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「己がしたことぐらい、己で始末せんかい」。「日直は黒板を消して」と岩本さんが言ったとき、生徒から返ってきた言葉です。全日制から定時制高校の教師になった岩本さんが、「ゲリラ的コミュニケーション」でモンスター(関西では「輩=やから」と呼ぶ)たちと格闘する日々を活写します。しかし輩たちは、実は「学校の常識」の方こそ特殊なのだと教えてくれたのでした。これは教育崩壊を最前線で死守する一教師の、リアルでクールな戦況報告書といえましょう。
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Posted by ブクログ
一読してあまりに”生徒寄り”とも感じたが、 定時制ならではのクラス経営「教師間の擬集性よりも、生徒と教師の関係づくり」故か。 あとがきにある「彼らの語りに耳を傾け、異質と見えた彼らの文化・文法を 学ぼうとする姿勢〜」と「私たちがいかに一面的に社会を捉えようとしていたかに 気づかせてくれる〜」は深い言...続きを読む葉だと思います。 もちろん自分にも一本芯が通ってないと単なるその場しのぎにしかなりませんが^^;
学校の常識が通用しない定時制の生徒。 それを押しつける教師。 輩たちは社会を全日制の高校生よりは知っている。 定時制においては教師同士より生徒とのつながりの方が重要となる。当初はそれに違和感を覚えるが、暴走族や赤点、制服の問題等々から生徒たちとの心と心をつなごうとする教師の実体験。 少し...続きを読むだけ世界が広がった気がした。
「おい、百円やるからジュース買って来い」と生徒からいきなり言われたら、どう対応していいかわからない。でも対応しなくてはいけない。そして、この対応を間違えるととんでもないことになる。ドラマのような一発逆転の答えなどあるはずもない。教育現場の生々しい闘いが、次々と繰り広げられる。教師は組織で対応できない...続きを読む状況であり、自分ひとりで考え、闘い続けなくてはいけない。読んでいるだけでパニックになりそうな展開にやきもきするが、これが現状なのだ。しかし、何とかしなくてはいけない、と観客席で考えている人がほとんどなのだ、自分も含めて。
[ 内容 ] モンスター(関西では「輩」と呼ぶ)たちに、学校の常識は通用しなかった。 「ゲリラ的コミュニケーション」で格闘するうち、「学校の常識」の方こそが特殊なのだと、彼らは教えてくれた。 教育崩壊を最前線で死守する一教師のリアルでクールな戦況報告書。 [ 目次 ] 第1章 夜間定時制にようこそ...続きを読む 第2章 ゲリラ的日常 第3章 輩たちの文法 第4章 制服の魔力 第5章 蟻地獄 第6章 分かち合えない関係 第7章 赤を黒に変えろ―成績評価をめぐって 第8章 ノイズがメロディになるとき [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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