「私はオープニングで派手な脚光を浴びたいのではなく、長く続けるほどに本当の価値が生まれてくるものをつくりたいのだ」
張り合うことや負けないこと、見返そうという気持ちをエネルギーに変えるようなやり方は、私は好きではありません。それよりも、自分の役割を果たしたり、自己を成長させたり、居場所をつくるため
...続きを読むに仕事をするほうが、今の時代には合っている。
成功のポイントは、目の前のとても小さいものに宿っているのです。
ある業務について「これをやっておいて」とだけ言う上司のAさんと、「これを夜の8時までにやって、できた時点でメールして」と言う上司のBさん。当然、Bさんのほう、人を育てるのが上手です。Bさんは、評価のポイントの数を明確に増やしているからです。Aさんは「できたかどうか」という1点についてのみ、部下を褒めることができますが、Bさんは「できたかどうか」「8時までにできたのか」「メールで報告ができたか」と褒めるポイントが3点あります。また各ポイントについて具体的に注意したり教えたりすることもできます。
知らないことは罪だ。人間関係は、まず「正しく知る」ことから。
仕事というものが持つ素晴らしい側面を、自分の人生の中に取り込んでいったほうがいい。仕事の種類は何であってもいいと思います。そこには「本気」」が必要。「所詮パートだし」「3時間のお小遣い稼ぎだし」というスタンスでは、見えないものがあります。
<仕事の依頼が途切れないのは「責任の設定の高さ」>
例えば、
依頼内容:20店舗の展開と成功が可能な業態の最初の1店舗を作る
→研修は私の仕事に入っていないけど、このままじゃサービスが悪くて、リピーターが付かない。社長にとってこのビジネスは初めてのチャレンジ。人材教育は難しいだろう。マニュアルは私が作ろう。
→プロモーションのことを全然考えていない。依頼された業務には入ってないけど、プロモーションにも口出しさせていただいてもいいですかと相談しながら仕事を進めていく。
志が高い方から話を聞くには「この人ならトップに会わせても恥ずかしくない」と思ってもらえる人にならなければなりません。もちろん身なりや振る舞いも含まれます。
仕事の内容をちゃんと知らずに「したい」「したくない」と言わない。
自分の仕事がつまらないと思っている人を根本から変える、魔法の言葉は「ノーと言わない」。
「私が経験した秘書というのは、こういう仕事です」と自分の言葉で人に説明したりアドバイスできるようになるためには、どのくらい必要か。3年が一区切り。3年間はがんばろう。
「自分の居場所がない環境」に置かれたとき、無理だと諦めるか?
仕事の辞退を社長に申し出ると
「僕はあなたを見込んで『あなたならやれる』と伝えました。それを断るほどあなたは偉かったんですか?」
「偉くないです」
「では、どうするのが正しい態度ですか?」
「一生懸命、頑張ることです」
大変な状況になると、自分ばかりが苦労していると思っていないか?自分のために何かしてくれる人は、それ以上に尽力してくれていることがよくある。大変なときこそ、自分を労わるより、相手への敬意を忘れないこと。
晴れた日に道の真ん中を歩くように、仕事をする。
どんな仕事も喜んで引き受け、完成させる。そうすれば自分の居場所は自然と増える。そんな仕事であれ、振られたということは、「それをやる能力がある」と期待され、また「実際にできるか」を見られているということです。喜んで引き受け、良い形で完成させる以外に選択肢はないと、今の私は思うのです。
間違いに気づいたときのベストな行動は「できるだけ早く、やり直す」。
変化に対応することで、人は成長する。
今目の前にいる人に誠実であれ。それが、正しい「人脈」の作り方。
人生は自分一人の力だけで走り抜けられるものではなく、応援団が必要です。
あなた自身も誰かの応援団になってください。誰かを真剣に応援する人のもとには、応援が必ず集まります。