 「コミュ障」のための社会学 生きづらさの正体を探る

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    大衆の行動心理がこういうものなのかと、感じた。それなら自分はこっちに進もうと、ある意味俯瞰的に考えられるようになった。

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    2023年01月12日
  • 「コミュ障」のための社会学 生きづらさの正体を探る

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    社会学が何かということをずっと知らずにいたが、本書でおぼろげながら、少しイメージが湧いてきた。自分の視点、自分の思考の枠組みを破って見たり考えたりすることが大切らしい。フーコーだのメルロ・ポンティだのソンタグだのニーチェだのと出てくるので哲学のようでもあるけど、文学作品を使って社会学的気付きを指摘するところなどは中々面白い。コミュ障でなくても読んでいい。

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    2022年07月20日
  • 「コミュ障」のための社会学 生きづらさの正体を探る

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    ネタバレ

    大学生の8割はコミュ障だと思ってるだろうから、おそらくひっかけられるというイメージかなあ、内容はいたって穏当。

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    2022年05月20日